きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

パンフの謎

2008-05-13 23:43:51 | 観劇
東京は寒い明日まで雨だって。
薄着でふらふら酔っ払って歩いてた神戸の夜はいつのことやら。

余韻に浸ってるのも悪くはないけど、次のお楽しみを探したりして通常モードへ。
お楽しみの間口が広がって意外に忙しくなりそう

部屋が散らかり放題はそのまんま。
チラシやチケット、台本やパンフ。センポの残骸たち。

そういえば、パンフに載ってる演出家さんのコメントが初版とその後ので変わってるって話があったけど、「見る用」と「保存用」に2冊買ったんで見比べてみたら、全く違う。
タイトルからして違う。
初日に買ったほうはタイトルが『長い橋』

知人たちは口を揃えて「吉川晃司で大丈夫なの?」と聞いてきた。
吉川君自身も「俺じゃなきゃ大谷さんだって苦労が減るのにね」と・・・
(中略)死ぬほど大変だった。
(中略)だけどその作業が楽しかったのもまた事実なのである。

後半に買ったほうのタイトルは『正義の人』

稽古を進めていたある日、吉川「千畝」の中に正義の光が宿った。
キャストもスタッフのその場に居合わせた誰もが泣いた。
(中略)
彼は実に真摯に「杉原千畝」に取り組んでくれた。
その努力が、あの「光」を生み出したのに違いない。

最初の方のでは、主役が吉川で大変だけどそれはそれで楽しかったっていう風に読めて、改版された方は、とってつけたように吉川ベタ褒め
何でしょうか、これは

千秋楽のカテコで、演出家ってのは全公演観ないもんなんだけど、大谷さんは毎回観ては泣いていた、と吉川が紹介してた。
舞台っていうのは公演が始ってからも演出家さんがちょこちょこダメ出ししては修正していくもんだと思ってたんで、フツーは観ないってのにびっくり
そういうもんなのね。

いっぱい観に行ったからなんだけど、ちょこっとづつお芝居が変わってることに気づく。セリフの言い方とか間合いとか。動きも。
そういうのって役者さんが自分で工夫して変えていくものなのか。

嫁に手をマッサージしてもらうシーン、ある時から嫁の手に両手を添えてた。
愛情表現の吉川さんなりの工夫だったんですかねー


コメント (4)
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