2022年05月04日(水)
『山野歩』
<生駒山縦走路>
[コースタイム]
[京阪電鉄・私市駅] 7:32 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 8:30 [ピトンの小屋] 8:40 → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 9:19 [展望デッキ] 9:33 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 10:23 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内(大休止20分)] 11:19 → 11:43 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 12:00 [薬尾寺池&堂尾池・分岐] → 12:25 [薬尾寺池(大休止] 12:47 → 13:26 [薬尾山] → 13:50 [四条畷野外活動センター(上方)] → [さくら広場(大休止)] 15:18 → [むろいけ園地] → 15:48 [湿生花園] → [かるがも橋] →[権現の滝] → (権現川ハイキングコース) → [四条畷神社] → 17:50 [JR四条畷駅]
◆所要時間:10時間18分
<私市駅より、ほしだ園地・むろいけ園地を経て、四条畷駅へ>
大休止を三度も取り、その内の二度は、出会った人との会話を愉しむという山行となりました。
中でも地元の方との語らいは、有益な情報や様々な情報を得ることが出来るように思います。
今日の、その内の一人目との出会いは、この正月に初めて訪れた薬尾寺池の辺でありました。
別れるときにお名前をお聞きしたのですが、この方とは、過去に2~3度、むろいけ園地の湿生花園で出会い言葉を交わしていました。
18年生まれのTさんというその方が、
「戻らなくても、あそこを入って行けば尾根を通って、堂尾池を通ることなく、野外活動センターに出るよ」
「こっちからでも行けるけど」と説明してくださったのです。
椅子に腰掛けお昼にしておられるという様子であったその方は、
暫くすると、その椅子を茂みの中へと持ち運び、「あそこに置いておくんや」と言い残して、
ザックを担いで、池の向う側の茂み中へと入って行かれました。
僕は教えて頂いたように、西方の樹林中へと入って行きました。
樹林中の道をホンの少し上ると、上から高齢の男女一組の方が下って来られました。
すれ違いざまに一言二言言葉を交わしただけだったのですが、
なんと1時間程後に“さくら広場”で、そのご夫婦と再び出会い、1時間余り言葉を交わすことになったのです。
お二人はここで、お昼にする予定であったようで、僕が坐っているベンチより5㍍ほど離れたベンチに腰掛けお弁当を広げられたのでした。
ご夫婦の言葉中にお医者さんの話がでたのですが、
10年ほど前に僕の親爺が脳内出血で救急搬送され、3か月間お世話になった畷生会病院も話題に上りました。
奥様は83歳とのこと、しかしご主人様は、けっして80歳代とは思えない風貌でありました。
今日の山行で嬉しいことがありました。
それは、掌に収まるくらいの僕の小さなカメラであっても、イトトンボやコミスジ、コウラナミジャノメ、
そしてアオスジアゲハが、綺麗に撮れたことでありました。
それらは、「撮ってくださいな」と言わんばかりに静止してくれたのでありました。
しかし、キタキチョウは飛翔し続け、クロコノマチョウは現れるや否や瞬時に、樹林中にへと消えてしまったのは残念でした。
一度、道を間違えてしました。
それは、薬尾池よりホンの少し上り尾根道に出た処で、意識することなく右手へと進んだことにありました。
歩き良い尾根道だと聴いていたのですが、どんどん下り続けるので、おかしいと思い上り返したのであります。
また、道を間違うとまではいきませんでしたが、むろいけ園地より権現川ハイキングコースへの道でした。
もしかすれば、歩いたことがあるのかもしれませんが、地図を持っていないので、水辺自然園という立て看板の地図頼りで、
かるがも橋を渡ったのですが、丁度前から来られた方に、「権現の滝に行きたいのですが、この道でよろしいでしょうか?」と尋ねたのでした。
今日は独り山行ゆえ、いつものようにゆっくり歩きました。
私市駅をスタートするときにバランスターWZを、飯盛霊園と薬尾池で休むときに芍薬甘草湯を服用したお陰かもしれませんが、
こむら返りに陥ることはなく、山歩きを思う存分愉しめたように思います。