マチンガのノート

読書、映画の感想など  

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV/石田衣良 文藝春秋 毎回ハズレがないです。

2020-01-15 23:24:33 | 日記

表題から、今回は日本の中学校か高校に関するテーマを扱うのかと思い読んでみたら、

予想とは違う内容でした。

4つの中編から構成されていますが、このシリーズのいつものようにどれも読み易く、

時事的なテーマを扱っています。

ベトナム総合情報サイトVIETJO[ベトジョー]の下記の記事を見つけて、

日本でもこういうことが起きるようになるのだろうかと思いました。

https://www.viet-jo.com/news/social/191109213039.html

産経ビズの関連する記事

https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/180408/cpd1804081306001-n1.htm

記事を書いたライターの方の出している著書

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E5%87%BA%E4%BA%95-%E5%BA%B7%E5%8D%9A/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E5%87%BA%E4%BA%95+%E5%BA%B7%E5%8D%9A

映画などで、このシリーズの池袋のキングのタカシ役をするなら、

高良健吾さんなどが、はまりそうに思いました。

 

 

 

いろいろな心理の臨床家と技法について

2020-01-15 23:24:33 | 日記

さまざまな種類の人が、大学や大学院、さらにはそれ以外の各種研究所などで

さまざまな心理療法や心理学について学び、個人で相談室を開業したり、

セミナーを開いたり、心療内科や精神科、各種の相談所に勤めたりしているが、

多くの場合、そのような所に通うだけの経済力や知識、生活上の余裕がある人は

限られているので、恵まれた人のちょっとした問題にしか触れることは無さそうである。

そのため家族間のちょっとしたトラブルや、相談に来た人の夢や身体感覚に焦点を合わせるのみなので、

数世代にわたる深い問題を持つところに関しては、知ることは少なそうである。

世代ごとに社会の状況や経済的な事柄は異なるので、それらが数世代にわたり複合して

影響を与えていることを知る人はあまり居ないのだろう。

社会や歴史とのクライアントの数世代にわたる関りと影響について知っていかないと、

深くかかわることは困難だろう。

最貧困女子/鈴木大介

里奈の物語/鈴木大介

解離の構造/柴山雅俊

戦争とトラウマ/中村江里

見捨てられた高校生たち―知られざる「教育困難校」の現実 /朝比奈なを

最下層女子校生~無関心社会の罪~/橘ジュン