やっとのことで見つけました。
エアロ・ディティール メッサーシュミットBf109Gです。
この本は資料的にたいそう役に立ちます。ただあまり深読みし過ぎると大変な副作用がございますので用法、用量を正しく使います。
とにかくようやく操縦席の雰囲気がばっちりわかります。実際、生産時期や部隊によって操縦席の色彩に違いがあったようなのですが操縦系や発動機制御系、補器類にハンドルやレバーの形状や色彩がわかるので充分です。ホントはこの画像くらいかっこよくできたら良いのですが・・・塗装での雰囲気向上でガマンします。
操縦席前に13mm機銃搭載のためにできたコブがあります。
あれ?前回見た本の中に赤の2がG-10だったのですが機首前方にコブはありません。
エアロ・ディティールを見てみもG-6にはコブがありますがG-10にはありません。
FSKのキットはもしかしてG-6なのかな?・・・と気になり大きな相違点をチェックしてみる事に!
主翼上面に大きなふくらみ
これは大径の低圧タイヤを納める際に翼内での干渉を防ぐためだそうです。コレG-10にしかない特徴。
木製の大型尾翼
形状はG-6もG-10にも同一なのがあるのですがキットの尾翼に羽布張りのモールドはありません。金属製の場合は羽布張りを行うのでコレは木製って事になります。同じ形状でもG-6は金属製です。この形状で木製となるとG-10となります。
視界の良い後期型キャノピー
G-6の後期型以降の機体にこの風防が順次装備されたそうです・・・がG-6後期型の時点ではサイド窓枠の右下部分は角になっており、丸くアールのついたのはG-10と本にあります。
以上をもってコブ以外はおおむねG-10って事ですね。
FSKのBf109GはG-6とG-10を足したような機体・・・最大公約数的にこれがグスタフ(G型)って事で納得しました。
コレが副作用の症状です。
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