山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂(体たらくな山野歩)

2015年08月30日 | 山野歩
2015年8月16日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:00→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:38[ピトンの小屋]9:48→(さえずりの路)→10:12[やまびこ広場]10:25→(まつかぜの路) →11:02[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(昼食)]11:55→[戎バス亭]→12:12[ビオトープ田原の里山・車止め]→12:33[堂尾池]→12:59[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →13:45[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→14:14[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→15:20[辻子谷ハイキングコース北出合]15:40→16:07[生駒山頂遊園地]
◆所要時間:7時間7分
<体たらくな山野歩>
雲量は「7」で絹積雲が拡がり、自宅を出るときには涼気が漂っていたのだが、「さえずりの路」を懸命に上るときには、顎より汗が滴り落ちていた。しかし雲が多い一日であったため、我が体力の消耗はかなり軽減したに違いない。そのお蔭だろうか、阪奈道路高架橋を上るときに左足外側足首上部の筋肉に痙攣が生じた以外には、こむら返りが起こることは無く快調に歩くことができたのは収穫であった。しかし、トレイルランナーは別として、同年代と思われる複数の登山者に追い抜かれてしまうという体たらくな山野歩でもあった。それでも「辻子谷ハイキングコース北出合」には想定外の時刻に到着し、そこでしっかりと休息し「生駒山頂遊園地」へと向かったのだが、生憎雨が落ち始めた。「石切駅への下山道は石畳の下り坂が続くゆえ足を滑らすかも知れない」「ザック中のザイルや登攀具を濡らしたくない」「早く帰宅して身体を休めたい」などと都合のよいことを思考し、ケーブルカーを利用して近鉄生駒駅へと下山してしまったことを、後で後悔することとなった。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山(北岳に行きたい)

2015年08月22日 | 山野歩
2015年8月9日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:04→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:42[ピトンの小屋]9:52→(さえずりの路)→10:17[やまびこ広場]10:35→(まつかぜの路) →11:13[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(昼食)]12:12→[戎バス亭]→12:29[ビオトープ田原の里山・車止め]→12:49[堂尾池]→13:17[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →14:09[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)→(カントリークラブ横)→16:10[辻子谷ハイキングコース北出合]16:45→(辻子谷ハイキングコース)→[興法寺(鷲(しゅう)山(せん)寺]→(辻子谷ハイキングコース)→17:46[近鉄・石切駅]
◆所要時間:8時間42分
<北岳に行きたい>
今日の山行目的は、9月の北岳山行に参加できる脚力が我が身体に具わっているのかを見つける為のボッカであった。しかし明確な答えを見出すことはできなかった。それは、今日の山行で脚力不足が露呈したにもかかわらず、それでも、「北岳に行きたい」という未練が僕の心中にあるからなのだろう。
私市駅を出発したときには前回同様、ザイルや登攀具、カッパ、傘、そして今日は1L増やして4Lの水が僕の背中にあった。堂尾池堰堤を上るときに脚に微かに違和感があったが、それ以降も快調に歩き続けた。ところが、生駒山に足を踏み入れるや否や、少し上りにかかった処で突然両脚がこむら返りに襲われた。ストレッチをするが改善する気配は皆無で至極痛む。この状態で前進するとまったく歩けなくなってしまい下山できなくなる可能性があるのではないかと危惧し、戻るべきかも知れないと暫く思案する。来た道を一歩二歩と戻りかけるが、水不足がこむら返りの原因というMO君の言葉を思い出し、500mlの水を一気に飲み干し立ち尽くしていると漸次痛みが消滅した。その後ペースダウンをし、しっかりと水を飲みつつ、休憩をとりつつ、生駒山山頂には向かわず「辻子谷ハイキングコース北出合」より石切駅へと下山したのであります。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山(合歓の木の花)

2015年08月17日 | 山野歩
2015年7月19日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]10:43→10:51[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→11:25[ピトンの小屋]11:35→(さえずりの路)→11:56[やまびこ広場]12:08→(まつかぜの路) →12:43[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]13:40→[戎バス亭]→[ビオトープ田原の里山・車止め]→14:19[堂尾池]→14:44[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →15:32[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)→(カントリークラブ横)→17:00[辻子谷ハイキングコース北出合]17:05→(辻子谷ハイキングコース)→[興法寺(鷲(しゅう)山(せん)寺]→(辻子谷ハイキングコース)→18:02[近鉄・石切駅]
◆所要時間:7時間19分
<合歓の木の花>
今朝、小雨ゆえ出掛けるべきか否かと躊躇しまいスタートが遅くなってしまった。また、目覚めたときから体調が優れなかったのも、躊躇したもう一つの理由でもあった。ここの処の暑さに我が身体は負けているのだろう、山に行きボッカに励むうちにしんどくなり歩くことができなくなるのではないかという、一抹の不安感が頭を過った。
先日同様、ザック中には、傘、カッパ、ザイル、登攀具、水3㍑、カメラ等を入れ、「速歩でしっかり歩く」を目標に生駒山縦走路にやって来た。しかし「速歩でしっかり歩く」が可能であったのは堂尾池まで、堂尾池の堰堤を上るときに今日初めて脚の痙攣を感じた。その後も足指も含めて両脚の様々な筋肉に痙攣が生じ、その度に騙し騙し歩き続けた。
前半の速歩から、生駒山頂には早い時刻に到着するものと考えていたが、さにあらず。辻子谷ハイキングコース北出合に到着したのは既に17時であった。これより生駒山頂に向かうと下山がかなり遅くなってしまう。ヘッドランプの用意はあるが、台風11号の後ゆえ、山道は荒れているかも知れない。また、我が身体はくたくたで疲労困憊の態であったことも、暗くならないうちに下山したいと思った大きな理由であった。
今日、目に留まった花は「合歓の木」で、足元に花弁が拡がる姿を度々見ることとなり、「もう合歓の木の花の季節は終わりなのだろうか」と考えていた矢先、石切駅への下り道、右手谷筋に、我が目線と同じ高さに無数の紅くて淡い花が出現した。もしかしたら、それまでに合歓の木の花が足元に落ちている姿しか僕の眼に留まらなかったのは、終始俯き黙々と歩いていた所為かも知れない。
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裏六甲・不動岩(あってはならない事故)

2015年08月12日 | 岩登り
2015年07月12日(日) 
『T山の会』
<裏六甲・不動岩>
■参加者:ABちゃん、UMさん、MOくん、YUさん
<あってはならない事故>
東壁の平易な二つのルートを、2本4ピッチをリードして攀じる。12時前ごろ、二本目を登るとき、僕の位置から見えなかったのだが、東稜ルンゼルートをリードする男性が墜落するというあってはならない事故が発生した。かなり激しい音がしたが、背中にザックがあったことが幸いしたのかも知れない。怪我の詳細は分からないが、足の自由が利かないという様子で仲間に支えられ取り付きまで下降し、その後背負われ移動したようだ。
その事故のこともあり、至極暑かったこともあり、僕達は登攀を中止して帰路に着いたのだが、不動岩下の車道には救急車や数台の消防署の赤い車両がやって来ていたし、暫くするとヘリコプターも現れた。
今日の登攀は、前回のように高度感に圧倒されることもなく、僅かに2本ではあったが、難なくリードができたことにより、ささやかではあるが自信回復に繋がったのは間違いが無い。ところで今日は、近畿地方でも今年初めての猛暑日を記録したと報じていた。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂(堅忍持久の山行)

2015年08月01日 | 山野歩
2015年6月28日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:13→9:20「星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:57[ピトンの小屋]10:07→(さえずりの路)→10:30[やまびこ広場]10:40→(まつかぜの路) →11:20[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(昼食)]12:15→[戎バス亭]→12:35[ビオトープ田原の里山・車止め]→12:53[堂尾池]→13:25[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →14:11[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)→(カントリークラブ横)→15:5[辻子谷ハイキングコース北出合]→16:18[生駒山頂遊園地]16:35→(辻子谷ハイキングコース)→[興法寺(鷲(しゅう)山(せん)寺]→(辻子谷ハイキングコース)→18:05[近鉄・石切駅]
◆所要時間:8時間52分
<堅忍持久の山行>
今日の我が歩みをみるとき、7月の雪彦、9月の北岳山行を皆に迷惑をかけることなく遂行できるのだろうかと不安になってしまった。「辻子谷ハイキングコース北出合」から生駒山頂遊園地への上りにかかってから以降、近鉄石切駅に到着するまで、我が脚には余裕がまったく無くなった。歩行中に起こらなかったのは幸いであったが、帰宅してお風呂に入るとき、両脚大腿四頭筋にこむら返りが生じてしまい、必死に脚を伸ばし熱めのお湯を脚にかけ続けると如何にか治まってくれたのだが、腰掛け続ける姿勢は我が腰にとってかなりの負担となった。ところで、歩行中に脚以外に痛みを覚えたのは親指を中心とした足裏であった。その痛みは金毘羅山行時にも生じたのだが、今日の痛みは半端ではなく、「辻子谷ハイキングコース」を下降するときにはかなり苦労することとなった。
金毘羅山行で明確になった「荷物を担いで歩くことが出来ない」を何とかしなければならないというところで、今日の山行目的は「歩荷」であった。ザック中に、傘、カッパ、ザイル、登攀具、水3㍑、カメラ等を入れたのだが、さてザックの重量は何㎏になったのだろうか。我が家に体重計が無くなってから久しいゆえ、その重量は計ることができない。
俯き足元ばかりを見て歩き続けた。前から来られた人にも気付かず、相手の方が待ってくださる場面が何度かあった。かなりしんどい山行であったが、空模様が我が身体に味方をしてくれた。お蔭で然程気温が上昇することもなく、洪水のような日光を浴びることもなかった。午前中は曇天で微かに小雨が降り続き、青空が覗き始めたのは「阪奈道路」を過ぎてからではなかったろうか。それは堅忍持久の山行であった。
ところで、今日我が眼に留まった花はヒツジグサ(未草)のみであった。いつもの処で、堂尾池から少し上手にある小池で、ひっそりと今年も僕が訪れるのを待っていてくれた。書籍によるとその純白の花は、未の刻(午後2時)ごろに咲くのでこの名があるという。夕方には閉じてしまうそうだ。
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