山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中歩(2ヶ月振りの朝歩き)

2023年12月31日 | 我が街中歩
2023年11月24日(金)
『我が街中歩』
<2ヶ月振りの朝歩き>
この日曜日に、山の会例会に参加したおり、朝歩きをやめてから2ヶ月近くになるという話をしたところ、
安部ちゃんから「歩けなくなるで!」という言葉があった。
その言葉に納得ゆえ、歩けなくなると困るので、今までのような距離や時間、日々でなくてもよいから歩き続けようと思い、
ほんとうに久し振りに、今朝は歩きに出掛けた。
5時01分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「13度」、湿度は「90%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣でる。
そこでカメラを持っていないのに気付き、一旦帰宅し、再度スタートしたのが5時18分。
“成田山不動尊”の“奥の院(開)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、
そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。今朝は内周のみを歩いて、東方より治水緑地を離れる。
ハリエンジュの道、十月桜の道、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)へと進み、上観音橋を渡る。
寝屋川右岸の道より国松町の昔道を通り帰路に就く。我が家着7時11分。街中歩の歩数は13,660歩。
9月27日の朝に歩いてから、昨日まで朝歩きをまったくしていなかった。
何が切っ掛けで歩かなくなったのかは記憶にないのだが、歩かなくなってから1週間ほど経ったときに、我が体調に変化があるのに気付いた。
それは、朝目覚め、ベッドから離れるときに、毎朝の如く生じていた脚の“こむら返り”が起こることがなかったのだ。
そしてそれ以降今朝まで、起床時の“こむら返り”とは無縁であったのだ。
何故だろうと考えるが分からない。
今朝はかなりしっかりと歩いた。足を蹴り出すを意識して歩いた。
気温が高かったからだろうか、それとも4枚も着込んでいるからだろうか、ちょっと暑かった。
引き返して持って来たカメラゆえ、撮影もした。
5種の花と3種の果実をカメラに収めたのだが、“レモン”以外の“ミカン科”の果実の名称が分からないし、花も“十月桜”以外はすべてが分からない。
アプリで検索の結果、“トラデスカンティア・シラモンタナ”、“ユリオプスデージ”、“コバノランタナ”、“クロガネモチの果実”との回答があったのだが、
当たっているのだろうか。見出し画像の花は、アプリ検索でも名前が分からなかった“キク科”の花だ。

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ムラサキシキブ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月30日 | 山野歩
2023年11月19日(日)
『ムラサキシキブ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ムラサキシキブ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「聡明」でありました。また、次のような解説もありました。
「美しく気品に溢れる紫色の実から、紫式部を連想して名付けられた落葉低木」
「花よりも実を付けている姿を観賞する植物」「花期は6月~7月だが、誕生花としては、結実する11月の花として選ばれている」
「花言葉の由来は、花の名の通り源氏物語の作者紫式部の知的な部分が込められている」
「花言葉と言っても、紫式部の場合は実に対して花言葉」などと。今朝までの深夜便担当は、後藤繁榮アナ。
この見出し画像の[ムラサキシキブ]は、2018年11月18日に、生駒山縦走路を歩いたときに撮影したものです。
撮影場所は“かわぞいの路”です。京阪・私市駅を7時51分にスタートして、“ほしだ園地”へ向かうとき、
天野川沿いの道で8時25分にカメラに収めていました。
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六甲山(ほぼ1年振りの山の会例会参加)

2023年12月27日 | 山野歩
2023年11月19日(日) 
『山の会』
<六甲山>
<ほぼ1年振りの山の会例会参加>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、ゆうさん
[コースタイム]
[JR三ノ宮駅] 9:00 → 9:25 [新神戸駅] → 9:50 [雷声寺] → (旧摩耶道) → 10:36 [学校林道分岐] →[行者堂跡地] → 11:22 [大日大聖不動明王] → (戻る) → 11:36 [ピンクのテープ] → (天狗道&全山縦走路) → 12:55 (お昼にする)13:15  → 13:39 [道標・地蔵谷&アドベンチャールート&黒岩尾根]&[道標・市ヶ原&掬星台] → 13:45 [道標・地蔵谷&天狗道&黒岩尾根] → 13:58 [道標・地蔵谷・市ヶ原&摩耶山] → (地蔵谷) → 14:45 [地蔵滝] → (地蔵谷) → 15:37 [市ケ原] → 16:09 [布引貯水池] → 16:37 [布引雄滝] → 16:44 [布引雌滝] → [新神戸駅] → [JR三ノ宮駅]
◆所要時間:8時間30分くらい
<リーダー梅安さんの思考する六甲山の道を完歩出来なかった>
リーダーである梅安さんの計画では、「登山者が少ないルートをチョイスしました」とのこと。
そのコンセプトで、「三ノ宮9時集合、雷声寺、行者尾根、縦走路、地蔵谷、アドベンチャールート、黒岩尾根。三ノ宮、7時間」
「ポールが必要」「行者尾根は岩場あり」「アドベンチャールートは鎖場あり」「黒岩は長いです」と、LINEに記してあった。
「行者尾根は岩場あり」「アドベンチャールートは鎖場あり」「黒岩は長いです」を読み、
さて、僕でも歩けるだろうかと、LINEに記してあった地名等を見て、創文社の地図を広げ、歩くであろうルートを辿ってみた。
“雷声寺”、“縦走路”“地蔵谷”“黒岩尾根”は分かったのだが、“行者尾根”と“アドベンチャールート”が昭文社の地図には無い。
行者尾根の岩場と、アドベンチャールートの鎖場とはどんな処だろうか。また、長い黒岩尾根を歩けるのだろうかと不安感を懐くが、
昨年の12月11日に、阪急・嵐山駅スタートで、保津川沿いより明智越経由で、亀岡駅まで歩いて以来ほぼ一年間、
山の会の例会には参加していなかったので、皆に会いたい、皆と山歩きを楽しみたいと思いやって来た。
梅安さんは、歩く予定を記した簡便な地図の紙切れを持っていた。安部ちゃんが言うには、それはネットで検索し印刷したものらしく、
一般的には知られていない道を、どのようにして見付けるのだろうかと安部ちゃんに訊ねると、
安部ちゃんにも解らないらしく、それが梅安さんの得意技だと答えた。
雷声寺より40分余りのところに“旧摩耶道を経て摩耶山上”という道標があったのだが、この旧摩耶道が、梅安さんがいう行者尾根に当たるのだろう。
懸命に歩いていると“大日大聖不動明王”という看板が現れた。
そこで、梅安さんが手持ちの地図を確認した結果、曲がるべき処を通り過ぎてしまったらしくUターンすると直ぐに、樹木に巻かれたピンクのテープが現れた。
ここを入って上って行くと、六甲全山縦走路に出たのだ。それまでと違って、縦走路はハイカーの往来が多かった。
そして暫く進んだところに、狭いが休憩に適した陽射しが届く処があったのでお昼にする。
安部ちゃんがコンロを、梅安さんが水を持って来てくれていて、温かい珈琲を頂戴することとなった。
縦走路を進むと、消えかかっていたが、アドベンチャールートという文字が入った道標が眼に留まる。
そして次の道標に誘われ地蔵谷に入ったようだ。いつものように、僕の見守り役の安部ちゃんが、
僕の後ろを歩いてくれるので、独り置いていかれることはなく、終始安部ちゃんと言葉を交わしながらの楽しい山行となったが、
僕の歩みが遅いので、時間切れで、鎖場があるというアドベンチャールートと、長い黒岩尾根は歩かないこととなり、地蔵谷を市ヶ原へと向かうこととなった。
計画を思考した梅安さんに申し訳なかったが、そのことについては、梅安さんは何にも語らなかった。
地蔵谷を歩くときに、こむら返りが生じる。いつものように、芍薬甘草湯を服用して立ち尽くしていると、ホンの少しの時間で治まってくれて、その後生じることはなかった。
途中、地蔵滝が現れたのだが、その景色に見覚えがあったゆえ、地蔵谷をいつの日にか、歩いたことがあるようだと思いつつ後にする。
こむら返りが生じたこともあり、市ヶ原到着に安堵する。それは、神戸の街まで上り勾配の無い道が続くからであった。
布引貯水池を背景にして、その岸辺を彩るカエデの紅葉を楽しみながら、神戸の街の展望地を通り、布引雄滝、布引雌滝に立ち寄り下山する。
今日の六甲山は、晩秋を迎えているからだろうか、出合った花は少なくて、街中より雷声寺への道を上るときに咲いていた“ヨメナ”と、
大日大聖不動明王にやって来たときにカメラに収めた、“ツワブキ”と“ヤツデ”のみであった。

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ウメバチソウ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月25日 | 山野歩
2023年11月18日(土)
『ウメバチソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ウメバチソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「いじらしい」でありました。また、次のような解説もありました。
「梅とはまったく別の仲間だが、花の形が梅鉢の家紋に似ていることから、ウメバチソウ」
「細い茎のわりに大きな白い花をいじらしく咲かせ、陽当たりの良い秋の山で存在感を示す」
「健気でいじらしい姿に、花言葉いじらしいが由来」などと。
この見出し画像の[ウメバチソウ]は、2005年8月14日に、中房温泉より燕岳へ向かうときにカメラに収めたものです。
当時の山日記に僕は次のように書いています。
「淡青紫色の小紫陽花、黄花の秋の麒麟草、カンチコウゾリナ、高嶺苦菜、深山蒲公英、信濃弟切、
兎菊、白花の深山穂躑躅、紅葉唐松、梅鉢草と時折僕の眼前に突如出現する可憐な花々は僕を疲労感から解放する。
御山竜胆、白山防風、御前橘、鳥兜、ヤマハハコ、白玉の木、エゾシオガマ、伊吹虎の尾、深山金鳳花と
高山の花々に夢中になるうちにもう其処に燕山荘が見え始めた」などと。

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ミセバヤ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月21日 | 山野歩
2023年11月16日(木)
『ミセバヤ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミセバヤ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「静穏・慎ましさ」でありました。また、次のような解説もありました。
「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」
「可憐で美しい花を誰に見せようか、誰か見せたいという意味の古語から、ミセバヤという名前になった」
「花の咲く時期は9月~11月」「垂れ下がった枝の先に、直径1㎝程のピンクの小さな花を房状に咲かせる」
「別名はタマノヲと言い、これは古い時代の玉を貫いた首飾りのことで、
垂れ下がった枝の先に、玉のように沢山の花を咲かせることに由来している」
「各地に野生化しているが、現在では自生地は少なくて、香川県小豆島の、
主に山地や谷合の岩場に僅かに見られるのが、唯一の自生と言われている」などと。

この見出し画像の[ミセバヤ]は、先月の22日に金剛山に行ったときにカメラに収めたものです。
それは山中ではなく、バスを降りて登山口へと向かうときに、民家の石垣上に咲いていたものです。
僕にとっては、初めて見る植物でもありました。
解説に「日本古来より、万葉の植物として親しまれている多年草」とあったので、
もしやと思って俳句歳時記を紐解くと、「ベンケイソウ科で岩の上に生える多年草」「古くから観賞用に栽培される」
「茎の長さ30㌢ほど」「強靭で少し紅色を帯びる」「葉は三枚ずつ輪生し、扇状円型で多肉質の粉白色」
「10月頃、茎の先端に淡紅色の花が球状に群がり開く」などと記されていました。
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ミゾソバ

2023年12月20日 | 植物
2023年11月15日(水)
『ミゾソバ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミゾソバ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「純情」でありました。また、次のような解説もありました。
「金平糖のようなプチプチとした花が付くので、金平糖草と言われているとても可愛らしい花」
「溝のような湿った場所で、日本全国に自生していて、蕎麦に似た植物というところで、ミゾソバという名前が付いている」
「別名として、金平糖草だけでなく、牛の額と言っている地域もあるのですが、それは、葉っぱの先を下に向けてみると、
牛の顔を正面から見たところに似ているということで、牛の額と呼ばれている地域もある」
「見た目が金平糖みたいなプチプチとした花が、いっぱい茎の上に付くので、なるほどなと思われると思うのだが、
花屋で売っているというよりは、ちょっと湿った場所で、7月辺りから咲いて10月辺りまで咲き続けている」
「枝先に十数個の花が集まって咲いていているが、咲いたときの5枚の花弁に見えるものは、実は萼」
「可愛らしい花を付けるミゾソバは、ほんとうに可憐で、純情という花言葉がぴったりかな思うのだが、
その花も、淡いピンクから白の色の如何にも純情がピッタリの透明感のある、とても可愛らしい花」
「それで花言葉が純情になったんかなと思いますが、実は生命力の強い植物で、ちょっと種がこぼれると結構増えてゆく」
「ただ可愛いだけでなく、乾燥させて煎じて服用すると、リュウマチに効果があるとか、生の茎には、止血作用や沈痛効果があるとか、色々漢方としても役立てることが出来る植物」
「新芽とか柔らかい葉っぱは、ちょっとアクがあるので、アク抜きをして茹でて食べると、お浸しとか佃煮とかの食用にもなる」
「ものの本によると、アク抜きをして、ミゾソバご飯なんていうのも作ることも出来るそうで、アク抜きをした葉っぱを刻んで、お花の部分を綺麗に飾ってご飯にすることが出来るようです」
「しかし、生の茎が止血作用や鎮痛効果があるということで、採って来ようと思ってうかつに触ると、茎に細かい棘があり、植物も身を守ろうとしているんだと思いますが、その辺はご注意ください」などと。
この見出し画像の[ミゾソバ]は、2021年9月12日に、京阪・私市駅より生駒山縦走路を歩くときで、
撮影場所は、むろいけ園地の湿生花園で、13時25分にカメラに収めています。


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ヤクシソウ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月18日 | 植物
2023年11月12日(日)
『ヤクシソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤクシソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「にぎやか」でありました。また、次のような解説もありました。
「名前の由来は所説あるが、何れも薬師如来が関係しているようで、
薬師如来の後ろにある光背と呼ばれる飾りの中に、ヤクシソウに似た植物があるからという説とか、
ヤクシソウが薬用になる為、薬師如来に因んで命名されたという説などがある」
「北海道から九州の陽当りのいい山野によく見られ、高さは30㌢から、高いものでは1㍍20㌢ほど」
「9月~11月に、直径1.5㌢程の黄色い花を纏めて咲かせる」
「この黄色い素朴な花は、陽が当たると力強く開くが、陽が当たらないと閉じて、花の時期が終わると下を向いてしまう」
「「他の花の盛りが終わる頃に花が咲いて、黄色い鮮やかな花の様子が、賑やかさを盛り立てているので、花言葉が賑やかになった」などと。
この見出し画像の[ヤクシソウ]は、2022年10月30日に、生駒山縦走路を歩いたときにカメラに収めたものです。
京阪・私市駅を7時12分にスタートして、近鉄・石切駅まで歩いていました。
ヤクシソウを撮影したのは、ほしだ園地の駐車場横の歩道を歩くときで、8時05分のことです。

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妙見山・初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根

2023年12月16日 | 山野歩
2023年11月12日(日) 
『山野歩』
<妙見山>
<初谷渓谷~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅]9:00 → (初谷渓谷) → 9:49 [タマゴ&キバ] 10:15 → (初谷渓谷) → 12:02 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → [妙見大菩薩・鳥居] → 12:35 [妙見山・霊場裏口) → 12:47 [妙見山・三角点(660.1m)] → [星嶺の横・休憩所(お昼)] → [妙見山・山上駐車場] 13:43 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:49 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間49分
<目的はシロミノヤブムラサキの果実>
今日の妙見山山行の目的は、“シロミノヤブムラサキ”の果実をカメラに収めることであった。
6月18日にやって来たときには白い花が咲いていたゆえ、間違いなく生っているだろうと思い、“タマゴ&キバ”の処にやって来た。
三か月前の8月20日に、“イワタバコ”にかかわる掲示板がかけてあるところより、初谷川を渡渉し、
対岸の岩場辺りを探したが見つからなかった“イワタバコ”と違って、
今日の“シロミノヤブムラサキ”の白い果実は、期待通りに僕の眼前に現れた。
白い果実を嬉々として撮影した後、妙見山へと、脚腰に負担がかからないようにゆっくりとした歩みで前進する。
度々現れる初谷川の渡渉場所では、トレッキングポールに身体を預けバランスをとり、靴を殆ど濡らすことなく流れを渡る。
それは今の季節、降雨が少ないゆえ水量も少ないお陰だろうか。
今朝、NHKラジオ深夜便で放送された今日の誕生の花が“ヤクシソウ” だったので、
“ヤクシソウ”が咲いていないだろうかと探しながら歩き続けたが、残念ながら見当たらなかった。
初谷川沿いの道で見掛けたのは、峠が過ぎた“マツカゼソウ”のみで、晩秋ゆえ、仕方がないよなと思いつつ歩いた。
そんな中、10人位の老若男女に追い越される。
今日は寒かった。上半身はヤッケも含めて4枚着ていたが、最後まで1枚たりとも脱ぐことはなかったし、手袋もはめた儘であった。
また、脚にこむら返りが生じなかったこともあり、ポカリスエットは一滴も飲まず仕舞いであった。
日蓮宗霊場境内に入り直ぐに目に留まったのは“ナンテン”の赤い果実。ところがその横に、黄色っぽい実もあったのでカメラに収める。
帰宅して植物図鑑を開くと、“シロミナンテン”としての記載があった。
日蓮宗霊場境内を通り、三角点を踏みに行くときに、パラパラと雨が降り始めたが直ぐに止んでくれ、以降降ることはなかった。
その後、星嶺前を通り、その横にある椅子が設置されている、いつものちょっとした広場で、“イチョウ”の落ち葉が拡がった処で、のんびりとお昼にするが、
釣瓶落としの秋の日ゆえ、16時には下山したいよなと思い早目にそこを離れる。
階段を下り、能勢妙見山の鳥居を潜り、広い駐車場中を通り、その端より“稜線展望コース・上杉尾根”に入る。
初谷渓谷は、杉や檜を主体とした常緑樹が多いので、紅や黄の色彩はあまり見かけなかったのだが、上杉尾根もけっして多くはないのだが、紅や黄の色彩が時折現れる。
一ヶ所景色が拡がった処では、カメラを向けることとなった。
上杉尾根を半分以上下った頃、中高校生くらいの男子3人が、カナヅチに似た道具を持って歩いていたので、
「何をしているんですか?」と問うと、「クワガタムシを100匹あまり飼っている」
「その籠中にこれを入れるんです」と言って見せてくれたのは、掌くらいの木切れであった。
クワガタムシはひっくり返ると起きられない、そこにその木切れがあるとそれを利用して起き上がるのだと言う。
彼らは、倒木して間がない樹木より、幹の中にある綺麗な木切れを取り出しているのであった。「オオクワガタが欲しいんです!」という言葉もあった。
もう暫くすると町中という山中を下るとき、柿の木が目に留まった。町中にも柿の木があったのだが、
山中の柿は渋柿で、後者のそれは富有柿のように思えたのだが、定かではない。
それより10分くらい下ったときに“アケボノソウ”が現れた。もしかすると、“アケボノソウ”を目の当たりにするのは2度目かも知れない。
一度目は3年前に行った霊仙山だったのを明確に覚えている。
町中に下りてきて最初に眼に留まった花は小さなアサガオ。帰宅して植物図鑑参照の結果、“マルバアサガオ”だろうとの結論に至った。
解説に「熱帯アメリカ原産で各地に帰化する」などと書かれていた。
次は、金網で囲われたちょっとした広場に群生していた“フジバカマ”だ。
この“”フジバカマは、春にやって来たときに吉川自治会の数人方が、この広場で何か作業をしておられる。
そこで、何をしておられるのだろうかと、金網越しに眺めていると、代表と思われる方が、「この広場で“フジバカマ”を育てる」
「花が咲く頃になると、何十頭もの“アサキマダラ”が“フジバカマ”に寄って来て乱舞する」とおっしゃったのだ。
それで、そこに咲いている花が、僕であっても“フジバカマ”だと解っていた。さて、今年は“アサキマダラ”がやって来たのだろうか。その様子を見たかったものだよなと思った。
僕は“フジバカマ”をカメラに収めたことがないので嬉々として撮影する。
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ミズヒキ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月14日 | 植物
2023年11月11日(土)
『ミズヒキ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ミズヒキ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
 花言葉は「慶事」でありました。また、次のような解説もありました。
 「ミズヒキは熨斗などに付けられる紅白の水引が、名前の由来になっていることから花言葉も慶事となっている」
「花を上から見ると赤だが、下から見ると白で、祝い事にはピッタリ」
「小さな花で、自然界ではあまり目立たない」
「茶の湯のさいの茶花にも用いられるが、もっぱら他の花の引き立て役」
「種子や種は、人の衣服や動物の毛などに引っ掛かり分布を広げる」などと。
この見出し画像の[ミズヒキ]は、2017年8月27日に生駒山縦走路を歩くときに、
龍王神の祠が過ぎて、生駒山中に入ってから14時21分にカメラに収めています。
この日は、京阪・私市駅を7時20分にスタートして、近鉄・枚岡駅到着が17時39分。こむら返りが生じて苦労したようです。
ところで中村宏アナの花の解説に、「下から見ると白」とあったのですが僕はまだ、下から見たことがありません。

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マリーゴールド(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年12月13日 | 山野歩
2023年11月05日(日)
『マリーゴールド』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便を聴くと、“時代を作った声”というコーナーで、俳優&声優のイケダシュウイチ氏の語りがあった。
次の“どうする家康”では、石田三成役のナカムラシンノスケ氏の語りが続いた。
便り紹介があり、次は、ナカムラユリコ女史のピアノで“青春のロント”という調べが流れた。
続いて、[マリーゴールド]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「友情、生きる」でありました。また、次のような解説もありました。
「多くの品種がありますが、大きく分けると、アフリカンマリーゴールド、そしてフレンチマリーゴールドの二つのタイプがあります」
「アフリカンタイプは和名でマンジュニク、フレンチタイプはクジャクソウと呼ばれる」
「アフリカンタイプは花が大きく、フレンチタイプは小振りです」
「花壇などで眼にする機会が多いのは、フレンチタイプ」
「花言葉は友情、生きる」「太陽の花と言われているところから、生きるという花言葉になった」
「太陽からは篤い、友情という花言葉も連想できる」「嫉妬という花言葉もあるようです」などと。
今朝までの深夜便担当は、後藤繁榮アナ。
この見出し画像の[マリーゴールド]は、2021年7月26日の朝歩きのときに撮影したものです。
三井が丘にある公園の花壇に植えられていたもので、5時43分にカメラに収めたものです。
そのときの日記に「数日前、普段あまり歩かない道を行く時に、人家の壁際の花壇に植えられている植物の、
特徴のある丸みのある葉っぱに眼が留まり、サラッと触ると、至極強い芳香が手に残った。
そして今朝、毎朝通る老人ホームの花壇中にも、数日前に眼に留まったのと同じ植物が、植えられているのに気付く。
念の為に触るとやはり強い芳香があり、しかも小さな花が数個咲いていた。
その花は、仄かな青色を有した花弁の長さが1cm程の大きさであった。
その姿をカメラに収めたのを切っ掛けに、今朝は6種類の植物を撮影したのだが、すべてが名前は分からない。
なかでも、最初に撮影した芳香を有する植物の名前を知りたいと、木本と草本の図鑑を丹念に眺めたのだが、残念ながら見当たらなかった」との記述があるので、
このときは、まだスマホを購入していなかったのだろう。
いつしかスマホを購入して、そのアプリを使ってパソコン中に残してある花を検索することにより、
マリーゴールドという花名を知ったのだろう。ところで、日記にある「仄かな青色を有した花弁の長さが1cm程の大きさ」の花は、ローズマリーとのことであった。

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