山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

美空ひばり(伝説のコンサート)

2024年02月19日 | 音楽
2024年02月10日(土)
『美空ひばり』
<伝説のコンサート>
この7日に、山の会リーダーの梅安さんから、「テレビを見ない会長に連絡です。
2月10日土曜日16時からNHKで、伝説のコンサート美空ひばりが放映です。それも2時間です。如何でしょうか」というメールがあった。
メールに記されていた“伝説のコンサート”が如何なるものなのかが解らない僕は、
美空ひばりの若かりし日の、今までに放映されたことがないものが見られるのかも知れないと理解した僕は、
上さんにその話を伝えると、直ぐに録画の予約をしてくれた。
そして梅安さんには、その晩に、
「はい、ありがとうございます。しかしその時間帯は、夕飯の台所仕事の真っ最中で見る余裕がありません。
ところで僕は、美空ひばりの歌声を聴かない日は、1日たりともありません。
今晩も夕飯後2時間近く、その歌声を聴きながら、机上の作業をしていました」と返信したのです。
すると明くる日になって梅安さんから、
「お疲れ様です。ひばりちゃんコンサートは亡くなる1年前の1988年4月東京ドームです。DVDに録画して進呈します。
2月23日宇治のお山にぜひご参加下さい」という連絡があったのだ。
そこで僕は、
「美空ひばりが生まれたのは1937年5月29日。祥月命日は1989年6月24日です。
僕が聴いているCDは、亡くなったときに発売された35枚組で、500曲あまり収録されているものです。
1988年のコンサートは見た記憶がありますが、今改めてあの時の姿を観ようという気持ちはありません。悪しからず。
また2月3日の例会は欠席です。お誘いありがとうございます」とのメールを返した。
そして今日、17時頃に夕飯を作りにDKに入ると、上さんがテレビを点けて、
録画中の美空ひばりの“伝説のコンサート”なるものを見せてくれた。
偶然なのだが、今夕飯に選択したレシピは、1時間もあれば仕上がる簡単な料理で、しかも孫たちが好む料理であった。
そこで、美空ひばりの歌声を聴きながら、時折テレビを観ながら、
時折瞼が熱くなるのを感じながらご飯作りを終え、最後まで観てしまう。
そのコンサートの最後の曲は、“美空ひばり”を彷彿とさせる“人生一路”であった。
ところで、今週日々聴いている32枚目のCDには、“三年目”から始まって“浮き草ふたり”までの12曲が収録されていているのだが、
このCDは勿論、35枚すべてが、当時に録音された歌声ゆえ、華やかし頃の美空ひばりの歌声を楽しむことができるという利点が存在する。

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次郎物語(ベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」)

2024年01月29日 | 音楽
2023年12月31日(日)
『次郎物語』
<ベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」>
例年なら、元日から新しいCDに入れ替えるのだが、一日早い今日から、ベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」を聴き始めた。
お昼時に楽しむときの、上さんの「またこの曲?」との問いに、「この曲が好きやから」と答えた。
それは、ここ数年間、元日から1週間はこの曲を聴き続けているからで、上さんがそれを覚えているからなのだろう。
そんな中、“モルダウ”が流れ始めると上さんが、「加藤剛の“次郎物語”を思い出す」と言った。
なんのことやら分からないので聞き直すと、“モルダウ”という曲に歌詞を付けて、“次郎物語”という映画の中でこの曲が流れていたのだと教えてくれた。
その後、如何なる話しの流れであったのかは覚えていないのだが、三橋美智也と小林旭の名前が挙がり、
三橋美智也は“古城”かな、“快傑ハリマオ”もそうだ。そして小林旭は、“熱き心に”が一番いいと、我々の会話が続いた。
ところで、僕が好きな歌手(俳優)は、美空ひばりと鶴田浩二だ。

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美空ひばりの歌声を楽しむ(歌手・天童よしみの解説により)

2023年04月13日 | 音楽
2023年02月23日(木)
『美空ひばりの歌声を楽しむ』
<歌手・天童よしみの解説により>
今朝、8時05分から、NHKラジオ第一放送で、歌手・天童よしみの解説で“美空ひばり”の歌声が流れた。
1曲目は“芸道一代”、続いて“おまえに惚れた”が流れ、
その後、“裏町酒場”“津軽のふるさと”“昭和ひとり旅”“天竜母恋い傘”“真っ赤な太陽”“ひばりの渡り鳥”“川の流れるように”と続いた。
それより仕事の関係で、ラジオを提げて事務所へと移動し、数分後に耳に届いたのは、“ひばりの花売り娘”始め、“大川ながし”“車屋さん”等であった。
10時からは、天童よしみさん歌唱による、“美空ひばり”の歌が流れたが、間もなく用事があってその場を離れることとなった。
併しだ、2時間もの間、天童よしみさんの、何とも言えない語りにより、美空ひばりの歌声が楽しめたのは誠に嬉しいことであった。
昼食後のちょっとした時間や、夕飯作りが終わり夕飯を済ませると、僅かではあるが、自分の為の時間がやって来る。
我が机前に坐ると、直ぐにラジオの電源を入れるのが常だ。
聴くのはNHK第一放送、しかし、自身の好みの番組でない場合は、セットしてある“美空ひばり”のCDに切り変える。
そのCDとは、“美空ひばり”が亡くなったときに発売されたもので、
“今日の我に明日は勝つ”というタイトルの大全集で、35枚入っていて、500曲余りが収録されているものだ。
その中から、今週に入って19枚目を聴き続けている。
1曲目の“小さな波止場町”から始まって、最後の“リンゴ郵便”までの16曲を、日々繰り返し楽しんでいるのだが、
日本国に住む人々の中で、もっとも長時間、“美空ひばり”の歌声を聴いているのは、僕かも知れないと思うときがある。
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夢の花かげ(美空ひばり&鶴田浩二のデュエット曲)

2020年01月18日 | 音楽
2020年01月01日(日)
『夢の花かげ』
<美空ひばり&鶴田浩二のデュエット曲>
昨晩、2020年1月のスタートに聴く曲として、何が相応しいだろうかと考えたとき、
昨年と同じ曲の「ベドジフ・スメタナ作曲・連作交響詩≪わが祖国≫」しか思い浮かばなかった。
そして今朝9時過ぎに、上さんが造ってくれたお雑煮を頂戴し二人で御節を囲むときに、
「ヴィシェフラト」「モルダウ」「シャールカ」「ボヘミアの野と森より」「ターボル」「ブラニーク」の6曲を、
昨年のお正月以来一年振りに愉しむ。
また夕飯後、独りになり、我が机前に坐ったときには、
今は亡き長女が購入し使用していた20数年前のラジカセで“美空ひばり”のCDを愉しむ。
今日から聴き始めたCDは、「あの丘越えて」や「リンゴ追分」など16曲が入っているものであった。
なかでも、“鶴田浩二”とのデュエット曲である「夢の花かげ」が流れるときには聴き入ってしまった。
お風呂に入り布団に入るまでそれら16曲を繰り返し聴き続けた。
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美空ひばり&鶴田浩二(デュエット曲「頬寄せて」)

2019年02月20日 | 音楽
2019年02月09日(土)
『美空ひばり&鶴田浩二』
<デュエット曲「頬寄せて」>
先日より愉しんでいる「美空ひばり大全集」の二枚目のCD、
それに入っている「頬寄せて」は美空ひばりと鶴田浩二のデュエット曲だ。

「頬寄せて」はこの大全集を購入して初めて聴くこととなった曲で、それまで僕は知らなかった曲だ。
鶴田浩二は僕の好きな俳優というか歌い手でもあり、
哀愁を帯びた歌声で奏でる「頬寄せて」は、殊の外僕の琴線に伝わってくる。
また、優しさ溢れる表情で耳に手を当てて歌う鶴田浩二の姿も忘れられない。
鶴田浩二と言えば思い出すのは数十年前の夏、
山の会で比良山系の沢登りに行くときに、
京阪電鉄三条駅前から出る朝一番のバスに乗るために、前日に三条駅に皆が集合し、
加茂川の川辺で野宿するのが常だったのだが、
あるときの夜、川辺で眠る前に立ち寄った河原町界隈にあった歌声喫茶(だったと思うのだが)で、
「ロイド眼鏡に燕尾服、泣いたら燕が笑う…」と、
鶴田浩二が歌った「街のサンドイッチマン」を歌い、大喝采を頂戴したのを覚えている。
また先日、NHKラジオに出ておられた俳優の目黒さんが仰るには、
鶴田浩二は歌い手としても名を馳せた高田浩吉さんのお弟子さんだったそうで、
高田浩吉から「田」と「浩」の二文字をもらい、芸名をつけたのだという。
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迎春の曲・ベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」

2019年01月05日 | 音楽
2018年12月31日(月)
『迎春の曲』
<ベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」>
新しい年を迎えるにあたって今日より、ラファエル・クーベリック指揮よるベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」を聴き始めた。
僕の机横には100枚を超えるクラシック関係のCDが存在する。それらの殆どは僕が購入したCDではない。
今は亡きK兄さんの遺品中から上さんが頂戴して来たものと、娘婿が実家から持って来てくれた今は聴くことがないというCDだ。
それらの中から迎春にふさわしい曲として何がよいだろうかと思ったときに、
瞬時に我が脳裏に浮かんだのが、このベドジフ・スメタナ作曲「連作交響詩≪わが祖国≫」であった。
この曲は僕の好きな曲の一つでもある。
「ヴィシェフラト(高い城)」「モルダウ」「シャールカ」「ボヘミアの野と森より」「ターボル」「ブラニーク」の6曲があるのだが、
なかでも僕は四曲目の「ボヘミアの野と森より」がもっとも気にいっている。
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美空ひばり(北原白秋作詞、山田耕筰作曲・砂山)

2018年11月26日 | 音楽
2018年11月17日(土)
『美空ひばり』
<北原白秋作詞、山田耕筰作曲・砂山>
昨晩、24時が廻ったころ、ラジオの電源を入れるや否や流れ始めたのは、美空ひばりの歌声であった。
砂山という曲名で、作詞は北原白秋、作曲は山田耕筰との解説があった。
しかしその曲は僕が知っている砂山ではなかった。
数分のことであり残念ではあったが、僕が持っている美空ひばりのCDに入っていない曲であったのと、
美空ひばりが歌う初めて聴く曲ゆえ、何か新鮮な心持ちで歌声を楽しんだ。
さて、昨晩の歌声は、美空ひばりが何歳のときの作品であったのだろうか。
ところで、ここのところ僕が聴き続けている美空ひばりのCDには、
「江戸ッ子佐七」から始まって「思い出の鞄」まで14曲が入っている。
なかでも今気に入って度々聴いている曲は「哀愁平野」と「ある女の詩」だ。
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ドヴォルザーク作曲・新世界より(ひと日の終わり)

2018年10月24日 | 音楽
2018年10月20日(土)
『ドヴォルザーク作曲・新世界より』
<ひと日の終わり>
この一週間、ドヴォルザーク作曲「交響曲第9番ホ短調作品95・新世界より」を食事時に繰り返し聴き続けた。
その中の第二楽章は、我々が小学生のころにキャンプファイヤー時に聴いた“ひと日の終わり”という曲だ。
子供の頃に聴いていて数十年経った今でも覚えているこの旋律が流れると、何故か心地好い気分に浸れるのが不思議だ。
しかし、昔に聴いたこの曲が“ひと日の終わり”という曲名であったことを僕は覚えていなかった。
教えたくれたのは上さんだ。
いつの日にかこの曲を聴いていたときに、上さんが曲名を教えてくれたのだが、
今日はこの曲につけられている詩を、「殆ど忘れてしまったんやけど」と言いつつ「遠き山に陽は落ちて…」と、
娘や孫がいる朝食事時に、覚えている出だしの部分を歌ってくれた。
さて、今でもこの曲は、キャンプファイヤー時に流れるのだろうか。
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ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番ニ短調作品47・第四楽章」(テレビドラマ・部長刑事のテーマ曲?)

2018年01月06日 | 音楽
2017年12月27日(水)
『ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番ニ短調作品47・第四楽章」
<テレビドラマ・部長刑事のテーマ曲?>
25日朝食時、ディミトリ・ショスタコーヴィチ作曲「交響曲 第5番 ニ短調 作品47」を聴くとき、
上さんはこの旋律を覚えていないという様子ではあったが、
僕が「作曲者はディミトリ・ショスタ…」と言い始めると、
「ショスタコーヴィチやね、知っている!」と言う。
ベートーベンやモーツアルトなど有名な作曲家名なら兎も角、
作曲家としてショスタコーヴィチなる人物の存在を知っていたということだけでも、
僕からすれば「よく知っているよな」と感心するばかりであった。
以前に少なくとも一度このCDを聴く機会があったはずなのだが、
僅かに一度ゆえ、作曲者名も旋律も覚えている筈はないし、僕も当然のことながら記憶にない。
ところが、上さんが出掛けて留守にしたその日の昼食時、
独りで「交響曲 第5番 ニ短調 作品47」を聴くときに、第四楽章が流れ始めたそのときに、
以前に上さん共々この旋律を聴いていたときに、「部長刑事の曲や」と彼女が言ったのを思い出した。
「部長刑事」というのは、僕達が子供の頃にテレビでやっていた大阪府警の刑事を描いたテレビドラマなのだが、
もっとも「大阪府警」と言ったのは上さんで、
僕には「大阪府警」という記憶すら無く、
彼女も僕も如何なる役者さんが出演されていたのかも覚えていないなかで、
何十年もの昔に放送されていたテレビドラマのテーマ曲を覚えているのが不思議であった。
さて、テレビドラマ「部長刑事」のテーマ曲は、
ショスタコーヴィチ作曲「交響曲 第5番 ニ短調 作品47・第四楽章」で当たっているのだろうか。
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美空ひばり (僕の心を和ませる)

2017年08月21日 | 音楽
2017年8月12日(土)
『美空ひばり』
<僕の心を和ませる>
「日本中で今日ももっとも長い時間、美空ひばりの歌声を聴いている人間かも知れない」と思うときがある。[美空ひばり]が亡くなって暫くして発売されたCD(今日の我に明日は勝つ。美空ひばり大全集。~さようなら、そしてありがとう)を日々聴いていて、我が部屋に居る時間は、何かを行なっている時であっても、必ず[美空ひばり]の歌声が流れているからだ。映画の挿入歌も多くあるのだろうか、聞いたことが無い曲も数多収録されている。歌声が流れるときに浮かぶ[美空ひばり]の姿は、[一心太助]や[捕物貼」姿だ。何ゆえかステージで歌う姿ではない。
いつ頃からこれ程までに[美空ひばり]の歌声を聴くようになったのだろうか。何か切っ掛けがあったに違いないと思い日記を繰ってみた。そして見つけたのだ。2016年5月21日(土)、[Mお母さん]の葬儀日の夜から聴き始めていた。
「19時が廻って数年振りに美空ひばりのCDを聴く。[河童ブギブギ]から始まって[越後獅子の唄]まで17曲を繰り返し楽しむ。クラシックもよいが、美空ひばりの歌声は何故か僕の心を和ませる。」と記述していた。
そのときには既に、僕のお袋と親爺は亡くなり上さんの親爺さんも亡くなっていた。僕の親として生存してくれていたのはMお母さん独りだけであった。今日そのCD([河童ブギブギ]から始まって[越後獅子の唄]まで17曲)を聴いてみた。僕の脳裏には、生前のMお母さんの笑顔だけでなくお袋や親爺の笑顔が蘇った。
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