きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

美濃国・苗木城

2018年03月24日 01時38分20秒 | 城跡巡り
「 苗木城跡(中津川市) 」


☆ 苗木城(山城・標高432m)
築  城:1526年 廃城:1871年
主な城主:遠山友政(初代大名)
特  徴:石垣・・・自然の巨岩を利用した石垣造り。

鎌倉時代、九州からやってきた加藤姓なる人物が初めて遠山姓を名乗る。
中世時代(鎌倉時代~戦国時代)には岩村遠山氏・明智遠山氏・苗木遠山氏と名を馳せる。
岩村遠山は、女城主(織田信長の伯母さん)の城として知られている。
明智遠山には、分家の6代目の遠山影元(旗本・遠山の金さん・江戸町奉行)が有名。

3月23日(金)
前日の降雪天気の為に御岳山や南アルプスの山並みは冠雪、恵那山でさえ雪景色になっていた。


↑ 南アルプスの山脈


↑ 中津川市内の国道19号線

☆ 苗木城址散策

↑ うっすらと雪景色の恵那山&苗木城址(午前10時半)


↑ 城址をズーム撮り
午前中の駐車場の車は遠方の県外ナンバープレート。
歴史好きさん達が立ち寄っているようです。
午後になると地元ナンバーの車が目立つ。

最近、あちこちの日本のマチュピチュと云われる城址をよく耳にするようになった。
この苗木城址は木曽川に経つ山城。
もちろん、期待して出かけたのです。
その期待は裏切られず、戦国時代にタイムスリップしたような感覚になりました。


↑ 三の丸の大矢倉の石垣


↑ 大矢倉跡 石垣の上には三階建ての倉が建っていたのだそうです。

三の丸の広場にて小休憩と写真撮影後、いよいよ大門から二の丸を経て本丸の天守閣跡へ。
二の丸には、領主の遠山家の住居・家臣の住居がありました。
二の丸の坂道の突き当たりには笠置矢倉。




↑ 笠置矢倉からの眺望・・・笠置山が見えるので山の名前が使われました。





石垣のある坂道を曲がりながら登って行くと本丸口に出ます。


↑ 本丸の石垣と千石井戸・・・これほどの高い場所にあっても水が切れることは無かったそうです。


↑ 本丸石垣


↑ 的 場(弓矢の練習場)
正面の小山が矢の的。右側上部に本丸。

本丸の石垣を見ながら、いよいよ天守閣跡地に登ります。


↑ 天守閣跡地から見る三の丸の大矢倉
この眺めが日本のマチュピチュと例えられています。

★天守閣
当時は2つの巨岩の上に3階建ての天守閣。


↑ 天守閣跡地の天守展望台
既存の柱穴を利用して作られています。

そして、、、天守閣跡に立つと眺望の良さに驚きます。


↑遠景に恵那山、碧き流れは木曽川。


↑岐阜のお城カード(苗木遠山資料館にて入手)
資料館には興味深いものが沢山展示してありました。


☆苗木城跡の季節花

↑馬酔木(アセビ)


↑ 藪椿(ヤブツバキ)

この他に淡い水色の野のすみれ、香りの良い白梅が満開でした。

☆おまけの写真

ちらし寿司&漬物&九州産の柑橘。
残念ながら、おやつを沢山用意していたのに車に積むのを忘れていました 凹○コテッ
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