なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)多年草

2012-10-01 19:38:41 | 草花
 昔は黄金色に稔った田んぼの畦道にたくさんのヒガンバナが咲いていましたが、近年、あまり見かけなくなりました。
彼岸の頃に咲くから彼岸花と言うそうですが、今年は少し遅れて咲いてきました。
愛知川の河川敷の藪影に、ひとところヒガンバナが咲いていました。辺りが暗い中、美しく浮き上がって見えました。
ヒガンバナは「葉見ず花見ず」といわれ、花の時期には、葉が出ておらず、葉の出る頃には、花が見られません。
全草有毒な球根植物です。中国から、稲作の伝来時に帰化したそうです。










 ヒガンバナの花は、5・6個が横向きに開き、全体としては、輪生状に外向きに並びます。花弁はリボン状に絡み合って
おり、雄しべ6本、雌しべ1本は、花弁より長く、上向きに反りかえっています。