山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中歩・春の打上川治水緑地(ⅰ)

2020年03月30日 | 我が街中歩
2020年03月20日(金)
『我が街中歩』
<春の打上川治水緑地(ⅰ)>
6時11分と、いつもと比してほぼ1時間遅い時刻からのスタートになったが、
昨晩、裏家へと帰った娘や孫達がやって来るのが、今日は春分の日で子供達は学校が休みゆえ、
今朝やって来るのは遅くなるに違いないだろうと思い、ゆっくりと街中歩を愉しむことにする。
昨朝、打上川治水緑地を歩くときに我が眼に留まった、開花する花の姿を写真機に収めたいと思考し、
今朝は写真機を携え治水緑地にやって来た。
打上川治水緑地の外周と内周を一周ずつ歩く。先ずは外周の直線道には、まだまだ水仙がしっかりと残っている。

西方の金網越しに、ヤブツバキの赤の花弁を数多見ることになる。
南方には白色のユキヤナギが先日よりも更に東へと拡がっていた。
先日、数輪の白花が咲いていたコブシの木を左手に見つつ下方に眼をやると、
内周にある二本のコブシの木には白花がしっかりと付いていた。

いつものように、西方より内周へと移り、東方へと進むと右手に華やかな桃色の花を数多つける樹木が現れたが、
名称が分からない。残念ながら名札が掛かっていない。

先ほど外周より見た数多の白花が咲く二本のコブシの木を通り過ぎると、直ぐのところに黄花のラッパスイセンがホンの少し、

そして東端にやって来ると、こしらえた畝に沢山のチューリップが植えられ、まだ僅かだが黄色と白色の可愛い花弁を見ることとなった。

僕が治水緑地を歩き始めたのは昨年の6月中旬ゆえ、春の打上川治水緑地を見るのは初めてのことで楽しみだ。
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ウメ(中国中部原産)

2020年03月29日 | 植物
2020年03月19日(木)
『ウメ』
<中国中部原産>
2018年03月25日、生駒山・辻子谷ハイキングコース北出合より20分くらい手前の縦走路で出合ったこの写真の紅色八重咲きの花は梅なのだろうか。
梅の花は白色と淡紅色と思っていたが、もし梅だとするなら、何という名称の梅なのだろうか。
書籍を紐解くと、梅の頁には沢山の園芸種が載っていて、
「1200年以上も前に渡来し、一般には白または紅色の5弁花だが、八重咲きの品種もある」と記されている。
僕には梅と桜、そして桃の花の峻別が難しい。

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京都・高雄~愛宕山~水尾~JR保津峡駅

2020年03月25日 | 山野歩
2020年03月15日(日)
『山野歩』
<高雄~愛宕山~水尾~JR保津峡駅>
[コースタイム]
[槇ノ尾] 9:00 → 9:20 [高雄山・神護寺] 10:00 → 11:02 [梨ノ木林道分岐] → (堂承川) → 11:25 (梨ノ木谷) → [月輪寺への分岐] → 12:55 [月輪寺] 13:05 → 13:42 [大杉谷分岐] → 14:12 [愛宕神社]14:30 → 15:07 [水尾分かれ] 15:15 → [嵯峨水尾] → 17:20 [JR保津峡駅]
◆所要時間:8時間20分
<つらくとも こらえて登れ皆の衆>
15時40分頃にはJR保津峡駅に到着するであろうという予定であったので、
また、日没時刻がだいぶん遅くなってきたこともあり、
槇ノ尾バス停より直ぐのところに位置する、弘法大師縁の高雄山・神護寺を拝観する。
明王堂より五大堂、毘沙門堂、太師堂、金堂、多宝塔へとゆっくりと歩み、
ほぼ40分を費やするが、十分に観ることができなかった。
なかでも金堂内部を。いつの日にか一度、神護寺のみを目的にやって来たいと思う。

清滝の流れを見つつ、先週の山の会山行時の辛かった脚の痙攣を思い出しながら、いつもの我が足取りでゆっくりと歩む。

堂承川を確認し、月輪寺への分岐点で小休止して梨ノ木谷沿いの道をホンの少し進むと、立入禁止の柵が設けられている。
理由として、「倒木多数 難路・危険 梨ノ木谷」と記されている。

計画通りサカサマ峠を踏みたいと思ったが、
「倒木はきっと大変だろうと考え「無理をしたらあかん」と、月輪寺への分岐へまで戻り月輪寺へと向かう。
月輪寺参道はかなりしんどかった。脚が攣らないように気を配りながら50分近く歩いたころに、
「つらくとも こらえて登れ皆の衆 大師聖人にあうと思え」という木製看板に眼が留まった。
誰もがこの登り道はしんどいに違いないと納得し、
そこにあったベンチで小休止して再び歩き始めやっとこのことで到着した月輪寺は、
荒廃しているという景観でがっかりしてしまう。
「月輪」という名称の寺とは、どんなに綺麗なお寺なのだろうかと期待し楽しみにしてやって来たのだが、
その様子は鄙びたというものではなく、ただ手が入っていないだけという印象が強かった。

併しだ、改修のための寄付金として300円を木箱に納めた。
神護寺に立ち寄り、40分余り時間を費やしてしまったことを後悔しながら歩き続け、
登り道の傾斜が緩くなったと思ったら愛宕神社階段下到着であった。

長い石段を、トレッキングポールに身体を預けながら懸命に上がり、
愛宕神社到着は計画よりも1時間50分も遅い時刻であった。
お参りを済ませ、愛宕神社より出て来ると雪が風に吹かれ舞っていた。
それは暫時のことであったが、それ以降も大気は冷気に包まれた状態が続いた。
水尾分かれにあった小屋で小休止にして水尾へ向かう。
それより小一時間しっかりとした道を下ったころだろうか、
黄色い蜜柑が生っている樹木が目立ち始めると嵯峨水尾到着で、
看板に記されていたように、ゆず風呂の営業を営んでいる家屋が数軒あり、
黄色い柚子の果実を其処彼処に見ることとなった。

その水尾では柚子だけでなく、梅や桜、そしてシキミの薄黄色の花にも出合い、我が眼を愉しませてもらう。

また今日出合った花は、前記以外にアセビとヤブツバキと木本のみで、咲く草本に出合えなかったのが至極残念であった。
今朝出掛けるときになって、ザックに入れていた雨カッパを放り出し、ヤッケをゴアテックスのものに替える。
それはザックを少しでも軽くしたいという思いからだったのだが、
もう直ぐ保津峡駅というころになって冷たい雨が降り始めた。しかし傘も持っていたので、然程濡れることはなかった。
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我が街中歩・打上川治水緑地のコブシ白花

2020年03月21日 | 我が街中歩
2020年03月13日(金)
『我が街中歩』
<打上川治水緑地のコブシ白花>
打上川治水緑地にて1月下旬頃から咲き始めた水仙は、
ここのところ終盤を迎えているという印象が強かったのだが、
今朝6時頃の水仙は再び復活したのではないだろうかという趣があり、
まだまだ我が眼を愉しませてくれそうな清爽の気溢れる姿で僕を迎えてくれた。
その水仙が見られる緑地の西へと伸びる直線道を通り、
西側の道より東方へと向かう曲線の道へと入ると、右手に雪柳が咲いていた。
それよりもう少し前進すると左手にコブシの木が現れる。
もっとも、コブシと書かれた名札が掛かっていなければ、
僕にはその樹木がコブシだとは分からないのだが、
その木に昨日は一輪の白花が咲いていた。
そして今日には数輪へと増えていた。
下方の内回りの道沿いにもコブシの木が一本あるのだが、
やはりもう白花が咲いているのだろうか。
見に行きたい気持もあったのだが、時間が許してくれない。
その木に名札が掛かっていたのか否かは覚えていないのだが、
昨秋に拳の如き果樹が幾つも実っていたので、その樹木をコブシだと理解していた。


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山の会・ダイヤモンドトレールⅠ

2020年03月14日 | 山野歩
2020年03月07日(土) 
『山の会』
<ダイヤモンドトレールⅠ>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、東さん、ゆうさん
[コースタイム]
[二上山駅] 8:46 → 10:04 [二上山雄岳] → 10:31 [二上山雌岳] → [岩屋峠] → [竹内峠] → 12:08 [平石峠] 12:25 → 13:10 [岩橋山] → [岩橋峠] → 13:40 [忍海道分岐] → [北尾根登山道分岐] → 15:48 [大和葛城山] → [葛城山頂下トイレ前] 16:18 → 17:25 [葛城登山口] → 18:03 [東水分バス亭]
<二上山~平石峠~大和葛城山>
前回このコースを歩いたのは、2017年4月30日のことで独り山行であった。
スタート地点は今回と違って二上神社口駅で8時03分に歩き始めている。
そして大和葛城山到着が15時46分と山日記に記しているので、今日よりも40分ほど早いスタートなのだが、
今回の大和葛城山登頂時刻は前回と殆ど変わらないゆえ、前回よりも今日の方が歩く速度が速かったのは間違いがない。
しかし前回の山日記には、こむら返りが生じて辛い歩行であったとは記していないので実際は如何だったのだろうか。
2017年の山日記に「大和葛城山へと続く複数の長い急勾配の丸太階段に閉口し、
その一つの階段を避けようと、左へと続く巻き道らしき道を前進すると、
細いが明確な道に飛び出した。結果的にその道は北尾根登山道であったのだが…」と書いているので、
あのときも我が脚はやはりしんどかったのではないだろうか。
しかし今日と違って、独り山行ゆえマイペースで我が脚力に合わせて歩いていたので、
今回のような酷い筋肉痛に襲われることはなかったのかも知れない。
今日は、大和葛城山へと続く長い上り階段を仰ぎ見て、
脚が攣ることなく、さてこれを上り切ることが出来るのだろうかとつくづく考えたのを覚えている。
大和葛城山が近づいてから3度も芍薬芍薬甘草湯を服用しなければならなかった。それも連続で。その場面は何れも上り道であった。
歩けない事態に陥り、立った儘の姿勢で慌てて芍薬甘草湯を取り出し痛みに耐えながら服用する。
暫く経つと痛みが消えてゆくのだが。それは暫時のことであった。
今日のダイトレ山行は梅安さん主導で、僕は殆ど理解していなかったのだが、
夕方に水越峠までバスが一便入っていて、大和葛城山からダイヤモンドトレールを水越峠へと歩き、
バスに乗って富田林へと帰る予定だったらしいのだが、
また次回は、朝に水越峠までバスで入って、ダイヤモンドトレールを金剛山へと繋ぐ予定であったようなのだが、
僕の脚力の所為で、それらの計画を潰してしまうという結果になってしまったようだ。
その結果、下山場所を水越峠から葛城登山口へと変更し、大和葛城山より天狗谷道を下り、葛城登山口バス亭を目指したのだが、
そこでもバスの最終時刻に間に合わず、東水分バス亭まで、日没を迎え薄暗くなった車の多い国道309号線を歩くこととなった。
更に東水分バス亭では、17時台のバスに15分間に合わず、最終バスまで40分ほど寒い中バスがやって来るのを待つこととなり、僕の所為で皆に迷惑をかけてしまったのだ。
ところで、大和葛城山は360度の眺望だが、二上山駅より其処に至るまでは、ずっと視界の利かない樹林帯中の道であった。
また森中は、春はまだまだ遠いという印象で、眼に留まった花はオオイヌフグリのみであった。
しかし里に下りて来ると道すがら紅白の梅が時折眼に留まる。
そんな中、「あの白花は梅なんやろか、桜なんやろか」という声が上がる。
手が届く白花の前にやって来たときに安部ちゃんが立ち止まった。
暫くして追いついて来た安部ちゃんに「あれは何やったん?」と問い掛けると、「桜や」と答えた。
「何で桜と判るん?」と訊くと、「花弁と香りで判る」と応えた。



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ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

2020年03月12日 | 植物
2020年03月04日(水)
『ヒメオドリコソウ』
<姫踊り子草>
我が家の周辺でも見掛ける何処にでもある花で、群生しているのをよく見ることがある。
この写真の[ヒメオドリコソウ]は、2018年03月25日、生駒山系縦走路を歩くときに、
[ビオトープ田原の里山]へと入って行く道端に繁茂していたものだ。
この花は、僕が覚えた花のなかでも早く覚えた植物の一つのように記憶する。

(写真・上)生駒山系縦走路にあるピークの一つ

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我が街中歩・打上川治水緑地の水仙

2020年03月04日 | 我が街中歩
2020年02月22日(土)
『我が街中歩』
<打上川治水緑地の水仙>
嘗て時折走っていた我がランニングコースを、運動不足を解消しようと、
昨年の6月中旬より早朝に歩き始めて、いつしか打上川治水緑地に寄るようになった。
我がランニングコースは寝屋川右岸沿いの道を走るゆえ、
それまでの僕はこの対岸の緑地の存在を知らなかった筈だから、どのようにして緑地の存在に気付いたのだろうか。
今、緑地を歩き始めて七ヶ月が過ぎようとしている。
その間、緑地を管理している行政のお蔭で僕は、植栽して戴いた様々な植物(木本と草本)を愉しんでいる。
我が眼に留まった主たる木本を掲げると、
クスノキ始めメタセコイヤや、ケヤキ、ソメイヨシノ、アキニレ、サルスベリ、ツクバネウツギ、ザクロ、コブシ、バラ等で草本よりも木本が主体だ。
咲く花を確認したのは、サルスベリとツクバネウツギ、そしてバラの三種類ではないだろうか。
まだまだ名称が分からない木々も数多あるように思うのだが、
新しく設置して戴いた名札を見付けると嬉しくなってしまう。ありがとうございます。
僕が緑地を歩くのは早朝で、秋以降は、まだ朝陽が十分に届かない時刻ゆえ、
自由時間を見付けるのが難しい日中に、時間を見付けてやって来たことが二度存在する。
一度目は昨年の11月16日のことで、あのときは桜並木の紅葉。
二度目は12月15日のことで、黄金色に輝くメタセコイヤを我が眼に収めたくてやって来たのだ。
そして何れのときも天候に恵まれ優美な景観を愉しむことが可能となった。
先月の下旬のある日、緑地北側の直線道を歩くときに右手柵の際に白い花を見付ける。
そのときはそれが何の花なのかが分からなかったのだが、
明くる日に、立ち止まり屈んでよく見るとその白花は水仙であった。
柵の向こう下を覗くと、沢山の水仙が咲いているではないか。1月30日の日記に僕は次のように記している。
「5時06分のスタート。いつもの道を速歩を意識して歩き続ける。打上川治水緑地では外周と内周を一回りずつ歩き帰路につく。
緑地北側の府道沿いには先日より水仙が満開を迎えている。
しかし6時過ぎ頃ではまだ暗いのではっきりと見えない。
一度日中にやって来たいと思うのだが、残念ながら時間が許してくれない」と。
そして今朝はカメラを携えやって来た。
府道沿いの歩道まで下りて水仙の姿をカメラに収めたのは6時30分頃であった。

それはいつもなら緑地を離れ我が家に向かって懸命に歩いている時刻であった。
水仙というと、淡路島の黒岩水仙峡と、くろんど園地の尺治川沿いに咲いていた水仙を思い出す。
さてこの緑地の水仙は、いつ頃まで我が眼を愉しませてくれるのだろうか。
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