山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ヤマアジサイ(京都北山・江賀谷林道にて)

2019年06月24日 | 植物
2019年06月19日(水)
『ヤマアジサイ』
<京都北山・江賀谷林道にて>
2018年6月17日、葛川学校前バス停をスタートし江賀谷林道を歩き、
中村乗越経由で初めてやって来た八丁平散策を愉しんだ。
否、あのときも腓返りに悩まされたのを思い出す。
その上に、僕の不注意から靴擦れにも悩まされたのも思い出す。
江賀谷林道をのんびりと歩くときに、
江賀谷の谷側斜面に咲いていたこの[ヤマアジサイ]は、
中村乗越に至るまでに僕の目に留まった唯一の花だ。
[山と渓谷社・日本の樹木]を参照するなかで、
僕が撮影したのはユキノシタ科のこの[ヤマアジサイ]で間違いないようだ。

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ホソバアキノノゲ(キク)

2019年06月17日 | 植物
2019年06月16日(日)
『ホソバアキノノゲシ』
<キク科>
[平凡社・日本の野生植物]の[キク科]頁の写真と説明文を見つつ、
消去法で残ったのは[ホソバアキノノゲシ]であった。
併しだ、
懸念材料は「花は琉球では年中咲いているが、本州では8~11月に咲く」と書籍に記されているところだ。
僕が撮ったのは、2010年の6月27日に、
私市駅より、“ほしだ園地”や“むろいけ園地”経由で、四条畷駅へと走ったときだからだが、
さて間違いないのだろうか。
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ハクサンフウロ(燕山荘より燕岳への径にて)

2019年06月10日 | 植物
2019年06月09日(日)
『ハクサンフウロ』
<燕山荘より燕岳への径にて>
この[ハクサンフウロ]の写真は、
2005年08月14日に、燕山荘より燕岳を空荷で往復する時に撮影したものだ。
当時の僕の山日記に
「群生するコマクサに包まれた砂礫の径を、
岩陰からそっと微笑みかける白山風露や深山小米草、岩桔梗に見送られながら往復する」と記している。
中房温泉入山で燕岳より大天岳、常念岳経由で蝶ヶ岳へと歩いたときに、
燕山荘前にザックを置いて、燕岳を往復する経で[白山風露]に出合っている。
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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

2019年06月06日 | 植物
2019年06月02日(日)
『ミヤマキンポウゲ』
<深山金鳳花>
2009年09月06日の山日記に僕は次のように記している。
「樹林帯を抜けるころよりガスが湧き、徐々に視界がきかなくなる」
「チングルマの開花後の姿が広がる」
「肌を刺すような強い陽射しがあるが、蒸し暑さはなく、シャツが汗で濡れることもなく快適だ」
「汗が額に僅かに滲むくらいだ」
「軽い頭痛、左足膝裏筋肉に強い痛みが生じる」
「傾斜が緩くなるや否や霧の中に太郎平小屋が突然出現した」などと記している。
その太郎兵衛平近くに[ミヤマキンポウゲ]が咲いていた。
光沢のある華やかな黄花だ。
これは折立より入山し、太郎平小屋へと歩いたときのことだ。
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スイカズラ(裏六甲・不動岩にて)

2019年06月01日 | 植物
2019年05月29日(水)
『スイカズラ』
<裏六甲・不動岩にて>
2010年6月6日、裏六甲・不動岩へ行ったときの僕の山日記に次の記述が残っている。
「空木の葉蔭に白花のスイカズラを見つけたときに、
我が心中に安堵感が湧き出でたのは何ゆえだったのだろう。
白ばかりでなく微かに黄を帯びたものもあり、
暫らく立ち止まってその特徴的な形をした花弁を時が経つのを忘れ眺めていた」と。
[スイカズラ]という花の名を知ったのは、
十数年前の仁川の岩場(ムーンライト)で岩登りを愉しむときだ。
雑木林中に咲いていた静謐な姿を写真機に収めたのを覚えている。
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