山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

エニシダ(枝全体に黄色花が見事に開花)

2017年08月31日 | 植物
2017年8月20日(日)
『エニシダ』
<枝全体に黄色花が見事に開花>
6月3日、[大天上ヶ岳]から[大タワ]へと飛び出し、変化の無い舗装道路(紀泉高原道路)を[粉河中央林道・分岐]へと向かうとき、前方左手に黄花が見え、[ヤマブキ]が咲いていると思い近づくと間違いで、それは[エニシダ]であった。僕の老眼では少し離れると明確に見えていないのが現実だ。丁度最盛期で枝全体に黄色花が見事に開花していた。書籍に、[エニシダ]はマメ科で南ヨーロッパ原産と記されていた。
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ユキノシタ(清浄な佇まい)

2017年08月30日 | 植物
2017年8月19日(土)
『ユキノシタ』
<清浄な佇まい>
5月28日、槇尾山[施福寺]へと階段を懸命に上るとき、苔むした石垣や岩上に咲いていた[ユキノシタ]は、[ダイモンジソウ]と同じ[ユキノシタ科]の植物であった。
あのときは歩き始めてまだ間が無いときで、しかも変化の無い上り階段を登り続け、もう少しで[施福寺]に辿り着くという処であったと記憶する。清浄な佇まいの可愛いい[ユキノシタ]が眼に留まったときには、それまでのしんどさを忘れ見入ってしまった。
「平凡社・日本の野生植物」に、「和名は葉が常緑で白班があるのを、表面に雪が積もった状態に見たてて名付けられたという」と記されていた。
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ナルコユリ(謐謐たる姿)

2017年08月28日 | 植物
2017年8月18日(金)
『ナルコユリ』
<謐謐たる姿>
5月28日の[槇尾山]から[犬鳴山]への山行時、車道より[和泉葛城山]へと向かう山道に入った後、暫くして杉林中の上り道で出合う。そこには路傍より道に向かって、茎をそっと差し伸ばす「ナルコユリ」の謐謐たる姿があった。一本の茎に長さ2cmくらいの淡い緑色花が20個ほどぶら下がっていた。午前中に[アオテンナンショウ]に出合ってから三時間近く花に心を揺さぶられることがなかったゆえ、感動的な出合いであった。
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アオテンナンショウ(水芭蕉と同じサトイモ科)

2017年08月26日 | 植物
2017年8月17日(木)
『アオテンナンショウ』
<水芭蕉と同じサトイモ科>
5月20日の山行時、道の縁を何気なく眺めていて[テンナンショウ]に気付いたときには心躍ったものだ。しかし、あのときは名称が分からなかった。5月28日、[槇尾山]から[犬鳴山]へと歩くとき、[千本杉峠]を過ぎて暫くして同じ[テンアンショウ]に連続して出合う。そのときは、写真を撮り観察した結果、[アオテンナンショウ]であると確信する。「平凡社・日本の野生植物」によると、[アオテンナンショウ]は[ミズバショウ]と同じ[サトイモ科]の植物であった。
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目眩と嘔吐(蛭以外に原因が存在するとは考えられない)

2017年08月24日 | 健康・病気
(写真)2017年6月3日、犬鳴山天狗岳
2017年8月15日(火)
『目眩と嘔吐』
<蛭以外に原因が存在するとは考えられない。>
7月30日の山行で、蛭にやられて裾が血塗れになったズボンは、帰宅して直ぐに裾を水洗いして洗濯場に置いた。しかし衣類は別として、それ以外の山道具は僕自身が洗濯するのが常だ。上さんに迷惑を掛けたくないからだが、2日朝の酷い目眩と嘔吐以降、体調が芳しくなく、血塗れになった運動靴用スパッツとトレイルラン靴は玄関に置いた儘であった。昨日、それら二点の洗濯を済ませた。血塗れのスパッツは、先にお湯洗いをしてから洗剤を使用したにもかかわらず、バケツ中のお湯は赤く染まった。
6日も13日も山に行くことが可能な環境にあり、なかでも13日は前日内に山行の準備を済ませて置いたのだが、朝になって我が体調を考えるとき行くことが出来なかった。2日の酷い目眩と嘔吐が忘れられないのと、しんどい状態が続き、食欲が無く気力が湧いて来ないのだ。あれ以降二週間が経ち、その間目眩も嘔吐もまったく無いのだが、身体を動かしたときに目眩が生じているのではないかと瞬時緊張し、暫くの間、天井や壁を見ることがしばしばだ。
あの目眩と嘔吐の原因は何処にあったのだろうかと考えるがやはり分からない。上さんが言う「夏の疲れ」が原因だと思えない。やはり蛭に原因があったのだろうか。
かなりの傾斜地の濡れた落葉上を四つん這いになり這い登るときに蛭にやられたように思うのだが、その蛭を我が家まで持ち帰ったわけだから、約7~8時間もの間、蛭に我が血液を吸われ続けたことになる。その傷跡が両足首を中心に十数ヶ所も残り、未だに痒い処もあるのだが、蛭にやられることで目眩や嘔吐が生じるのだろうか。あれから二週間余りが経ち徐々に体調が上向きになるなかで、普段の我が身体を顧みるとき、如何考えても蛭以外に原因が存在するとは考えられない。
それにしても今までに経験したことがない凄い目眩で、同時に吐き気を催しトイレに駆け込むのに、壁や箪笥を支えにしてふらふらになりながら無我夢中で歩いたように思う。もしかすれば床上を這っていたのかも知れない。
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レンゲツツジ(鮮やかな紅色花)

2017年08月23日 | 植物
レンゲツツジ

2017年8月14日(月)
『レンゲツツジ』
<鮮やかな紅色花>
5月20日の山行時、[根古峰]を過ぎ、[南葛城山への分岐]より[一本杉]へと進むときに出合う。鮮やかな紅色花と緑葉とのコントラストが殊の外美しかったのを覚えている。ツツジで知られている[大和葛城山]にも、この[レンゲツツジ]も咲くのだろう。
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美空ひばり (僕の心を和ませる)

2017年08月21日 | 音楽
2017年8月12日(土)
『美空ひばり』
<僕の心を和ませる>
「日本中で今日ももっとも長い時間、美空ひばりの歌声を聴いている人間かも知れない」と思うときがある。[美空ひばり]が亡くなって暫くして発売されたCD(今日の我に明日は勝つ。美空ひばり大全集。~さようなら、そしてありがとう)を日々聴いていて、我が部屋に居る時間は、何かを行なっている時であっても、必ず[美空ひばり]の歌声が流れているからだ。映画の挿入歌も多くあるのだろうか、聞いたことが無い曲も数多収録されている。歌声が流れるときに浮かぶ[美空ひばり]の姿は、[一心太助]や[捕物貼」姿だ。何ゆえかステージで歌う姿ではない。
いつ頃からこれ程までに[美空ひばり]の歌声を聴くようになったのだろうか。何か切っ掛けがあったに違いないと思い日記を繰ってみた。そして見つけたのだ。2016年5月21日(土)、[Mお母さん]の葬儀日の夜から聴き始めていた。
「19時が廻って数年振りに美空ひばりのCDを聴く。[河童ブギブギ]から始まって[越後獅子の唄]まで17曲を繰り返し楽しむ。クラシックもよいが、美空ひばりの歌声は何故か僕の心を和ませる。」と記述していた。
そのときには既に、僕のお袋と親爺は亡くなり上さんの親爺さんも亡くなっていた。僕の親として生存してくれていたのはMお母さん独りだけであった。今日そのCD([河童ブギブギ]から始まって[越後獅子の唄]まで17曲)を聴いてみた。僕の脳裏には、生前のMお母さんの笑顔だけでなくお袋や親爺の笑顔が蘇った。
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シャガ(名はヒオウギ(射干)の漢名からとったもの)

2017年08月20日 | 植物
シャガ
2017年8月11日(金)
『シャガ』
<名はヒオウギ(射干)の漢名からとったもの>
[ダイヤモンドトイレル]最終日の5月7日、突然[シャガ]が現れたと思ったらそこはもう[槇尾山・施福寺]の境内であった。野草に興味がなかった頃より[シャガ]は見慣れている花で、[シャガ]という名称も知っていたのだが、あの時の群生している[シャガ]は一際美しかった。それは、変化の無い樹林中の道を只管歩き続けて来た所為なのかも知れない。[アヤメ科]に属し、「名はヒオウギ(射干)の漢名からとったもので、昔に中国から渡来したものと思われる」と書籍に記されていた。
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ヤマツツジ(新緑中の鮮やかな赤色)

2017年08月19日 | 植物
ヤマツツジ

2017年8月9日(水)
『ヤマツツジ』
<新緑中の鮮やかな赤色>
今春、[ダイヤモンドトイレル]を歩き始めて三日目の5月7日、[岩湧山]から西方へと下るときに、樹林の中へと続く踏み跡を近道だろうと思い前進したことにより出合った[ヤマツツジ]。傾斜地の林中ゆえ傍まで近づけず至近距離から観たり撮影することが出来なかった[ヤマツツジ]。新緑中の一際鮮やかな赤色が印象的であった[ヤマツツジ]。「山と渓谷社・日本の樹木」を見ていて、ツツジの仲間から消去法で、今回出合ったのは[ヤマツツジ]だろうと判断したこの樹木は、春の葉と秋の葉が違うそうだ。
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八重の桜(桜の判別は難し過ぎる)

2017年08月17日 | 植物
2017年8月7日(月)
『八重の桜』
<桜の判別は難し過ぎる>
5月4日の金剛山山行時、[行者杉]を行くときに満開を迎えていた紅紫色の八重の桜。否、桜なのだろうと思うのだが、そうでないかも知れない。また、桜の判別は難し過ぎて、まったく判らないと言っても過言ではない。スミレ以上に判らない。僕が撮影した写真と、「山と渓谷社・日本の樹木」にある桜とを見比べるのだが、何という桜なのか見当もつかない。僕が知っている桜の名称は、[ソメイヨシノ]と[ヤマザクラ]、そして[チョウジザクラ]くらいなのだが、実際、桜を観ていて「これはソメイヨシノだ」とは言い切れないのが現実だ。
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