山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

生駒山系縦走路.ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山(生駒山系縦走路は身体力のバロメーター)

2018年03月29日 | 山野歩
ハクモクレン

2018年03月25日(日)
<生駒山系縦走路>
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]6:17→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→7:04[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→(つつじの小路)→7:29[展望デッキ(小休止)]7:33→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →8:17[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]8:40→9:08[ビオトープ田原の里山・車止め]→9:30[堂尾池(大休止)]9:48→10:06[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→10:49[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→11:13[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→11:25[龍王神・祠]→[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→12:23[辻子谷ハイキングコース北出合(小休止)]12:37→13:09[生駒山頂(遊園地内)]→13:52[暗峠]→[大原山]→14:53[鳴川峠]→15:42[鐘の鳴る展望台(小休止)]15:49→[十三峠]→[平群分岐]→[おおみちハイキング道分岐]→17:44[高安山駅]
◆所要時間:11時間27分
<生駒山系縦走路は身体力のバロメーター>
生駒山系縦走路の山行は、普段殆ど歩かない生活をしている僕にとって、身体力のバロメーターになるのではないかと思う。
この縦走路をこの1月には二度歩いているのだが、1月中旬に歩いたときには、身体が冷え切ってしまい僕の身体は酷い状態に陥ってしまった。
結果、あれから今日まで山に行かなかった。
僕の身体は、冷気に耐えられないに違いないと思えたからだが、また、僕がやらねばならないことが日々待ち受け、山に行く為の時間が作れなかったのも事実だ。
しかし、春分が過ぎかなり気温が上昇した今日、時間を見付けて二ヶ月振りに縦走路にやって来た。
高安山まで歩き切りたいと念じ、前回よりも1時間以上も早い時刻に私市駅をスタートする。
時間に余裕があるゆえ終始至極ゆっくりと歩く。
今日出会ったハイカーの中で、歩くスピードがもっとも遅いそれであることは間違いがないだろう。
追い抜かされるばかりで、抜いて行ったハイカーの後ろ姿が僕の視界からたちまち消え失せる。
暗峠への下りでトレッキングポールを準備する。滑り易い道が続くことと、鳴川峠以降は起伏が激しくなるからだ。
鳴川峠を過ぎる頃には脚腰はかなり疲れてしまい、それ以降は更にスピードをダウンする。
鐘の鳴る展望台手前の上り坂は足下ばかり見て懸命に足を進めなければならなかったし、十三峠の道標を確認した記憶がないほどに、我が心身は疲労していた。
また、高安山頂へと上る身体力の余裕がなく、おおみちハイキング道より下山する計画であったが、下ることなくケーブル乗り場へと進んだ。
平群分岐の道標を過ぎてからだったと思うのだが、白花が咲く数多の樹木が林立する処があった。
其処には花の写真を撮る40歳台くらいの女性がおられ、その方に「コブシですかね?」と尋ねると、「否、モクレンです」と答えてくださった。
僕には其処に咲く白花がタムシバなのかモクレンなのか、それともコブシなのかが分からなかったからだ。
その女性は、この季節、其処にハクモクレンが咲くことを知っておられてわざわざ今日来たのだそうだ。
またモクレンの後背地には、これまた数多の小さな黄花をつける樹木があって、それがサンシュユという樹木であることも教えてくださった。
スミレ、カキドオシ、ホトケノザ、タンポポ、タチイヌフグリ、ヒメオドリコソウ、ニオイタチツボスミレ、ヤブツバキ、アセビ、コブシ、ウメ等と、
一月の山行と違って、今日は開花する植物にも出合えたし、テングチョウにも出合えた嬉しい山行となった。
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スイセン(兵庫県五色町から贈られた球根)

2018年03月28日 | 植物
2018年03月22日(木)
『スイセン』
<兵庫県五色町から贈られた球根>
この[スイセン]の写真は、2008年3月23日に撮影したものだ。
[すいれん池]へと流れ込む尺治川の向こう岸で、満開を迎えていたこの[スイセン]について、
「このスイセン園は、交野市と姉妹都市を結んでいる兵庫県五色町から贈られた球根を
市民ボランティア団体が丹精込めて植えたものであります・交野花と緑の推進会議」
という掲示板が当時には存在したのだが、今もあるのだろうか。
あれより10年が経過しようとしている現在、あの場所に[スイセン]は今も咲いているのだろうか。
僕の親爺が五色町の出身ゆえ、あの[スイセン]は僕にとっても別格の存在だ。
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チョウノスケソウ(長乃助草)

2018年03月17日 | 植物
2018年03月14日(水)
『チョウノスケソウ』
<長乃助草>
2013年7月14日、
八ヶ岳・大同心ルンゼを二度目に下るときに出合った白色花弁を持つ[チョウノスケソウ]は、
[長乃助草]と書くそうなのだが、如何にも人の名のようだ。
何ゆえこのような名がついたのだろうか。
「葉は硬く、卵状楕円形、長さ10~20㎜で、鈍頭。
縁は浅く羽裂し、裂片の先は鈍く、裏面は白い綿毛に被われ、側脈は6~8対で、葉の表面で凹入する」と
「平凡社・日本の野生植物」に記してあるが、写真を見ていて頷く。
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サクラソウ(絶滅が危惧されている)

2018年03月15日 | 植物
2018年03月13日(火)
『サクラソウ』
<絶滅が危惧されている>
この写真の[サクラソウ]は、2011年03月19日、“星の里いわふね”バーベキュー施設の傍らの花壇にあったものです。
僕の山行記に[サクラソウ]と明確に記しているゆえ、花名が掲げてあったのかも知れません。
「江戸時代から明治には荒川沿いにふつうにみられたので、野外に出かけてサクラソウ見物が行なわれ、
園芸化もされて、現在でも500~700品種もの園芸品が栽培されている」「現在自生の見られるところは極端に少ない」
「自生のものが少なくなり、絶滅が危惧されている野草のひとつ」などと、書籍に記されています。
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人の命の儚さ(我が娘の在りし日の姿が脳裏に蘇る)

2018年03月10日 | 日記・エッセイ・コラム
我が家の仏壇
2018年03月05日(月)
『人の命の儚さ』
<我が娘の在りし日の姿が脳裏に蘇る>
2月27日の日記に
「KDさんの処の女性従業員さんが亡くなり、今晩がお通夜だそうだ。
暫く前に娘婿から、
『癌を病み歩けない状態で、身寄りが無くKDさんが面倒を看ている』と聞いていた。
彼女は、娘婿と同い年らしく、上さんが『ちょっと早いね』『可哀想ね』と言ったが、
『もしかすれば、彼女にとって好かったのかもしれない』『彼女にとって丁度よい時なのかも知れない』と返した。
人は亡くなった時が、その人にとってもっとも好ましい時なのだろうと思うからだ。」と僕は記している。
あれから六日目の今日、
KDさんが●●●●に来られ、上さんがKDさんと話す機会があり、彼女の癌とは大腸癌であることを知った。
「オシメの交換は娘がやってくれた」とKDさんは仰ったそうなのだが、
KDさんのお嬢さんは、まだ高校生くらいだと思うのだが、
その娘さんが30歳半ばの女性の介護を如何なる気持で担い、如何なる心中で看取ったのだろうか。
至極心の優しいお嬢さんに違いないと思うと同時に、人の命の儚さを思うとき、
我が娘の在りし日の姿が脳裏に蘇った。
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墓参(長女)

2018年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム
2014年4月20日 撮影
2018年02月04日(日)
『墓参』
<長女>
先週の日曜日同様、今日も山に行くことができる環境にはなく、その予定はなかった。
ところが今朝になって、半日くらいなら家を空けることが可能であることが分かる。
それならと、長女が眠るお墓に独りでやって来た。
上さんとやって来た1月1日以来の墓参なのだが、
その間に、何方かがお参りしてくださったのかも知れないと思われる形跡があった。
いつものように草引きをし、四つの墓石の水洗いをし、そして供華をする。
積雲が浮かび青空が拡がる冬晴れの好天ではあったが、
冷たくて強い北風が吹きつけ、墓石を水洗いするときには手が悴んでしまうほどであった。
K兄さんには「兄さんの家族の近況は分からない」「しかし、便りが無いのは何事もなく皆元気なんだと思うよ」と伝え、
T祖母ちゃんには「Yさんは孫三人相手に元気にやっているよ」と伝える。
Mお母さんとMお父さんには「1月1日以降一ヶ月振りにやって来たよ」「それにしても、立春だというのに手が悴むほどに水が冷たいよな」と話し掛け、
娘には「妹のJ子一家は一ヶ月後に迫った●●の●●会と、新店舗の開業もあって、日曜日であっても忙しそうにやっているよ」「また来月来るからね」と伝えた。
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