FMS改 零戦五二型の作製も山場は越えて今からは通常通りな作業です。
操縦席です。
スペアでもう1セット欲しかったのですがあいにく品切れ。
もう一つあれば手動方式でもスライドキャノピーを!なんて案も当初頭の中にありましたがこの時点では作業疲れを感じてしまい見送ったように思います。
さて、毎回頭を悩ませる搭乗員の質、腕前ではなく見た目の話です。
ややサイズ感の小さい洋風のパイロット、これで我が家には三人この人がいます。
商品としてキットの時点で機体のできはかなり良いと思いますが搭乗員のできが相変わらずでため息が出ます。
今回はやや機体サイズが大きいので以前複製した1/10スケール量産型搭乗員はサイズ的に合わない。
新たに大きいものを作るしかないか・・・それとも以前ラジコン脚屋で購入した紅顔の美少年搭乗員を載せてみようか!
機体サイズに比べやや大きめかなと思いますが以前1/10スケールのHSD零戦にも案外おさまっていたから可能かも?と思ったり・・・。
とりあえず搭乗員のサイズ感や他に何かしらの参考資料や品物を求めてネットを探索・・・。
ヤフオクでコレを見て一発で心が捕らわれてしまった♪
その名もズバリ!
50~90サイズ ゼロ戦用 4点セット。
搭乗員はすでに所有していますが計器盤と射爆照準器と7.7mm機銃がこれまた素晴らしいでき♪
搭乗員も合わせて照準器等の製作も毎回苦労するので即決で購入しました。
50~90サイズってのはエンジンの規格なのでエンジン機を持っていない私にはいまいちサイズ感があっているのかピンと来ていませんでしたが京商のサイトで50クラスSQSワーバードシリーズがすべてスパン1,400mmなので合わないって事もなかろうと強引に納得します。
現物が到着して手に持って眺めて改めてその凄まじいクオリティに感嘆します。
どう頑張っても私には到達できない至高の世界。
得意な方が提供しているのなら有り難く購入するのが正解かと思います。
紅顔の美少年搭乗員。今まで2度目指してみたものの結果は到底及ばず・・・。
元の小さい洋風パイロットよりも違和感はなさそう。
元の操縦席はそれっぽいシールが貼ってあります。
計器盤を搭載するのはさすがに難しいようです。
この一品を機体に合わせてカットするなんてもったいなくてできない。
計器盤はサイズに合わせて縮小しプリントアウトしたものをスチレンに貼ってすます事にしました。
寸法上わずかしか見えませんからおそらく充分でないかと。
結局、操縦席の位置関係に合わせると必要なのはたったこれだけです。
搭乗員を載せてみました。肩の干渉する部分は機体の方を削りました。
計器盤同様、この一品にカッター刃を入れる事ができません。
操縦席をカットした分、0.5mmカーボン板を貼り補強しました。
照準器と7.7mm機銃を取り付け・・・いい感じ♪
計器盤もわずかしか見えていないのでやはり充分に思います。
操縦席に対してサイズの違和感はないように思います。
ただ、操縦席内のクオリティだけが突出してしまったかも・・・
はたして機体側とうまく質感の釣り合いが取れるだろうか?
風防ガラス面を取り付けました。
風防中央のアルミテープは転覆時頭部保護の上にあたる個所のディティールがなかった事、もう一つは前から後ろまで何となくツルンとした造形印象だったので多少のボリュームアップのため貼りました。
次回は塗装工程となります。
作製回想の前に今回の作製開始に至る前に影響を受け後押しされた動画を二つご紹介致します。
機銃発射のLEDや発射音を知れらべている内に辿りつきました。
ラジコン脚屋さんにて作製された機体。FMS零戦二二型1,400mmにエンジンサウンドと機銃発光と発射音が備わっています。
ここまで光が見え、音が聞こえれば充分かと弾みがつきました。
次は個人のビルダーさんがFMS零戦二二型を五二型に改良したものです。
駐機状態ではありますがやはり零戦を作るなら五二型だな!
いつかは自分も大きな五二型でエンジン音を出したいっとこれまた心に刺さりました。
以上二つの動画で心揺さぶられてチマチマと機体と各装置を買い集めたわけです。
ただ、もう一つクリアしなければいけない事がありました。
Futaba T6K 送信機
入門者向け・初心者向け・ビギナー用と同意語が並びますが何はともあれ愛用のプロメB
チャンネル数が足りていればそれで充分!
充実の6チャンネル・・・っと思って今まで使用してきたわけですが今回の機体は・・・
1:エルロン
2:エレベーター
3:スロットル
4:ラダー
5:フラップ
6:ギア
と今まで同様に基本操作に全て使ってしまい空きチャンネルがありません。。
機銃のギミックに一つ、カウルフラップに一つとあと2チャンネル欲しい!
送信機をもっと多チャンネルの高級品に更新しないとダメなの・・・と思い今まで諦めておりました。
今回、機体と合わせて送信機も購入かな~。
ところがネットを徘徊しているとFutaba CIU-3と言うものを使用すれば送信機のファームウェアをアップデートでき8チャンネル仕様になるとの事!
今までの送信機が使用できるとなれば在来機の運用もこれまで通りだしこれに越した事はありません。
ネットからダウンロードしたファームウェアアップロードの手引書。
アップデートすればこうなります!の説明書。
何か他にも色々あるらしいけど、とりあえず2チャンネル増えたらそれでいい。
手引書通りに難なくアップデートできました♪
起動画面に一瞬Version3が表示されます。
諸々の制御確保に見通しが立ったところで作業です。
7.7mm機銃の発光LEDを取り付け。
水回りの隙間埋め用のコーキング材で少し浮かせて固定させてあります。
機銃発射音用のスピーカー。
設置スペースと音の広がりを考えるとここがベストかな!
機体内に搭載予定の機器一式
機銃発光LEDと機銃発射音の各制御基板と電源供給装置。
先の動画のラジコン脚屋さんにて購入しました。
以前、零戦1,100mmに搭載したものの結局は諦めたエンジン音発生装置。
スピーカーではなくトランスレジューサーと言って振動を発生し機体内部で共鳴させて音を発すると教えていただきました。
何やら変わったスピーカーだな~と逆向きに取り付けた恥ずかしい思い出の一品です。
主脚差動用のサーボディレイ装置。
以前より売っているショップが減ったみたい。
Futaba R3008SB 8チャンネル受信機とジャイロです。
今回、これだけ搭載!
後先考えず行けるだろうと踏んでココまで来ましたが果たして収まるだろうか?
とりあえずやってる途中ですがカオスです。
暫定ではありますが何となくこの配置で収まりそう・・・。
後で主翼の配線も増えてくるのでもう少し何とかしたい。
機器を詰め込んだので各部を少々加工しました。
尾灯用のクリアレンズの型をあまったウレタンで作りました。
これをヒートプレスします。
んで、作りました。
ライトのカバーは新たに作った方が薄くて面一・・・主翼翼端灯のライトカバーに厚みを感じたので自作したものに取り換えました。
ダミーエンジンを本番接着しました。
カウルフラップも本番接着。
機銃の発射音ですがエンジンカウルの未装着と装着後では全然聞こえる音量が違いました。
もう少し何とかしたいって事でカウル下面に穴をあけます。
穴をあけました。
カウルを装着したらこんな感じ。
さして悪目立ちせず音も出るのでこれでいいかと!
さて、機体のメカ的な作業はひと段落、これから主に見た目作業になります。