なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

リョウブ(リョウブ科)落葉高木 別名ハタツモリ

2012-07-21 19:26:05 | 樹木
 里山の山裾に、白い花穂がたくさん垂れ下がって咲いている木がありました。
調べてみると、リョウブという木でした。
 昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせたため、この名がついたそうです。
平安時代以来、若葉をゆがいて乾燥させ、貯蔵したといわれます。ご飯に混ぜて炊き、リョウブ飯といわれたとか。
どんな味がしたのでしょうね。













ムラサキツメクサ(和名アカツメクサ)マメ科・多年草

2012-07-20 14:21:55 | 草花
 宇曽川下流の河川敷へ初めて下りてみました。葦や葛が鬱蒼と茂る中に丈の低い草原もあり、ムラサキツメクサが
あちこちに見られました。
 ムラサキツメクサは明治時代にシロツメクサと共に牧草として導入された帰化植物です。
シロツメクサに比べると、草丈が高く、30cmほどになり、小葉は細長く、葉の中ほどに三日月型の白い模様が
入ります。 花言葉は「快活・勤勉」。













マメコガネのカップルがついていました。マメコガネはマメ科の植物が好物だそうです。

ヤブガラシ(ブドウ科・ヤブガラシ属)つる性多年草

2012-07-19 19:54:57 | 草花
 ヤブガラシが公園の生垣に覆い被さって、葉を茂らせています。小さな蕾や花が集まってついていました。
花は5mmぐらいで、薄緑色の花弁4枚とオシベ4本、メシベ1本があります。
花弁とオシベは開花後半日程で散ってしまうそうで、白色のメシベが中央に立った直径3mmの橙色の花盤が
残ります。この花盤はやがてピンク色になり、蜜をたくさん出すので、蜂や蝶がよく集まります。
多くは3倍体(?)とかで、実をつけないそうです。
















ミツバ(セリ科)多年草

2012-07-17 16:58:23 | 草花
 刈り取っておいた畑のミツバが再び芽を伸ばし、この雨の後で、また花を咲かせていました。
ミツバの小さな花の撮影に挑戦してみました。花がとても小さい上に、僅かな風にも揺れますので、なかなか
うまくいきませんでした。何とか花弁が5枚らしいところまではわかりましたが・・・。










キツネノカミソリ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属)多年草

2012-07-16 20:31:30 | 草花
 我が家の庭の片隅にヒガンバナとよく似た、でも、ちょっと違う形の花が、茎をすっと伸ばして咲いてきました。
毎年同じ所に出てくるので、夫に尋ねてみたところ、昔、多賀の山の方の知人に貰ってきたとか・・・。
 或る方のブログの写真を見て、これがキツネノカミソリという花かもしれないと知ったのは、ずっと後になって
からです。
ヒガンバナは秋のお彼岸の頃に咲きますが、キツネノカミソリは8月頃に咲くそうです。早春から水仙に似た葉を
伸ばし、夏頃に一旦葉を落とします。その後、茎を30cm程伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を
咲かせます。葉が剃刀に似ていることから、名づけられました。ヒガンバナと同じく有毒です。