山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地(星のブランコ)

2013年02月17日 | 山野逍遥

Sp025

◆撮影:2013年1月20日、ほしだ園地にて

(クライミングウォール前広場)

2013210日(日) 

『山野逍遥』

<ほしだ園地>

[コースタイム]

[私市駅]1020→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→1120[ピトンの小屋]12101245[星のブランコ]13351355[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→1545[私市駅]

◆所要時間:5時間25

<星のブランコ>

初めて見る“星のブランコ”をJ太郎は如何に思うのだろうか、はたして渡ることが出来るのだろうか、それとも闊歩して歩くのだろうかと、彼が如何なる反応を示すのかを見てみたいものだと僕は楽しみにしていた。

その“星のブランコ”をJ太郎は、往路では50mの高さに恐怖を感じることもなく難なく渡ってしまった。しかしそれはもしかしたら、吊り橋上から見る景色や高度感が彼にとって初めての経験であったゆえ、高度とは如何なるものかが理解出来ていなかったからかもしれない。その証拠に、復路では僕の左手をしっかりと握り、吊り橋の端を歩こうとはせず、僕の脚に身体を擦り付けんばかりにぴったりとくっつけ歩き続けたからだ。

また、前回には殆ど興味を示さなかった“クライミング”にも挑戦した。挑戦したと云っても“ピトンの小屋”中に設置されている高さ2メートル足らずの人工壁においてだ。それも小学校34年生位の女の子が攀じっていたのを見て触発されて、ホールドに手と足を掛けたのだが一歩も動けない内に終了した。

J太郎は、自身の年齢に近い子供達(小学校低学年位まで)を見つけると一緒に遊びたい、仲間になりたいと考えるようだ。その子供達の親御さんが直ぐ横におられても構わないのだ。僕が“ピトンの小屋”のベランダから下方を見ていたとき、特筆すべき彼の行動があった。それは、“ピトンの小屋”前のこと、楓の木の前くらいでの出来事であった。そこには若い両親の間にJ太郎よりも確実に幼いひとりの男の子が立っていた。もしかすれば、その男の子は何かの拍子に転び立ち上がったばかりであったのかもしれない。男の子の直ぐ横に居たお母さんが世話をやくにもかかわらず、彼はその男の子を恰も知っている友達であるかのように振る舞ったのだ。男の子の傍に駆け寄るや否や男の子の衣類に付いているのであろう砂などを払い落す仕草をし始めたのだ。

帰路、私市駅までほんの少しの処にやって来たときJ太郎は、金属製柵の裏側に廻り、足下にあったプランター中を探り始めた。そして暫くして「ふうせん!」と嬉嬉として彼は声を張り上げた。それよりも先に僕は、そのプランター中に薄茶色のフウセンカズラの小さな袋が数個転がっているのに気づいていたのだが、僕はその存在を彼に敢えて教えなかった。昨年の9月下旬に初めて見た透明感のある黄緑色袋状のものと、この薄茶の袋状のものが同じものだと何ゆえ解ったのだろうかと不思議に思いつつ、さてこの袋を如何するのかと眺めていた。するとJ太郎は、乾燥した袋をバシバシと壊し中にあった黒色のフウセンカズラの種を数個取り出し、僕の顔を見上げて「たね」と言ったのだ。この直径5㎜くらいの球状の物が何で“たね”だと知っているのだろうかとまた不思議に思った。

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腰痛(桐灰懐炉は腰痛改善に効果がある?)

2013年02月10日 | 健康・病気

Sii033

◆撮影:2011年2月11日、ほしだ園地にて

(星のブランコ)

201223日(日) 

『腰痛』

<桐灰懐炉は腰痛改善に効果がある?>

長年普段より軽微だが腰に鈍痛が存在するのだが、113日(土)の起床時より腰の状態が悪化した。自己診断で13日の腰痛度数は「8」くらいであった。椅子から立ち上がるときや車から降り立つときに、瞬時に腰が伸びてくれない。ジワーッと立って極めてゆっくりと意識して痛む腰を伸ばすのだ。伸び切って暫くすると、違和感と鈍痛は存在するものの歩くことも走ることも可能だ。それゆえ、16日、18日と走ったのだが、昨年の73日に腰痛に陥ったときのことを思い出し走るのを休止した。昨年腰痛に陥った73日以降、「走って治す」という思いで、4日、6日、9日、11日と4日走った結果、12日にカイロプラクティックの門を叩く破目になった。そのとき僕の腰は最悪の状態に陥っていた。それ以降、本格的に走り始めたのは10月になってからだ。

113日以降僕は、未だ嘗て使用したことがなかった三点の品を使用し始めた。その一つは、娘からもらった娘のお古の“ニット帽”だ。耳がすっぽり覆われ被っているとかなり暖かい。二つ目は“襟巻き”で、それは上さんが使用していたものだ。「マフラーをすれば暖かい」と以前より勧められていたのだが、そもそも僕はトータルネックの衣類等、首筋に衣類が触れるのが嫌であったゆえ使用することがなかった。そして三つ目は“懐炉”だ。これも上さんから何度も勧められていた代物だが、何ゆえか使用することは無かった。これら三点の品を使用し始めた理由は、「身体を冷やさない」「身体を温めよう」「腰痛は冷えも大きな原因の一つであるのかもしれない」と考えたからだ。

営業で屋外に出るとき以外は、これら三点を必ず身に着けていて、使用し始めてから半月経った現在手放せないものとなってしまった。もっとも僕は冬期、長パッチを穿き長袖下着など上半身に5枚も衣類を着込んでいるのだが、懐炉を腰に貼ることにより、貼っている腰周辺ばかりでなく身体全体が温まってくるような気がする。事務所に坐るときに暖房器具がなくても済むくらいに暖かい。因みに、僕が使用している懐炉は、“桐灰カイロ”で、14時間持続と書かれている。朝、左腰シャツ上に貼ると、夜就寝時まで至極暖かい。懐炉がこれ程に暖かいものとは知らなかったのだが、さて桐灰懐炉は僕の腰痛改善に効果を発揮してくれるのだろう

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ほしだ園地(暫く山野走を休もう)

2013年02月09日 | 山野逍遥

Sp012

◆撮影:2013年1月1日、交野山頂にて

(初日)

2013120日(日) 

『山野逍遥』

<ほしだ園地>

[コースタイム]

[私市駅]1210→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→1308[ピトンの小屋]1500→(かわぞいの路)→1619[私市駅]

◆所要時間:4時間09

<暫く山野走を休もう>

J太郎と“ほしだ園地”にやって来るのは五度目で、前回同様“ピトンの小屋”までやって来た。J太郎の足の向く儘気の向く儘状態でやって来たつもりだが、彼が如何なることを考えて歩いていたのかは知るすべがない。敷き積もる落葉を足で蹴り上げたり、拾い上げパラパラッと降らせたり、桐の枯葉を手に取り「大きい葉っぱ」と言ってみたり、僕には見えないのだが、川中を指差して「魚が居る」と叫んだりしながら、ほぼ一時間で“ピトンの小屋”へと辿り着いた。朝方には淡い白い絹層雲の向こうから嬉しい太陽光が届いていたのだが、“ピトンの小屋”に到着したころには鉛色の雲が空を覆い始め僅かに北風もあって寒気を感じた。それゆえ小屋中で、ポットの熱いお茶と枚方市駅構内で購入してきたパンでお昼を楽しんだ。

小屋前の人工壁では“クライミング講習会”なるものが行なわれていたのだが、人が人工壁を攀じる景色は彼の眼にはどのように映り、それを如何に理解したのだろうか。しかしいずれにしてもそれにはまったく興味を示すこともなく、人工壁の左横、柵外に設置されている子供用のホールドに乗ってみないかとも促したが、やはり興味を示すことはなかった。そもそも、J太郎に吊り橋を見せてやりたいと思っていた僕は、“星のブランコ”方面へと坂道を歩み、分岐点を右手にとって階段を上って行った。ところがその途中でJ太郎が「オシッコ」と小声で言った。「ここでしたら」と言いつつパンツを下ろしてやると、彼は「トイレで」と返した。仕方なく“ピトンの小屋”横のトイレまで戻ることとなった。

その後、寒気を感じたのと、15時になろうとしていたために、“ピトンの小屋”内で一休止し帰路に着いたのだが、僕の腰は限界に近づきつつあった。“星の里いわふね”から直ぐの処、昨年の814日の豪雨で崩壊した護岸壁の修復工事が始まっている処の巻き道、起伏がありJ太郎が一人で歩くのには少々無理がある巻き道を、往路ではJ太郎を抱えて歩いたのだが、帰路では僕にはそのための体力がなく手をつなぎ彼の身体を支えるだけに終わった。そのとき僕は思った、「暫く山野走を休もう」と。

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ほしだ園地(落葉が黄金色に輝く)

2013年02月03日 | 山野走

Sp009

◆撮影:2013年1月1日、交野山にて

2013118日(金) 

『山野走』

<ほしだ園地>

[コースタイム]

[私市駅]63500→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→65740[ピトンの小屋]70400(さえずりの路)71824[やまびこ広場]72300(まつかぜの路) 74223[飯盛霊園・境界鞍部]74400(まつかぜの路) →[やまびこ広場]→(さえずりの路)→(管理道)→[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→82925[私市駅]

◆所要時間:1時間5425

<落葉が黄金色に輝く>

終始左腰に痛みがあり足裏が地面に着く度に腰に振動が伝わった。腰のためには走った方がよいのか、それとも走らない方がよいのかと考えていた。当然のことながら結論がでるはずもないのだが、昨年の7月上旬の腰痛の時のことを思いだしていた。そのとき僕は「走ることで治るに違いない」との思いで、かなりの腰痛の症状があるにもかかわらず4日間走った結果、心身ともに三ヶ月近く走れない状況に陥ってしまったという事実があった。

“まつかぜの路”を行くとき、樹間より射し込む赤味を帯びた太陽光に眼前に拡がる落葉が黄金色に輝く。其処は落葉してまだ間が無い新しい枯葉が敷き積もった左へとカーブを切る道の吹き溜まりで、それは瞬時のことであった。また、“さえずりの路”を歩くような速度で下るとき、一本の若木の赤い新芽が15cm以上にも伸びているのが目に留まり、もう其処に近づいているかもしれない一刻も早い春の到来を期待した。

併しだ、“やまびこ広場”へと向かう管理道を上るとき小雪が舞い始め、私市駅に到着するまで微かに舞い続けた。磐船街道入口(大阪府側)に設置された「電光道路情報表示板・気温計」に往路でマイナス1℃とあったのだが、帰路でもやはりマイナス1℃で、今日はあまり気温が上がらないのだろうことを予感させた。“星の里いわふね”より風を遮るものがない私市駅へと続く168号線を駆けるとき、北西よりの冷たい風が僕の身体を叩いた。空を見上げると、青空中に僅かに積雲が浮かぶという好天であった。

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ほしだ園地(新芽に春の到来を感じる)

2013年02月02日 | 山野走

Sp007

◆撮影:2013年1月1日、交野山頂にて

(元旦の月)

2013116日(水) 

『山野走』

<ほしだ園地>

[コースタイム]

[私市駅]71100→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→73311[ピトンの小屋]74000(さえずりの路)75421[やまびこ広場]80000(まつかぜの路) 82107[飯盛霊園・境界鞍部]82500(まつかぜの路) →[やまびこ広場]→(さえずりの路)→(管理道)→[ピトンの小屋]→(かわぞいの路)→91803[私市駅]

◆所要時間:2時間0703

<新芽に春の到来を感じる>

昨朝、ベッドに坐り靴下を穿こうとしたときに左腰に電気が走った。そのとき僕は、自身の体の体勢を意識していなかったことを後悔したが、まさに“遅かりし由良之助”であった。今朝薄暗い部屋中で、先ずは神棚に、そして次に仏壇に向かい畳上に坐し前屈みになるときの姿勢は辛いものであった。腰痛度数は自己診断で「7」くらいだろうか。

駅へと歩くとき、まさに左腰をかばう歩き方でけっして滑らかな足取りではなかったのだが、坐する姿勢より一旦立ち上がり暫くの時間の経過の中で痛みは半減したし、また、右足甲の辺りの痛みも歩き始めるとかなりの軽減をみることができた。

私市駅前を離れ走り始めるとき、左腰がどのくらい痛むのか、また右足の甲がどのくらい痛むのだろうかと不安であったが、腰にしろ足にしろ、結果として走れない程の痛みが生じることはなかった。腰に振動を与えないように、また踏み違えたり蹴躓いたりしないように気をつけつつゆっくりと走った、なかでも下り階段では至極慎重に歩くが如く足を運んだ。

磐船街道入口(大阪府側)に設置された「電光道路情報表示板・気温計」に往路でマイナス3℃とあったが、意外に寒気を感じることはなかったし、“さえずりの路”を下るときに見つけた5cm程伸びている樹木の赤い新芽に春の到来を感じた。また、“やまびこ広場”で休むときに見上げた空は一点の雲も無く青一色であった。上さんの勧めもあって昨日より僕は左腰に懐炉を貼っている。

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