山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ケヤキ(端正な樹形)

2019年03月28日 | 植物
2019年03月17日(日)
『ケヤキ』
<端正な樹形>
この林立する[ケヤキ]の写真は、
2008年03月09日、
私市駅から“ほしだ園地”と飯盛霊園、
そして“むろいけ園地”を経由し、四条畷駅まで走ったときに撮影したものだ。
当時の山日記に僕は次のように記している。
「堂尾池の上手付近、傾斜地だが足下まで十分に陽射しが届く明るい広場があり、
そこに欅が多く植樹されている。
落葉し、まだ芽吹きの兆しが全く感じられないその枝振りは、
草木の知識が乏しい僕の眼であっても、
それが欅の木であることが明瞭に判断できる程に、
端正な樹形が天空に向かって颯爽と広がる」と。
書籍によると「日本の代表的な広葉樹のひとつ」だそうだ。
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ヤブツバキ(平開しない赤花)

2019年03月24日 | 植物
2018年03月13日(水)
『ヤブツバキ』
<平開しない赤花>
この[ヤブツバキ]の写真は、
2018年3月25日、私市駅から“ほしだ園地” へと向かう“かわぞいの路”で撮影したもので、
その後も平開しない赤花が生駒山系縦走路の其処彼処で咲いていた。
また、今にも開花せんとする弾けんばかりに膨らんだ蕾も数多あった。
[山と渓谷社・日本の樹木]によると、別名でツバキ、ヤマツバキともいうそうで、沢山のツバキの園芸種があるという。
この十日にも、六甲山最高峰へと七曲がりを歩くときにも出合っている。
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六甲全山縦走路Ⅳ・芦屋川駅~風吹岩~六甲山最高峰~大谷乗越~塩尾寺~宝塚駅(六甲全山縦走路を完歩)

2019年03月21日 | 山野歩
2019年03月10日(日)
『六甲全山縦走路・Ⅳ』
<芦屋川駅~風吹岩~六甲山最高峰~大谷乗越~塩尾寺~宝塚駅>
[コースタイム]
◆ [芦屋川駅] 7:25 → 7:57 [高座の滝] 8:03 → 9:02 [風吹岩]9:15 → 10:18 [雨ヶ峠] 10:23 → 10:54 [本庄橋跡] → (七曲り) → [一軒茶屋] → 12:07 [六甲山最高峰] 12:25 → [石宝殿] → [船坂峠] → [大平山] → [大谷乗越] → 16:16 [塩尾寺] → 17:11 [宝塚駅]
<六甲全山縦走路を完歩>
六甲全山縦走路を四分割して、1月20日には[JR塩屋駅]から[須磨アルプス]経由で[鵯越駅]へ、
2月10日には、[鵯越駅]より[市ヶ原]を経て[摩耶山]へと、
2月24日は、[王子公園駅]をスタートし[六甲山最高峰]を経て[有馬温泉]へ下山した。
そして今日は[芦屋川駅]より[六甲山最高峰]へ上り、雨の中[宝塚駅]まで歩き、
4日間かけて六甲全山縦走路を完歩することとなった。
今日歩いたルートの六甲山最高峰以降は変化に乏しく、なかでも大平山より宝塚へと向かう道は、
視界が利かない樹林中や舗装道路を黙々と、それも雨中を歩かねばならないというしんどい山行となった。
雨ヶ峠の手前くらいで雨が落ち始め、宝塚に到着しても降っていた。
しかし、幸いなことに強く降ることはなかった。
カッパを身につけていてもけっして暑くはなく、汗を掻くこともなかったし、
手袋も必要であったので気温はあまり上がらなかったのだろう。
数十年前に使用していた冬山用下着と、数年前に購入したフリース、
そしてこれまた1999年に買ったカッパと終始三枚を着用していた。
六甲山最高峰へ上ったときの視界は20㍍くらいだったように思う。
それゆえ車道を横断するときには注意する必要があった。僕を追い抜いて行ったハイカーの姿は瞬く間に霧中に消え失せた。
六甲山最高峰より下って来た処に張ってあったテントには、「兵庫県勤労者山岳連盟」という幟が立っていた。
連盟が六甲全山縦走のイベントを行なっていて、其処がチェックポイントの一つらしく多くの人が集っていた。
話しによると、「市ヶ原」ともう一ヶ所の何処かがスタート地点のようで、
そのチェックポイント以降は宝塚へと向かう大勢のハイカーが縦走路を歩いていた。
歩いている人が多いので、道を間違う心配はなかったのだが、
僕は歩くスピードがあまりにも遅いゆえ、後ろからやって来る人の気配を常に気をつける必要があった。
後ろから来られた人に先に行ってもらうために、道を譲らねばならなかったからだ。
舗装道路に飛び出した処にあった道標からは[大平山]という文字が消えていた。
それまでの道標には、[大平山・宝塚→]という文字があった筈ゆえ、大平山は何処にあったのだろうかと思い、
其処で一休みしておられた一人の方に、「大平山を通らなかったのですが、何処が大平山だったのでしょうか?」と訊ねると、
スマホを取り出し暫くすると、樹木が茂った正面にあるちょっとした小山のような処を指差し、「これとちゃいますかね」と仰った。
今日、僕の眼に留まった開花する花は藪椿のみで、
本庄橋跡を過ぎて七曲りを上り続けるときに雨降る中、紅い花弁を其処彼処に見ることとなった。

(写真・上)風吹岩

(写真・上)石宝殿
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ハナダイコン(観賞用として栽培)

2019年03月18日 | 植物
2018年03月08日(金)
『ハナダイコン』
<観賞用として栽培>
この写真は、2011年03月19日、“星の里いわふね”バーベキュー施設の傍らの花壇にあった[ハナダイコン]だ。
僕の山日記に[ハナダイコン]と記しているゆえ、花名が掲げてあったのだろうと思う。
この度、僕が撮った写真と書籍の写真と文章とを参照するのだがかなり解り辛い。
僕が撮影した[ハナダイコン]はしおれかかっている所為なのかも知れない。
「中国原産で、日本では観賞用として栽培されてきた」と書籍に記されている。
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クルマユリ(常念より蝶ヶ岳へ向かうときに出合う)

2019年03月13日 | 植物
2019年03月03日(日)
『クルマユリ』
<常念より蝶ヶ岳へ向かうときに出合う>
2005年08月15日、常念より蝶ヶ岳へ向かうときに出合う。
当時の山日記に僕は次の如く記している。
「青紫の九蓋草(クガイソウ)、黄花の丸葉岳蕗、晒菜升麻、伊吹虎の尾、鳥兜、アザミ、車百合そして当薬竜胆と…。
常念より蝶ヶ岳へは予定より小一時間多く費やしてしまう」と。
アルプスで見かける花色は白や黄、紫が多く朱赤のものは少ないようだ。
また、花の形や色彩はオニユリやノヒメユリなどと同じように思うのだが、
葉の様子がまったく違い、披針形で輪生している。
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ミヤマダイコンソウ(八ヶ岳大同心稜で出合う)

2019年03月09日 | 植物
2019年02月28日(木)
『ミヤマダイコンソウ』
<八ヶ岳大同心稜で出合う>
2013年7月14日の八ヶ岳大同心稜、
ウスユキソウと思われる植物の近くに咲いていた黄花を、
当時は[ミヤマキンバイ]だろうと思ったのだが、
この程、同じ[バラ科]の[ミヤマダイコンソウ]であることが分かった。
それは「平凡社・日本の野生植物」に、
[ミヤマキンバイ]には、「葉は3個の小葉からなり、小葉は倒卵形…」と、
また[ミヤマダイコンソウ]には、「…頂小葉は大きく円形で、基部は心形…」という記載があったからだ。
あのときは、60歳が過ぎても僕はまだまだ元気だったよなと思い返す。
前日の入山には、20kgを超えるザックを担いで赤岳鉱泉を越え、
急登の大同心稜を目的の大同心直下幕営地まで上ったのだから。
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六甲全山縦走路Ⅲ・王子公園駅~摩耶山~記念碑台~六甲山最高峰~有馬温泉駅(穂高湖)

2019年03月06日 | 山野歩
2019年02月24日(日)
『六甲全山縦走路・Ⅲ』
<王子公園駅~摩耶山~記念碑台~六甲山最高峰~有馬温泉駅>
[コースタイム]
◆ [王子公園駅] 8:05 → [青谷橋] → (上野道) → 9:43 [虹の駅] → 10:30 [摩耶史跡公園]10:35 → 10:53 [摩耶山] → 11:02 [掬星台] 11:20 → (アゴニー坂) → 11:58 [杣谷峠] → 12:07[神戸市立自然の家] → 12:42 [三国池] → [丁字ヶ辻] → [前ヶ辻] → 13:24 [記念碑台] 13:45 → (六甲山ゴルフ場)→ 14:26[みよし観音] → 14:42 [六甲ガーデンテラス] → 16:03 [六甲山最高峰] 16:08 → [一軒茶屋] → (魚屋道) → 18:11 「有馬温泉駅]
<穂高湖>
穂高湖という石柱が眼に留まる。立ち寄ってみたいと思ったが、今日のこれからの行程を考えて諦めた。
それは、我が家の仏壇横にある長女の遺影の傍らに、
穂高湖の辺で幼い長女と次女が遊ぶ写真が並んでいるからで、穂高湖の様子を今一度見てみたいと思ったからだ。
その写真は30数年前に撮影したもので、娘達は何をしていたのだろうか、
しゃがみ前屈みになっている次女のお尻が半分見えているという何とも言えないあどけない可愛い写真だ。
昔、我が家では、休日になると時折、上さんが早朝より作ってくれた弁当を持って、
家族4人で山野に出掛け、自然を愛で愉しんだものであった。
当時、我が家には乗用車なるものが無かった筈ゆえ、
摩耶ロープウエイ等を利用して山麓より上ったのだろうが覚えていない。
また六甲山牧場へと足を運んだ記憶は微かに残っている。
今日僕は脚が攣る気配すらなかった。ところが芍薬甘草湯を1袋使用する。
それは自身の為ではなく、1人の女性ハイカーに進呈したからであった。
掬星台が過ぎて現れたちょっとした上り道辺りであったろうか、
僕の直ぐ前を歩いていた5人グループ(男性1人、女性4人の中高年)中の1人が立ち止まった。
横を通り過ぎるときに「脚が攣った」という声が僕の耳に届いた。
脚が攣って歩けないと言う様子ゆえ、芍薬甘草湯を1袋ザックより取り出し差し上げたのだ。
その後、車道に沿って歩くとき、立ち話しをしているグループ横を通り過ぎようとしたところ、
「先ほどはありがとうございました」との声が掛かった。
振り向くと、彼等は先ほど芍薬甘草湯を差し上げたグループであった。
僕の方が彼等より前を歩いている筈なのだが、いつの間にか彼等の方が前を歩いていたのだ。
その後、彼等を懸命に追い掛け、記念碑台のベンチで一緒に大休止にする。
40年以上続いているという西宮の山の会の彼等は、これから宝塚へ向かう予定だと仰って早々に記念碑台を後にした。
しっかりと脚を休めた僕は、いつもの如くゆっくりとした足取りで歩き始め、
やっとのことで辿り着いた16時の六甲山最高峰には誰一人居なかった。
それ以降も意識してゆっくりと歩き続け、暗くなり始めた頃、華やかな灯が点った有馬温泉街に到着する。
先日は青谷道を下ったゆえ、今日は上野道から摩耶山へと至る道を選択した。
小さな墓地を過ぎて山道へと入り、上野道という道標を確認して安堵する。
今日の山行では、六甲山最高峰を踏みたいという思いともう一つ、摩耶山山頂も踏みたいという思いがあった。
先日の山行では摩耶山の頂を踏んでいなかったからで、今日は三等三角点をしっかりと踏んで先ずは一つの目的を果たした。

また、摩耶史跡公園の少し手前を道標に誘われて左へと進むと、旧摩耶の大杉が待ち構えていた。
昭和51年の旧摩耶天上寺の大火災が原因で既に枯死しているのだが、幹周りは8㍍もあり、六甲随一の大木だと記されていた。

アゴニー坂より舗装道路へと飛び出し車道沿いを歩くとき、12時が廻った頃、
先ずは後ろからやって来たランナーに「宝塚までですか?」と声をかけると、「宝塚です!」と答えた。
次は前からやって来たランナーに「宝塚からですか?」と声をかけると、やはり宝塚と答え頷いた。
何れのランナーも、六甲全山縦走の完走を目的に縦走路を走っているのであった。
羨ましいくらいの走り方で、2人の足取りは至極軽やかであった。
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浴槽中で眠る(僕の死に場所は浴槽中)

2019年03月02日 | 健康・病気
2019年02月20日(水)
『浴槽中で眠る』
<僕の死に場所は浴槽中>
最近毎年冬になると浴槽中で眠ってしまうことが再三生じていた。
温かいお風呂に入っていると知らず知らずのうちに眠ってしまうのだ。
二時間くらい浸かっていることもあり、二時間も浸かっていると湯温が下がり寒さで目が覚める。
目覚めた時に、僕の死ぬ場所は浴槽中なのかも知れないと思うことが度々であった。
それ故、今冬は気をつけなければならないと思い、浴槽中で眠ってしまうことはなかった。
ところが先日とうとうやってしまったのだ。
しかしそれはこれまでとはちょっと様子が違っていた。
浴槽中で眠っていたという自覚はなかったが、温かい浴槽にそれなりの時間浸かっていて酔ってしまったのかも知れない。
浴槽から出るときには至極気分が悪かった。
後で考えると覚えているのは其処までで、次に気付いたのは、洗い場のタイル上で仰向けに寝ているときであった。
あんなことは初めてで、我が身体に重大な問題が生じたのかも知れないと心配したが、明くる日の体調を考えると、その心配はなさそうであった。
もっとも今冬は、眠るのは風呂場ではなく夕飯後の我が部屋中だ。
我が机前に坐ってから2時間其処其処、電気ストーブと電気座布団に包まれて眠ってしまうことが続いている。
今晩も23時半頃に目を覚まし慌ててお風呂に入った。
二時間もうたた寝をしてしまうと、布団に入っても今度はなかなか眠れないのは明白だ。
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