きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

歌わ猿を得ないライブ

2016-01-20 00:59:45 | 怒髪天
新春ツアー、3連チャンで行きたかったんだけど中日のみチケット取れなかったのでそこはお休みして、17日の千穐楽。

浅草3daysにはそれぞれサブタイトルがついてた。
1日目 見猿を得ない。
2日目 聞か猿を得ない。
3日目 歌わ猿を得ない。
ところがあたし的には、1日目は「聞か猿を得ない」席だったんだけど、3日目はFC先行でお友だちが取ってくれたチケットがどうにもニヤニヤが止まらないくらいの「見猿を得ない」席でした。まだ始まったばかりの2016年で今年一の席運使ったと思います。
ライブハウスみたいにぎゅーっと詰まってればそれはそれでいいんだけど、ステージまで若干距離があって、みなさんオトナなんで見えない線から出ちゃいかんって感じで前に詰めたりしない。そのビミョーな距離があることでちゃーんと見えちゃうのが何だか恥ずかしい、めちゃくちゃ照れちゃう。
でも人間ってだんだん慣れるんですねー(笑)。当初の緊張感もどこへやら、全部見てやれ!なキモチで隅々まで堪能。
めちゃくちゃ楽しかったー。

怒髪天 申年新春TOUR  猿の楽団、何するものぞ。@浅草 雷5656会館 ときわホール
~歌わ猿を得ない。~

以下、ネタバレありです。
この3日間、セトリは1曲くらいしか違いがないみたいなんでこの後の名阪も同じ感じだとすると、ネタバレになっちゃうのでご注意下さい。

増子さん黒シャツ
友康さん白シャツ黒ジレ黒パンツ
しみさんみんなで餅つきTに迷彩半パン
坂さんドット黒シャツ黒ハット(←ドンキのかな)

演芸ホールらしい緞帳が、お正月と言えばの春の海♪とともに上がって金屏風の前に法被を着た4人。増子さん笑いをこらえた顔、しみさん坂さんは笑わないように目閉じてて、友康さんはフツーに(笑)。
増子さんが拍子木を打ちならしてからの東西東西、増子さん、友康さん、しみさん、坂さんの順に口上。
「本年もなにとぞよろしくお願い申し上げますぅ」

こっからの「よし行くか―――――!」でライブの始まり。
あたしニヤニヤ半笑い状態のバカ面だったと思います。あー恥ずかしい。あっちもこっちも観たいんだけど、増子さんの動きが面白くてつい目で追っちゃう。いかんいかんと3人も観る。
坂さんよく働くなーとか、しみさんってこんなにジャンプしてるんだーとか、王子、、、照れちゃうんで顔あんまり見れなくてつい手元指元足元見る。

近隣にお住まいの方の苦情によりお話会になるかもしれないところ、何とか協力、理解していただき本日のライブだそうです。
3日目ともなると増子さん的には声が枯れ気味らしいんだけど、だーーれも気づいてくれない、むしろ声出てますよとまで言われちゃうって。ごめんなさい、あたしも全然わかりません。
レコーディング中だけど年末も練習しましたよ、と久しぶりにやった曲というのはあたし初めて聴く曲だった。まだ買ってない旧譜あるんで(^^ゞ何かお得が付くときに買います。

新曲セイノワ♪のカップリング、実はCDをまだ聞いてなくてライブで初めて聴いた。何を怒髪天っぽいって言うかはもうわからないんだけど、歌詞がすーーーと入ってくるし、増子さんが歌えばなんでも怒髪天っぽいってこと。

泪ケ丘に立つ男♪はCDでは聴いてたけどライブでは初めて聴いた。
友康さんのコーラス(ハモりじゃなくて、あーーー、とか、はーーーとかのコーラス)って5つめの「音」となる存在感だと思う。
この曲もそうだし、サンセットマン♪やドロロ~♪でも際立って、むしろ主旋律以上にメロディアスだったりする。

サンセットマン♪も、MVは好きで何回も観てるけど、もしかしたらライブで聴くの初めてかも。増子さんの振り絞るような歌声を聴きながらも何か直視できず、友康さんの足元を見つめる。(←あたしの目の逃げ場)

NINKYO-BEAT♪もライブでは初めて。CDで聴いていつか聴きたいと思ってた曲。
照明も薄暗い中、しみさんの怪しいベースがいい。カッコいい。そして増子さんの顔、怖い。
たぶんこの曲の時だったと思うんだけど、下からの照明を受けて増子さんの姿がステージの向こう側におっきく映ってて、そのシルエットすらカッコよかったなー。

トウキョー・ロンリー・サムライマン♪のサムラ~イ~、すごかったなー。
この曲終わりで、マイクのコードの捻じれを直すA型増子さん、この捻じれって自分の力の入り具合のバロメーターらしい。結構捻じ捻じしてた。
そういえば増子さんのマイク、セイノワステッカーが貼られてた。

ド真ん中節♪
行け―――!今年も行ったれーーー!と叫んだときはトリハダ立った。すさまじくバンドだったから、観てるこっちはただの傍観者になっちゃう、圧倒されちゃう。
最後にはこの人死んじゃうんじゃないかなぁって心配になるけど、死ななくてよかったよ、兄ィ。

ライブ終わって腕が痛いってのはよくあることだけど、笑いすぎて腹筋痛いってそうないと思うんだけど(笑)。
MCって曲と曲との間のトークだけど、だんだんトークの合間に歌、みたいな感じになっちゃう。

芸能ニュース好きな増子さん、ネタが尽きない。
紅白で、期待以上のことをやってくれるゴーです!のあのお方のハナシ、似てないモノマネしながらマッチ先輩のハナシなんかも。
そしてゲとべのことやSMAPのことが気になり過ぎて、3daysライブどこじゃないとか言っちゃう。

SMAPバナシしてたときに、しみさんから「誰がスキ?」と聞かれ
「オレはグループの中で順列を付けるのは反対派だ。誰がプレゼント一番多かったとかそういうのは…」と、しみさん側に寄ってココ(友康さんとの間)に明確なモテラインがあって、ココ(坂さんとの間)にも明確なラインがある、と線を引く。
「俺らは利権関係が発生するほど儲かってないし、ラインはあるけど仲良くやってるよな。ひがみ根性もないしね。」と友康さんの方をちらちら。
友康さん「今年おかしいよねー、なんかすごい疎外感がある。」
増子さん「やっぱりすごいよ、曲作って、作業量が10倍くらいある、才能ある、社長すげーな!って」
「社長って言うんだもん、バカにされてるみたい」とむくれる友康さん。
何やら昨日からそんな風に呼ばれちゃってるらしい。社長さん。どうでもいいけど、面白い、おっさんたちのこのわちゃわちゃ感。

昔の曲はいろんな難しいことやりたがってたけど、だんだん年とってくると人間も曲もシンプルになってくる。曲はなるべくシンプルで伝わりやすいコトバの方がいいかなぁと思ってる。言いたいことがいっぱいあってバンドやってるから、、、とわりとしんみりイイコト系のハナシかなと思ったら、しみさん一言
「結構喋っちゃうんだけどね」
バッサリと(笑)

51本デスロードのこと。
きっかけとなったTOSHI-LOWさんのやりとりを友康さんが話す。
風とロックの打ち上げで「50歳だからツアー50本やるんですよね」と言われて「やんないよー」と答えたけど、そのあと悔しくて自分が不甲斐ないなぁともやもや。2日後のリハで増子さんに「悔しくない?」
増子さんは、「別に悔しくも何とも、、、いいかなって思ってたけど社長が言うから(笑)、こっちはもらい事故、巻き込まれた」
1日目には、マネ氏からライブ追加するにしてもこの期間しかないけど大丈夫ですか?と言われたとき、大丈夫じゃないって言える雰囲気じゃなかったと、言ってた。
「みなさんもデスロードですよ、舗装された道を歩いてる感じの人はいなさそうだよね。ヴィトン、グッチ、アルマーニの人は、、、いない。ここにはユニクロ、ユニクロ、西松屋しかいない。西松屋あたりの人は自ら来れないよね(笑)」
西松屋って…(@_@。

本編最後は、増子さんのおしゃべりタイムのためにやってるんじゃないかっていうサスパズレ♪
前の日は25分もやってたらしい。

ゲのハナシでは、「(フリーライブのときに)謝ったっていうけど、どーもすいやせんっとか言うのかなぁー」とキャラも全く知らないらしい。
俺だったらどうするかなぁって言うものの、初日も言ってたけど、あのLINEのやりとり見られたら恥ずかしくて人前に出られない、歌っててもニヤリとされたら「あー知ってんの~?」と思っちゃう。
ギャーって歌ってても、お客さんに「(そんなカッコつけてる)とは言えさぁ」って言われたらムリ、とどうも打たれ弱いキャラ発言。結構いろんなことしでかす増子さんの恥ずかしい基準がいまいちよくわからなくなる。

しみさんとワ~キャー盛り上がっててもいちおう友康さんのこと気にして「お話飽きちゃったかな?友康はこういうハナシ嫌い?」と話をふると
友康さん「嫌いでも、、、わかんないけど、25分越えるかなぁと思って」
ちゃんとおしゃべり暴走止めるバンドの最後の砦。
この展開、この後もう一回あります。

Aスカさんのブログのハナシをちらっとし始めて、
「ひとついいこと教えてあげます。見えない敵はいません。かと言って、見えない仲間もいません。目の前の仲間だけ信じてやっていきましょう。」

増子さん「まだ短いかな?そんなことない?」
友康さん「もういいんじゃない!?」
止める人いないと、延々そりゃ25分でもやり続けそう。

そしてこの日も今年の抱負を語る。
友康さん「ツアーのために身体つくっていこうかな。運動して万全にしてツアーに向かいます。」
しみさん「楽しくお酒が飲めるように。」
坂さん「健康第一。安全第一。手元足元注意。」

アンコールはオトナノススメ♪(初日とはここが違ってた)
増子さんはステージからおりて後ろまで行っちゃって、友康さんは上手、しみさんは下手のでっぱりのとこに行っちゃってるもんで、あたしの目の前はがらーーんと。そこには坂さんしかおらず。坂さんだけじっくり拝見いたしましたよ。(いつもついでに坂さんって感じで観てるので(^^ゞ)
ドラム叩いてないと何なんだこの人は?!なとこ多いけど、どっしり構えた坂さん見てたら実はこの人がバンドを支えてるんじゃなかろうかと思えてきました。違うかっ!?

「いろんなことあるけど、やなことあったらライブ来い!いつでもやってっから。今年も何回も会おうな。」

何回も会いに行くよー!!!

と、ここまで読み直したらほぼMCのことしか書いてないなー。

ライブはもちろんよくって、一緒に歌って楽しくて、なんか沁みこんでくる歌詞に声にぐっときて、王子が大股開きでギターかまえるポーズとか、足元ちょこちょこと何かやってる職人的なとことか(エフェクター操作とでも言えばいいんでしょうか)、しみさんの笑顔や腰落として下向き加減でベンベン弾いてるとことか、大忙しの坂さんとか、もうどこを見てもかっこいい。
そんなこと書くまでもないので省略です。

目にやきつけた映像を思いだしつつしばらくは生きていけます。


2日分のセトリは、隠しておきます。
セトリ(2016/1/15)
セトリ(2016/1/17)
コメント (4)
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