山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ヤマジノホトトギス(綺麗な紅紫色の斑点)

2017年09月30日 | 植物
2017年9月16日(土)
『ヤマジノホトトギス』
<綺麗な紅紫色の斑点>
2016年8月14日に[吉野]へ行ったときに出合う。
[心見茶屋跡]を過ぎ[四寸岩山]を目指し懸命に歩くとき、何気なく足下を見ていて開花している[ヤマジノホトトギス]に気付く。
この花はここの一輪のみで、後にも先にも見ることはなかった。
何年も前に初めて出合ったときには、綺麗な紅紫色の斑点と、花の奇妙な形に感嘆の声を漏らしてしまったのを覚えている。
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マツカゼソウ(涼しげな葉)

2017年09月29日 | 植物
2017年9月15日(金)
『マツカゼソウ』
<涼しげな葉>
[マツカゼソウ]を初めて確認し花名を覚えたのは十年ほど前のこと。
比良山系[イン谷口]から歩き始めて[大山口]を過ぎ[青ガレ]へと向かう道すがら道の縁を眺めていて、
白い小さな花と涼しげな葉に気付いたのが、[マツカゼソウ]との初めての出合いであったと思う。
「平凡社・日本の野生植物」によると[ミカン科]に分類されているのだが、
「草本としては、日本にマツカゼソウ属があるだけである」と書かれていた。
この写真の[マツカゼソウ]は2016年8月14日に[吉野]へ行ったときのもので、
[四寸岩山]までもう少しという杉林中であった。
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ツリフネソウ(赤紫花を咲かせていた)

2017年09月28日 | 植物
2017年9月14日(木)
『ツリフネソウ』
<赤紫花を咲かせていた>
2016年9月25日、[むろいけ園地]内の[湿性花園]で開花していた[ツリフネソウ]は、[ミゾソバ]と競り合い所狭しと赤紫花を咲かせていた。
「平凡社・日本の野生植物」よると、[ツリフネソウ]は[ツリフネソウ科]に分類され、
日本には1属3種があるそうで、他には[キツリフネ]と[ハガクレツリフネ]の記載があった。
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ヒガンバナ(曼珠沙華)

2017年09月27日 | 植物
2017年9月13日(水)
『ヒガンバナ』
<曼珠沙華>
この写真の[ヒガンバナ]は、2016年9月25日に[京阪・私市駅]から[ほしだ園地]へと向かう[かわぞいの路]で出合ったときの[ヒガンバナ]だ。
[ヒガンバナ]はこの季節には其処彼処で見られる有り触れた花なのだが、あの時は、桐の大木が林立する傍らに泰然と咲く、活き活きとした立ち姿に見惚れカメラを構えたのを覚えている。
別名を[曼珠沙華]という。
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オトギリソウ(背丈が踝ぐらい)

2017年09月26日 | 植物
2017年9月12日(火)
『オトギリソウ』
<背丈が踝ぐらい>
7月30日、比良山系蓬莱山に行ったとき、登山道を見失い、道無き処を懸命に上り、
やっとの思いで辿り着いた縦走路を、疲労困憊の態で至極ゆっくりと[ホッケ山]へと向かうときに、背丈が足の踝ぐらいの小さな黄花を数ヶ所で見ることとなった。
花や葉の様子から、そのときは[オオギリソウ]に違いないと思ったのだが、カメラに収め書籍と参照すると、何処となく違うような気がしてならない。
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クズ(秋の七草)

2017年09月25日 | 植物
2017年9月11日(月)
『クズ』
<秋の七草>
8月27日、産業廃棄物処理場が立ち並ぶ処の傍ら茂み中に見つける。
「秋の七草のひとつで、くず粉がとれ葛切り等の食品原料として、また葛根湯などの生薬にも用いられる」と書籍にあった。
奈良に行くと、葛切りや葛餅など葛を使った食品によく出合う。
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ツリガネニンジン(淡青紫の釣鐘形花)

2017年09月23日 | 植物
2017年9月10日(日)
『ツリガネニンジン』
<淡青紫の釣鐘形花>
8月27日、もうそこが生駒山という[農地終了地点分岐]間際で出合う。
淡青紫の釣鐘形花が眼に留まり、「釣鐘人参や」と喜びカメラを向ける。
丈が30cmくらいゆえ屈んで撮影しようとしたが、脚にこむら返りが生じ中腰の姿勢を持続させることが出来ない。
それならと、地面に寝転がってみたが脚の痙攣は治まらず撮影を諦める。
[釣鐘人参]は薬効効果があるそうだ。
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ハナイカリ(船の碇に似ている)

2017年09月22日 | 植物
2017年9月9日(土)
『ハナイカリ』
<船の碇に似ている>
8月27日、もう少しで[農地終了地点分岐]に着こうとする道すがら、何気なく路傍を見ていて、「あれは花?」と思い目を凝らし近づくと、其処には僕が今までに一度たりとも見たことがない至極小さな黄花があった。
花の形が船の碇に似ているゆえ、[ハナイカリ]と命名されたという美麗な黄花は、[リンドウ科]に属するそうだ。
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ヘクソカズラ(別名・ヤイトバナ)

2017年09月21日 | 植物
2017年9月8日(金)
『ヘクソカズラ』
<別名・ヤイトバナ>
8月27日、[阪奈道路]を跨ぎ、たまには車も走る地道を行くとき、可愛らしい釣鐘形の花に出合う。
花や実を傷つけると悪臭がすることから、[屁糞葛]という可哀想な花名がついたそうだが、僕はまだその臭いを嗅いだことはない。
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ヤブラン(ユリ科)

2017年09月20日 | 植物
2017年9月7日(木)
『ヤブラン』
<ユリ科>
8月27日[むろいけ園地]を歩くとき、道端草むらに立ち上がる数本の[ヤブラン]の姿に気付く。
夕刻に[暗峠]の手前でも出合ったのだが、この時はかなりの数の花序が立ち上がっていた。
淡紫色6枚の小さな花被の[ヤブラン]は、[ラン科]ではなく[ユリ科]であった。
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