マツバウンラン（オオバコ科・ウンラン属）１～２年草

　マツバウンランは、昭和に入ってから確認されたアメリカ原産の帰化植物です。
造成地などの荒地やグランドの端などに生育しています。地を這う葉は３輪生していますが、花茎の葉は、互生して、細い松葉のようです。高さ２０～５０ｃｍの細長い茎の上部に唇形をした青紫色の花を穂状につけます。
拡大した画像で見ると、花の基部下面から２～４ｍｍの距と呼ばれる尾状のものが、後方へ伸びているのがよく
わかります。繁殖力が強く、ところによっては、群生しているのが見られるということです。