前回の試運転にてカウルを外した状態でのエンジン始動は普通に行えるようになり、低速から高速までのスロットル調整を行いエンストにならないところまできました。
次にカウルを装着し試運転したところスロットルを上げていくにつれて回転が苦しそうになりその内プスンと止まってしまいます。
現場のベテランの意見ではニードル調整を詰めていくとの事。
さて・・・今のところカウルを装着した状態ではニードル調整ができません。
てか、カウルなしの状態でもかなり厳しい調整環境です。何も工夫をしてないのでそうなりますね。
以前より薄々このツマミはどうやってペラ回転中に調整するんだろう?と疑問に思ってはいました。
いつも実際に問題にぶち当たるまでは曖昧な状況でそのまま歩いて来てぶち当たってから考え始めます。
さて、世間様はどんな風にやっているのだろうかと知恵を求めてネットの海へ航海に乗り出します。
あれこれ探し回ったものの常識的な事ゆえかエンジン機自体の情報がネット上には少ないのか・・・見つからず・・・結局は飛行場で「余ったレンチを差し込んで固定するんだよ」と教えてもらいました。
はて?そんな都合よい作りになっていたかしら・・・
あるじゃない!!! レンチがさせるようになってました。穴の存在に全く気付いていませんでした。
このホーローネジはつまみを軸に固定させるための物と思ってましたがレンチを止めるためだったんですね。
説明書にもしっかり記載されているじゃない!!!
灯台元暗しとはこういう事か!・・・ってか単に間抜けなだけだな。
とりあえずその境地に達するまでは何も見えていないのはいつもの事。
まぁ、どうあれ次に進めるなら何でもいいです。
さっそく余ったレンチを差し込んでみました。
進化の一歩を感じ取りながらもこれではカウルをかぶせるとちょっと短い。
曲げ加工を施した1.6mmピアノ線を差し込んで固定。
カウルに穴あけ加工をして装着しました。
これでカウル装着時にもニードル調整できるし熱いのも避けられます。
めでたし♪めでたし♬