MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

天敵あらわる!

2007-07-29 22:23:47 | 搭乗員日誌
先週は所用で出撃できず本日二週間ぶりとなります。
暑いのがイヤなので早朝に・・・と思えども起きてみればいつものように9時回ってる!!! 「まったく、もう~」と時計に八つ当たりしつつ外を見れば見事な曇天。
「お、よかった」と都合よく思う。
いそいそ準備しながらやや興奮状態・・・今日はいつもとちょっと違うのです。
他所から見ればまったく何でも無い事なんでしょうが、私にしたら一つの区切り。
用意したバッテリー4本を消化すれば零戦が50FLTを達成する事に!
飛ばせるようになって一年、今まで何度目の前にして消えてしまったことか・・・
最近はそう無茶なくやってるつもりでも数度の不時着破損はあったしあわや全損!って事もなかったとは言えない。奇跡的に何とか持たせてきました。
このバッテリー4本の消費はかなりプレッシャーがかかってくるように思った。

さて、家を出て色々と考えながら運転してたらいつの間にか到着!
TOSと先客が4名様ほどヘリで盛り上がっておりました。
飛行場に目を向けると霞みかかってます。何度か早朝で飛行した時に同じくらいの霞みで機位を見失いかけたので浮「。この時点で「今日はやめようかな~」と思いつつとにかく見学モード。ヘリ、ヘリ、ヘリが次々と飛んでます。戻ってきて1年くらいか・・・「ココで見るヘリの軌道も随分スッカリ変わったものだな~」ロールや背面なんて今や当たり前で、縦にクルクル回ったり草刈りする勢いで背面降下したり、機体の軸がどこにあるのやらわからない。じっと見てると酔ってくる勢いだわ。

そうこうしているうちにTOSがおもむろに機体を出してきた。何代目?か忘れましたがアルファ製P-51ムスタング!!!「お!そうだ今日はコレを出すって言っていたな~」とココで思い出した。50FLTで頭がいっぱいで忘れてた。
まだ霞みある中でTOSはサクサク用意してP-51出撃!とにかく私はこの機体の見え方で霞みの影響がどの程度か様子を見る事に・・・人身御供です。
P-51の飛びはフォッケやF4Fに比べるとスマートで流れるような感じが強い。この機体が持つイメージもあるんだろうか?第二次世界大戦最優秀戦闘機と謳われるP-51、日本機好きの私にとっては最強の敵って感じだな~ その雰囲気は敵機であれカッコイイ~・・・とウットリばかりもしていられない。霞みの状態は・・・チェックの結果やはり厳しいようで傍から見ていても見づらい。無理してもできない事はないけど50FLT前の緊張にある今は「こんな時に限って~~~」と落胆を招きそうなのでもう少し見学モードに決めました。 つづく


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