山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ツユクサ(露草)

2019年09月28日 | 植物
2019年09月26日(木)
『ツユクサ』
<露草>
この写真の花は[ツユクサ]だ。
ありふれた花で、7月頃より10月にかけて其処彼処で見かける青い花だ。
古名にツキクサ、別名としてボウシバナという呼び名もあるそうだ。
この写真の[ツユクサ]を撮影したのは、2018年9月23日に、
京阪・私市駅をスタートして “ほしだ園地”へと向かうときで、
歩き始めてまだ間がない天野川沿いの“かわぞいの路”の処々で顔を覗かせていた。
また先日、六甲山(有馬三山)山行を愉しんだときにも、
“みよし観音”より“六甲ガーデンテラス”へ向かう道の足下に数多咲いていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩・シロバナマンジュシャゲが咲く打上川治水緑地

2019年09月25日 | 我が街中歩
2019年09月24日(火)
『我が街中歩』
<シロバナマンジュシャゲが咲く打上川治水緑地>
今朝は目覚ましが我が耳に届き、街中歩は4時50分のスタートとなった。
もしかすれば寒いかも知れないと思い、長ズボンにしようか、Tシャツの上に長袖を羽織ってゆこうかとも考えたが、
しっかりと歩く予定ゆえ、直ぐに身体は温まるに違いないと思い、いつもの如く、Tシャツ半ズボンで出掛ける。
そしてそれで今日は正解であった。
この20日よりデイパックを担いで歩き始め、今日で三日目だ。
カメラはデイパックの中ゆえ、しっかりと腕を振り普段よりも大股で歩き続ける。
今までなら手にカメラを持っていたので、あまり手を振ることがなかったのだ。
手をしっかり振ると歩幅が自然と大きくなり、
結果として、打上川治水緑地の東方に到着したのが5時18分過ぎで、
今までなら、35分くらい掛かっていた筈ゆえ、7分ほどの時間短縮となった。
打上川治水緑地の外周コースに入り、東方より直線道を西方へと歩く。
然程明るくない時刻ゆえまだ歩く人は少ない。
緑地の西端、府道が直ぐ右手に見える所にやって来ると、彼岸花が数多咲いていた。

この22日には気付かなかったので、咲き始めたのは昨日からだろうか。
二周目に入るとき、紅い彼岸花中に白花もあるのに気付く。
外周コースの二周目が終了し、治水緑地の西端にやって来たときに彼岸花をカメラに収める。
打上川治水緑地で彼岸花(曼珠沙華)に出合えるとは思ってもいなかったし、シロバナマンジュシャゲにも出合えたのだ。
ところで、曼珠沙華に白花があるのを知ったのは、いつの日にか明日香村に行ったときだ。
それ以来の久し振りのシロバナマンジュシャゲとの出合いであった。
その後、内周コースを二周歩き帰路につくのだが、
その間も、「肩はリラックスさせ、腕はしっかりと振る」「歩幅は普段よりも大股で」「かかとで着地し、つま先でけり出す」を心掛け歩き続ける。
ところがだ、僕よりも速く歩く人が数人おられる。抜かされると後を懸命に追いかけるのだが、けっして追いつくことはない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩・身体の老化の進行の方がそれを遥かに勝っているのかもしれない

2019年09月21日 | 我が街中歩
2019年09月19日(木)
『我が街中歩』
<身体の老化の進行の方がそれを遥かに勝っているのかもしれない>
月曜より3日間、街中歩に出掛けなかった。否、歩けなかったのだ。
それはこの日曜日に六甲山(有馬三山)山行を愉しんだのだが、
脚腰の疲労は想像以上で、月曜朝から、我が家の階段の上り下りにもかなり苦労することとなった。
6月中旬より始めた街中歩、今朝が丁度80日目なのだが、
嘗て何度も走った我がランニングコース(6.3km)に加えて、
打上川治水緑地の外周や内周コースの距離も含めると、日々8~9kmくらいを歩いている計算なのだが、

その効果がまったく無いという結果となって現れた。
日々の街中歩で足腰を鍛えているつもりなのだが、
我が身体の老化の進行の方がそれを遥かに勝っているのかもしれない。
街中歩を始めたころには、
歯医者さんより借りて来た書籍(健康のなぜに答える本)に記されている、
「速歩(毎分100㍍の速度)」「歩幅は普段よりも大股で」
「かかとで着地し、つま先でけり出す」を意識して歩いていたこともあるのだが、
いつしか、“遊楽街中歩”へと変化していたのは間違いが無い。
そこで今朝はそれらに加えて、「腕はしっかりと振る」を意識して歩いた。
明日からは更に、「歩く速度は軽く息がはずむ程度が望ましい」「視線はまっすぐに保つ」
「肩はリラックスさせ、腕はしっかりと振る」「リズミカルな呼吸で歩く」なども心掛けて歩こうと思う。
またカメラは手に持つのではなく、デイパックを担ぎ、その中にいれようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六甲山系・有馬三山(こんなに疲れるとは考えだにしなかった)

2019年09月18日 | 山野歩
落葉山頂

2019年09月15日(日)
『六甲山系』
<有馬三山>
[コースタイム]
◆ [六甲ケーブル山上駅]8:00 → (六甲山ゴルフ場) → 8:45 [みよし観音] → 9:00 [六甲ガーデンテラス] → 9:27 [極楽.茶屋跡] 9:40 → [紅葉谷道との分岐] → (番匠屋畑尾根) → 11:02 [湯槽谷峠] → 11:32 [湯槽谷山] 12:00 → 13:03 [灰形山]13:25 → 14:05 [落葉山頂]14:35 → 15:08 [有馬温泉] → [有馬温泉駅]
<こんなに疲れるとは考えだにしなかった>
30数年も前に購入した、六甲山にかかわる書籍(創元社)の中から、今回選択した山道は“有馬三山”を巡る尾根道であった。
「道は細く、ともすればブッシュに見え隠れするが、割合に踏み跡はよくついているし、道標も所々にあるので、注意さえすれば危険はない。
ただうっかりすると迷いやすく、人通りもまれなので気を付けて、地図、磁石などを忘れずに携行のこと」と書籍にあった。
その書籍には、六甲ケーブルを利用し山上に至ると記されているのだが、
スタート地点となっている六甲ケーブル上駅へは阪急六甲駅より歩いて上りたいものと当初は考え、
昭文社の地図を見つつ、
六甲駅よりケーブル上駅への道が分かるのだろうか、所要時間はどの位だろうかなどと思考する中で、
万が一上れたとしてもかなり疲労してしまい、目的の有馬三山に行けない事態に陥っては元も子も無いと思い直し、
書籍に従い六甲ケーブルを利用する。そしてそれが正解であった。
それは、湯槽谷山より続く急勾配の下り道で疲れ切ってしまったからだ。
「道は細く」と書籍にあったが、番匠屋畑尾根より有馬温泉まで、
踏み跡どころかしっかりとした道が続き、新しい道標も設置されていて道に迷う心配はなかった。
また、ケーブルを利用したお蔭で時間に余裕があったので、有馬三山である湯槽谷山や灰形山、落葉山ではしっかりと休憩し、
しかもトレッキングポールに身体を預けつつ至極ゆっくりと下ったので、
こむら返りに陥ることもなく、珍しく芍薬甘草湯のお世話になることもなかった。
そんな中、この急勾配の道を上って来られる数人の方々に出会ったのだが、
僕の脚力ではこの急勾配の道を上れないに違いないし、上ってみようとはけっして考えないだろうと思った。
また、有馬温泉街からの有馬三山への入山口は至極分かり辛いもののように思えた。
ところで今日は独り山行ゆえ、咲く花を愛でる山歩きが可能となった。
上や下、右や左、ときには振り返りつつ、きょろきょろと周囲の景色に眼をやりながらゆっくりと歩く。
連れが居るとこんな山歩きは不可能だ。
今日、咲く花に気付いたのは“セイヨウニンジンボク”が最初で、
六甲山ゴルフ場に到着する手前くらいの道で、僕の胸くらいの高さのところに薄紫の花を咲かせていた。
それより直ぐに現れたのは青花の“露草”だ。その傍らでは数本の“水引”が小さな紅花を凛凛しく付けていた。
六甲ガーデンテラスを通り過ぎ再び山道に入ると、足下に僅かだが黄花の“金水引”を見付ける。
もう其処が“極楽.茶屋跡”という処に二輪の“待宵草”がひっそりと咲いていた。
ゆっくりと歩き愉楽の心根でやって来た極楽.茶屋跡、其処には数多の“釣舟草が”花咲き、その隙間から“犬蓼”が姿を現していた。

また“ユウガギク”だろうと思うのだが、釣舟草の前面にこれまた数多咲いていたのだが、
さてこの白花菊はユウガギクで当たっているのだろうか。正確なところは分からない。
此処からが初めて歩く道だ。
番匠屋畑尾根に入って行くと道は樹林に包まれ、咲く花になかなか出合わない。
“極楽.茶屋跡”を後にしてからほぼ二時間後、湯槽谷山近くになって足下に“山路の杜鵑草”を三輪見付ける。
その時それが花だとは直ぐには分からなかったのだ。
もしかすれば花かも知れないと思い、我が老眼を凝らすとやっぱり花で、
陽射しがまったく届かない湿った道より“山路の杜鵑草”が謐然たる姿で僕を見上げていた。

そして今日出合った最後の花は“縮み笹”だ。
湯槽谷山より灰形山へと向かう下り道だったのだがうっかりすると見落とすほどの姿に儚さを感じたのを覚えている。

ほんとうに疲れた。こんなに疲れるとは考えだにしなかった。
落葉山の四等三角点を確認したとき、まだ有馬温泉に到着していないにもかかわらず、
これで今日のしんどい山歩きは終了するという安堵感が我が心中に溢れた。
それより数秒歩いたところに妙見宮があり境内で大休止にする。
その間、一頭のモンキアゲハが二度、瞬時に現れ、瞬時に消え失せた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シラハギ(むろいけ園地で出合う)

2019年09月16日 | 植物
『シラハギ』
<むろいけ園地で出合う>
2018年09月23日、京阪・私市駅よりJR・四条畷駅へと生駒山系縦走路を歩く。
この日は、体調に自信がなかったので生駒山へは向かわず、
蟹ケ坂ハイキングコース経由で四条畷駅へと下山したのだが、
目的の“森の工作館”の訪問を済ませた後に、
“むろいけ園地”内の散策を一時間余り楽しんだ。
そんな中で15時頃に[シラハギ]に出合っている。
マメ科の[シラハギ]の傍らには淡紫色のヤブランが頭を数本もたげていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩(秀麗な朝焼けの空模様)

2019年09月14日 | 我が街中歩
2019年09月04日(水)
『我が街中歩』
<秀麗な朝焼けの空模様>
今朝、打上川治水緑地の西方より東の空を眺めると、秀麗な朝焼けの空模様があった。
この朝焼けを撮影したのは5時31分だ。
暫し歩くのを止め、つくづくと空を見上げていると、
長らく行っていない高山の山旅の何処かの景観が我が脳裏を過った。
また、この写真の三日月を撮影したのは8月27日の5時03分で、
街中歩のために、我が家をスタートしたばかりの東方に、
澄んだ虚空に浮かぶ隈無しの光明の月があった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカネトリカブト(燕山荘の南斜面に拡がる花畑にて)

2019年09月08日 | 植物
2019年09月04日(水)
『タカネトリカブト』
<燕山荘の南斜面に拡がる花畑にて>
2005年08月14日、燕山荘の南斜面に拡がるお花畑の中に、
この写真の鳥兜がオヤマソバや伊吹虎の尾、カンチコウゾリナなどと共に咲いていた。
当時の山日記に僕はこの鳥兜を深山鳥兜(ミヤマトリカブト)だと書いているのだが、
この度書籍と参照する中で、それは間違いで、どうも[タカネトリカブト(高嶺鳥兜)]のようだ。

(写真・上)燕山荘
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒゲノカリヤス(折立より太郎兵衛平への道で)

2019年09月04日 | 植物
2019年08月26日(月)
『ヒゲノカリヤス』
<折立より太郎兵衛平への道で>
[ヒゲノカリヤス]に出合ったのは、
2009年09月06日、折立より太郎兵衛平へと歩む時に、
針葉樹林帯から飛び出して遠景を望むことができる道を歩くときであった。
「本州中北部の山地または深山の日当たりのよい所にはえ、
近畿以西の深山にもまれにはえる。
和名は[髭野刈安]で、長い芒に由来する」と[平凡社・日本の野生植物]に記されている。
また[ヒゲノカリヤス]を写真機に収めるホンの少し前に、
アサキマダラに出合っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケチョウセンアサガオ(寝屋川右岸の道で)

2019年09月01日 | 植物
2019年08月27日(火)
『ケチョウセンアサガオ』
<寝屋川右岸の道で>
2018年9月23日、朝7時40分頃、京阪・私市駅をスタートして“ほしだ園地”へと進む。
“星の里いわふね”のバーベキュー施設を通りかかったときに、花壇に白いユリのような花が咲いているのに気付く。

この写真の白花はその花で、あの日の生駒山系縦走路の山行で初めて写真機に収めた花だった。
「アメリカ原産と考えられ、アメリカチョウセンアサガオともいう」
「近縁のチョウセンアサガオは、ケチョウセンアサガオによく似ているが、全体ほとんど無毛なので区別できる。
アジア原産で、古く栽培されたが今は殆どみられない」
「朝鮮朝顔の名の由来はわからない。地錦抄附録に天和・貞享(1681~88)年中渡来品として記されているので、
朝鮮から渡来したものかもしれない」等と書籍に記されている。
そして、今年の7月09日に再び出合ったのだ。それは、我が街中歩を愉しむときだった。
寝屋川左岸の道を行くとき、対岸に数多の白い花が見られるので、
さて、何という花が咲いているのだろうかと橋を渡り右岸へと移ると、
その白い花は[ケチョウセンアサガオ]だったのだ。
そして今日、国道170号線を歩くときにも白花が咲いていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする