南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

XLR250のドライブシャフトシール交換

2007年03月07日 19時08分16秒 | XLR250編
どうやらXRやXLRはここのシールが持病らしく、交換したという話をよく聞きます。
僕の場合はスプロケットのラバーが剥がれててシールにからまり、
そこからオイルが漏れてしまったようです。
こうなりたくない方はスプロケットのラバーを強引に剥してしまうか、
あっさり社外品に交換してしまった方がいいでしょうね。

だってこのシール、部品は1000円そこそこで買えるにも関わらず、
内側からはまっているため交換にはクランク割るしかないのですから。

で、僕はそんな事したくなかったので古いシールをほじくり出して、
新品のシールに付いているつばの部分をグラインダーで綺麗に削って外から付けました。

が、シャフトでシールを傷つけてしまったらしく、同じくオイルが漏れる始末 。・゜・(ノД`)
これはフロントフォークのオイルシールを入れる時と同じように、
シャフトにビニールなど被せてから入れればいいだけなのですが… 基本ですよね…







これは交換後の写真。
交換の際に気を付けるのは、シールがはまる表面をしっかり脱脂しておく事。
それとシールと当たり面には薄く瞬間接着剤か耐熱ボンドを塗って打ち込む事。
もしかしたら内圧上昇でシールが押し出されるかもしれないからです。
でも僕のはブリーザーを大気解放してあるから大丈夫かもしれないですが。

で、交換し終わったのは良いのですが、この使用で遠乗りをする気にはあまりなれず、
軽トラで運ぶ事を前提としてレーサーにしてしまった訳です。
しかし今までここからオイルは漏れてませんからこれはこれで良いんじゃないですかね。







このシールを交換した後に知ったのですが、
外からはめる事を目的とした対策品が社外パーツメーカーから出ているようですね。
左が純正のつばの付いたタイプ、右が社外のつば無しタイプです。
ちなみに対策品を発売しているメーカーのホームページはこちら

次からは社外を使うと思いますが、もうシール抜けして欲しくないっス…



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洗車とバッテリー交換。

2007年03月06日 20時26分15秒 | XLR250編
本日はこの間廃道と川原を走ったXLRを今頃洗車。
ホントは当日したかったのですが、熱い空冷エンジンにいきなり水かける勇気は無く、
結局今日になってしまいました…
その後は飛び石などで剥げてしまった外装やフレームなどをタッチアップでペイント。
いくらボロでもそのまま放置は気が引けますもん。







これはXLRのではなく友人のCBR1100XXのバッテリー。
前のバッテリーは4年以上使ったみたいですが、
いよいよ上がってしまったらしいので交換することになりました。

全然関係ないですが女性のお客さんの車を僕が見てあげた時の会話。

僕 「バッテリーが上がってるみたいですね~。」

客 「それって下げる事出来ますか?」

僕 「…………

出来ればやってるし… まぁ知らない人なんてこんなもんでしょうね。
同じ事言われた整備士やガススタの店員さんとか居そうですが。


写真はバッテリーに電解液を入れてる所です。
前に買ったバッテリーは電解液の容器に穴を空けるピンが同梱されてましたが、
このバッテリーのメーカーのは無かったので自前のピンを用意。
後で排気口の存在を知りましたが、蓋がプラスチックで出来てて割れそうでした

しかしこのメーカーってどこの国のだろ?(安さから言って中華料理の国かハングル文字の国)
オリエンタル…?聞いた事ありません「武勇伝!武勇伝!」とかやってくれるのかなぁ。

しかもこのバッテリー、とっても安かったです。
TX12-BSサイズなのに確か3000円しないんじゃないかな?
送料と代引き手数料入れても4000円しなかったですし。

耐久性は友人がテストしてくれるでしょう。← つまり人柱(・∀・)ガンバレ!
もし2年で使用不可になったとしても国産純正を買うよりは全然安いし♪(でもリスクは増える)

そのうち、このCBR1100XXはタイヤ交換とホイールベアリング交換が待ってます。
それは後日(と、言ってもいつになるか分からないが)アップしますからお楽しみに♪



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XLR250のレーサー化 その8 バルブクリアランス調整

2007年03月01日 19時41分34秒 | XLR250編
別に宣伝する訳ではないですが、オートバイ情報誌、ロード○イダー4月号。
今回の特集はCB1000SF&CB1300SFの特集でした。
この車種がクローズアップされるなんて、何だか嬉しいですね。
僕は他人のバイクにはあまり興味ありませんが、この車種独特の弱点なんかが記載されているので、
オーナーさんは読んでおいても損は無いと思いますよ。
と、言ってもSF系は作りが頑丈ですから弱点らしい物は無いですが…
僕は98年式のオーナーなので、この年式の弱点ならちょっとは知ってますのですが、
それはまた別の機会にも…

今回はバルブクリアランス調整。タペット音は出てませんでしたが、一応見ておきました。
どうぞご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このXLR250は多分1991年式以前の物なのですが、(ライトスイッチが付いているため)
放置期間が長かったせいか、走行距離はまだ6000キロばかりです。
それにタペット音は出ていなかったのですが、僕も自分で確認しないと気が済まない性分ですし、
調整にあたってはヘッドカバーを外す訳ではないので、ガスケットも要りません。
走行距離に関係無く、ヘッドあたりからカチャカチャとノイズがし出したら、
調整してみてはどうでしょうか?自信が無い方はバイク屋さんに頼んでも安く済みますよ。
僕の場合はタダですが♪

では早速その方法ですが、まずはエンジン左側のクランクケースカバーに付いている、
点火時期確認用のフタとその下のフタ2つを外して冒頭の写真のように、
Tの字の切り欠きが真上に来るようにクランキングします。
クランキングはボックスレンチで緩める方向、つまり左側に回転させます。
右に回してしまうとデコンプ機構を壊してしまうかもしれないからです。

これで圧縮上死点が出て、吸気側、排気側のバルブが両方閉じた状態になり、
一度で両方のクリアランス調整が可能になります。

が、ここで一つ注意。セルがないこのバイクは始動を楽にするためにデコンプが付いているのですが、
デコンプワイヤーが引かれた状態だと排気側のバルブが空いているかもしれません。
実は僕もコレを忘れていて、排気側のバルブにクリアランスが無いため不思議に思っていました。
一旦デコンプワイヤーを外してから再度クランキングしたらちゃんとクリアランスが出来ていましたが。
手間ですがワイヤーの遊び調整もついでだと思って外してもいいと思いますよ。







次はタペットカバーを外してシックネスゲージをこのように入れてクリアランスを見ます。
XLRの場合、吸気側は0.05+0.02ミリ、排気側は0.08+0.02ミリの範囲であればOKです。
ちなみに同じエンジンでもドライサンプのXR250の場合は、
吸気側0.10ミリ、排気側0.12ミリと、XLRに比べて広めに設定されています。

僕が調整した結果は吸気側の片方だけ0.06ミリだったのでこれだけ調整しましたが、
肝心の調整中の写真は撮るの忘れてしまいました…

ようはロックナットを緩めてから、0.05ミリのゲージを挟んでアジャストスクリューを締めて、
その状態でスクリューが回らないようにマイナスドライバーで固定して
ロックナットを締めるだけの作業です。

アジャストスクリューは、ゲージを前後に動かして軽く引っかかる程度に締めて下さい。
締めすぎるとシックネスゲージが抜けなくなりますよ(笑
それとロックナットにも締め付けトルクがありますから調整後は必ずトルク管理をしましょう。
ちなみに締め付けトルクはXLRの場合、2.1~2.5kg-mです。
トルク管理が終わったらまたクランキングしてから再度計測して数値が正常なら終了です。


書くのは簡単ですが、コツのいる作業ですから素人さんには無理かもしれないですねぇ…







調整が終わったらタペットホールキャップを締めた後にデコンプワイヤーの遊び調整をします。
これもピストンが圧縮上死点の位置で行いますが、
遊びはレバーが先端で1~2ミリの遊びがあるようにワイヤーを調整するだけです。
まぁこんな物無くても上死点の出し方さえ分かってればアッサリエンジンは始動しますが。
今度外しちゃおうかなぁ。







ピンボケですが調整中の写真です。
エンジンの下にあるのは整備解説書。これが無いとやっぱり不安になりますね。
僕は自分の所有してるバイク全ての整備解説書を持っています。
これが無いと始まりませんから…







とりあえず全ての作業が終わったのでタンクや外装を付けてエンジンをかけてみます。
ガソリンコックをオンにしてキャブにガソリンを送ってからチョークを引いてキック。
4.5回程のキックでエンジンはアッサリ始動しました。
その後エンジンが温まったらアイドリングを調整して試乗。
この間の日曜日のブログに書きましたね。

保安部品を外してしまったため自走は不可能になりましたが、
雰囲気だけはエンデューロレーサーっぽくなったのでコレはコレで有りでしょう。
気が向いたら戻して自賠責保険に加入すれば一般道も走れますし。
今週末にはコイツを軽トラにでも乗せて廃道にでも行ってみるつもりですよ。
そのあとはモトクロスコースでも走ってみましょうかねぇ。
そう言えばオイル交換や足回りのグリスアップがまだだった…

しばらくは退屈しなくて済みそうです。


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XLR250のレーサー化 その7 キャブ組み立て編

2007年02月28日 20時11分40秒 | XLR250編
今日、僕の家と言うか会社の近所で火事があったみたいです。
僕はちょうど仕事で出かけていて広報で知ってはいたのですが、
聞き取りにくく、詳しい場所は知りませんでした。
ですが帰りに会社のすぐ近くで通行止め。
会社の駐車場に消防車がゴロゴロ止まっていたので、てっきり会社が燃えたと勘違いし、
中には休みで遊びに来ていた彼女がいるはずなので泣きたくなる始末。
結局は消防車が場借りしていただけなのでホッとしましたが…

現場はどこが燃えたか分からない程度で、幸い怪我人もいなかったようなので良かったです。
しかし、乾燥する今の季節はホントに気を付けないといけないですね。
ここにも燃えやすい物が多くあるので心配なのですが、それより心配なのが僕の彼女。
目の前で大騒ぎしてるのにも関わらず昼寝してるし…。この人は絶対逃げ遅れるタイプだな

そう言えば、ブログで火事の事書いてて思い出しましたが、
ブログのネタ欲しさに放火してたマッチポンプの女はどうなったのかな?
なんか僕もあやつのマネしたみたいになってますが…
言っておくが犯人じゃないぞ。アリバイあるし。


まぁ前置きはこのくらいにして本題のバイクいじりに入りましょうか。
今日はキャブの組み立てです。
どうぞご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

冒頭の写真の物が、このキャブに使われているオーバーホール用のパッキンセットで、
値段はたしか1600円くらいだったでしょうか。
ゴムと紙の割には高いですが、作る訳にもいかないので仕方ないですね。
で、パッキン交換をする場所はと言うと…







本来なら、なんたらバルブが付いている箇所。







キャブのトップにある蓋。
ここは昔空けた時に液体ガスケットで組んであるので交換しなくてもいいのですが、
パッキンを保存しておいても仕方ないので交換します。
しかし、液体ガスケットの掃除は大変でした…







残りはフロート室と、手前の加速ポンプから圧送されたガソリンが通る穴、
それとフロート室下部のガソリンを抜くスクリューのパッキンです。

なので、加速ポンプのダイヤフラムとパイロットスクリューに使われているOリングはセットに含まれません。
Oリングは予備を持ってますが、ダイヤフラムだけは交換したかった…

ちなみに冒頭の写真に写っているジャバラの筒は加速ポンプのロッドの保護用です。







こちらはパッキンを全て交換して組み上げた写真。
オーバーホール前より断然綺麗になってて気持ち良いです。







分解と逆の手順で車体に組んで完成です。
ここで気を付けてもらいたいのが、エアクリーナー側のホースバンド。
ここ、しっかり組まないとチョーク用のスロットルを少しだけ空ける装置と干渉して、
チョークを戻してもスロットルは少し空いた状態になりアイドリングが落ちなくなります。
(写真中央よりちょい左の黒いやつ)
これは僕が経験済みで、2次エアーを吸ってアイドリングが下がらなくなったと勘違いし、
飲酒レーターを交換までしたけど解決せず、発見するのにしばらくかかった苦い経験があります。
もうちょっとクリアランスを多く取ってくれれば良いだけなんですけどね。

ともあれガソリンの漏れとは無縁になったのでエンジンをかけたい所ですが、もうひと仕事。
せっかくタンクを外してあるのでバルブクリアランスの調整をしましたが、
次回にしますね…

それでは次回をお楽しみに


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XLR250のレーサー化 その6 キャブお掃除編

2007年02月27日 19時39分34秒 | XLR250編
今回はキャブを掃除する訳ですが、ガソリンの汚れってなかなか落ちないんですよね。
ブレーキクリーナーぐらいではさっぱり落ちてくれなかったし。
なのでこんな場合は、腐ったキャブ掃除に使うエンジンコンディショナーを使います。
もしくはチャンバークリーナーでも代用出来るのでしょうか。
臭いは強烈なアンモニア臭がしてあまり使いたくはないのですが、
こう言った汚れには一番効きますね。

冒頭の写真はクリーナーで掃除後にブレーキクリーナーで洗浄したものですが、
何事もなかったかのように綺麗になってくれました。







フロート室の外観もこの通り。
加速ポンプの部分だけ色が違いますが、クリーナーで金属が変色したんですかね。
溶けているのではなさそうなのですが…

中には少しだけゴミが溜まっていましたが、問題ないレベルだったので洗って終わりにしました。







せっかくなのでジェット類を全て外して詰まりが無いかチェックし、洗浄しました。

キャブのオーバーホールの時、ジェットが詰まっている場合がよくありますが、
これを針などで貫通させるのはNGです。
ジェット類は真鍮で出来ているので、穴がすぐに広がってしまうんですね。
こんな場合はクリーナーにしつこく浸してから高圧エアーで吹いて貫通させるのが一番だと思います。

フロートバルブもチェックしましたが、段つきも無かったので再利用します。
油面も実測でチェックしましたが問題なし。
と言ってもこのキャブのフロートのバルブ受けは金属で出来ていないため油面調整は出来ませんが。
油面不良の場合はフロートがちゃんとガソリンに浮くかチェックし、
フロートが問題無ければフロートバルブ交換、
それでダメならバルブシート交換になってしまうので出費がかさみますねぇ。

次回はパッキン類を交換して車体に組み付けます。
また見てやって下さいな♪


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XLR250のレーサー化 その5 キャブ観察編

2007年02月26日 20時46分50秒 | XLR250編
前回はキャブを外す所まででしたので、今回は早速ばらしてみました。
このXLRを買ってからいきなりキャブをオーバーホールして、
それから3000キロも乗っていなかったので中は非常に綺麗です。
まぁ、キャブのガソリンは抜いて保存してたので当然ですが。

ちなみにメインジェットはノーマルが118番なのに対し、
このバイクは120番を入れてセッティングしてあります。
たしかマフラーをスーパートラップにしてから換えたような…?
昔の事なので覚えてません。







フロート室のパッキンですが、見ての通りぺっちゃんこです。
前は交換していなかったので当然ですよね…
パッキン類をケチるとこのような結果になるので、新品を使うのは当然なのですが。
僕は何度か分解してきちんとオーバーホール出来たか確認したいのでそのまま使用してました。
早い段階で新品を入れれば良かったのですが、どうしても面倒になるんですよねぇ…







本来は何とかと言うバルブ(名前は忘れました…)が付いているみたいですが、
このバイクの場合それは無く、代わりにパッキンが入っています。
ここもオーバーホールの時に空けてそのままでした。
ここからもガソリンが漏っていたみたいで、キャブは横面も汚れていたし、パッキンもペタンコです。
ここは液体ガスケットも使わず組んだので、一番の原因はここかもしれないですね。
今回はもちろん交換します。







これは分解する前のキャブですが、赤く汚れているのはガソリンが垂れた跡。
これでよく乗っていたと自分で関心するくらいです。
今回はゴム類全てをリフレッシュするので、これからは心配無さそうですね。

次回はキャブのお掃除と再度オーバーホールをしますよ。
どうぞお楽しみに


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XLR250のレーサー化 その3

2007年02月22日 20時16分30秒 | XLR250編
昨日、ホンダのお店にキャブの部品を注文しに行きましたが、
今日になっても部品はまだ来てないみたいで、到着の連絡がありません。
今までは翌日に届いてたのが普通だったんですけどねぇ。
「何やってるのさホンダ!」と世界のホンダに文句言っても仕方ないし…
コレじゃあ今週末に予定していたシェイクダウンに間に合うかどうか…
こんな有様なのでキャブに手を付けられず、その他の部分をいじってますた。

まずは冒頭の写真のハンドル周り。
昔に短めのハンドルを付けて、このままダートや林道も走っていたのですが、
このままだとコントロール性が悪く、ポジションも脇が閉まってオフロード向きではありません。
なので純正のハンドルに戻してしまいます。







ハンドルは元々白かったのですが、サビが浮いてみっともなかったので、
ボディと同じく黒に塗装してありました。
このバイク、ホント真っ黒だなぁ…

ハンドルを戻したついでにミラーも取って、その後フロントウィンカーとホーンも取りました。
が、ライトだけは残しておきたかったのでスイッチはそのままです。
ブレーキランプもちゃんと点灯します。オープンエリアでは全く必要ないですが…







コレはタンクを外した所を撮影したものです。
このバイクはバッテリーが無く、キック始動なので配線もシンプル。
ホントはメインハーネスを取って、点火系の配線を引き直したい所ですが、
そこまでは面倒なのでやってません。
配線図があれば配線を引き直しメインハーネスを取っ払い、丸々保管しておきたかったのですが…
なのでウィンカー以外の電装系は実働のままでメーターもついたままです。
これならすぐに元通りになるので、それはそれで良いのですが…







外した部品はたったこれだけ。
しかも軽量化のほとんどがリアに集中しているため、作業自体も微妙です…
ですが…







ウィンカーを取っただけなのに、見た目は国内市販レーサーの
ME06型、XR250Rにそっくりになりました♪
まぁ、XLR250自体、XR250Rの公道版の市販車なので当然と言えば当然ですが。
僕的にはタンクにシュラウドの付いた新型XR250より、
ME06、ME08型のXR250R系の形に萌えます。







ちなみにコレがモノホンの国内市販レーサー、ME06型XR250Rです。
形だけは似てますが中身は別物のようです。が、どこがどう別物なのかは詳しく知りません…
多分、エンジンとフレームとサスを移植すればXLRもXRーRになると思われます・・・・。
そんな事するより本物買った方が安いと言う事実

そんな訳で一通りの形は出来ました。
次回はキャブでも直せるかな?その他にもやる事は多々残っているんですがねぇ。
まぁ次回も見て下さいな。


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XLR250のレーサー化 その2

2007年02月21日 21時29分20秒 | XLR250編
本日XLRのキャブのパッキンを注文に行きました。
パーツリストを見せてもらって部品を探しましたが、
どうやらキャブ1個分のパッキン類がセットで来るらしく、
お目当てのフロート室のパッキンだけの購入は無理なようです。
せっかくなので1からキャブをオーバーホールしてパッキンを全部新品にするつもりですよ。

今日は昨日の続きでXLRのプチレーサー化です。
どうぞご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レーサー化って言っても、ようは保安部品を外して、
操作系をダート仕様にするとっても簡単な作業です。

まずはてっとり早くナンバープレートを外してみますが、
リアフェンダーの塗装がはげてみすぼらしいです。
これは後でタッチペンで塗って終わりでしょうな。







ピンボケでごめんなさい…
リアのウィンカーとシートフレームを外すために各部をバラしていきます。
このバイクはリアフェンダーの内側に荷物積載用のフックの付いたフレームがあるのですが、
このフレームは簡単に外れますし、車載工具用のポーチも簡単に外れるので苦労は無いです。
ポーチの中身が重かったため、リアだけで2キロ近くの軽量化になりました。







ウィンカーの配線を取っている時に気が付いたのですが、
エアクリーナーボックスの吸入口がメクラで軽くふさがれているみたいです。







リベットをドリルで取ってしまえば外せそうだったので、思い切って外してしまいました。
セッティングの方は、昔からメインジェットを1つ上げてあるので、
後はパワースクリューと、スーパートラップの背圧を換えてあげれば何とかなるかな?

エアクリーナーは昔に新品を付けましたが、あれからサッパリ乗ってないので綺麗です。
これからはホコリが多そうな場所しか走れないので、
フィルターを洗ったらちゃんとオイルを染み込ませないと、すぐキャブが汚れそう…
面倒だけど仕方ないですね。


次回もこのバイクと格闘です。お楽しみに♪


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XLR250のレーサー化

2007年02月20日 20時25分39秒 | XLR250編
このXLR、自賠責保険が切れてから、再加入するのも面倒になり、
おまけにキャブからガソリンが漏れるトラブルを抱えていたので、1年ほど乗っていませんでした。
しかし、せっかく動くんだから、この際潔くレーサーにしてみようと思い立ち、
本日少しだけこのバイクをいじりましたが、疲れてしまったので今日はここまでにします…

次回からはちゃんと書くつもりなのでお楽しみに。


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過去にこんなバイクもレストアしました。 その12

2006年08月11日 19時11分11秒 | XLR250編
アクセルが重いという事は普通ならアクセルワイヤーを疑いますよね。
僕もそうだったので、まずはアクセルワイヤーを外して見ることに。
しかし外している最中から動きが軽いことが分かってしまったので、一応インジェクターで潤滑剤をスプレーし、ハンドル周りまでバラして洗浄とグリスアップまでしたんですが一向に軽くなりませんでした。
で、キャブをオーバーホールしていた時から気にはなっていたんですが、
リターンスプリングがやたらと重いような気がするんです。
さらにエンジンがかかった状態だとアクセルをひねるのに結構力を使うんですわ。
これでは微妙なアクセル調整は効きませんし、乗っていて楽しくないですよね。と言ってもこの状態で長く乗っていましたが…
ある時、スプリングの巻き数を減らせばもっと軽くなるのではと思い、早速キャブを外し、点検からしてみました。



この画像の中央にあるのが、スロットルのリターンスプリングです。
何回もバルブを上下させてみましたが、やはりスプリングが重いです。
他にバルブの抵抗になるような物は感じられませんでしたのでスプリングが悪いのだと勝手に判断し加工することに。
他に原因があるのかもしれませんが分かりませんでしたからねぇ。



コレが外したスプリングです。
このスプリングの左側の2巻き程カットし、スプリングがドラムにひっかかるようにするため、バーナーで赤くなるまで炙って同じように曲げてから装着しました。
結果は今までと比べて重さが半分くらいになり、アクセルの微妙な調整も出来るようになりました。
これはもうこの軽さが純正くらいなんじゃないかと思えるほどの軽快さです。
KLX250は負圧式キャブなので操作が軽かったので、出来れば同じくらいの軽さにしたいと思って加工しましたが、結果は成功と言ったところでしょうか。
しかし、マネをされる方はまず、操作系を全て点検してからそれでも軽くならない時に加工することをお勧めしますね。
後には戻れませんから。

それとくれぐれも自己責任でお願いしますよ。










おまけ

ネットサーフィンをしていた所、凄い動画を発見!
トラビス・パストラーナがダブルバックフリップのメイクに成功したそうですが
この動画はホント、マジ凄いです。
興味のある方はこちらからどうぞ。






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過去にこんなバイクもレストアしました。 その11

2006年08月10日 22時56分13秒 | XLR250編
XLR250にはXLR250BAJA(一応知らない型のために。バハと読みます。)と言う兄弟車がありました。
BAJA1000と言う世界最長のクロスカントリーレースをイメージして作られたこの車体は
大径丸型ライトを左右に2つ装備され、乗った人はジョニー・キャンベルとスティーブ・ヘンジベルトの気分を味わえる事が出来ると言うそれは魅惑のマシンでありました。
で、なぜかこのBAJAの方にだけオイルクーラーが標準装備されていまして、この事を知った僕はいてもたってもいられなくなり、装着出来るかも分からないのに早速ヤフオクで品物をゲットし付けてみることに。
結果は写真の通り、付いていますね。しかも完全ボルトオンでした。
一応補足いたしますと、BAJAがデビューしたのが1987年でして、その前からもXLR250Rの存在はありました。なので87年以前のXLRにコレが付くかと言うとそれは疑問です。
実際、MD16型のXLRには付かないと思います。それは後の写真で分かりますが。
しかし87年以降のであれば装着は可能だと思います。責任は持てませんよ?



ボルトオン装着が可能かどうかを判断するにはコレを見れば一目瞭然でしょう。
コレはXLRのエンジン右側を撮影した物ですが、オイルフィルターの入っているケースから伸びているのと、オイル注入口横に伸びている2本の黒いパイプがオイルクーラーの配管です。
XLRには初めからこの穴にメクラ蓋がされていまして、この穴とメクラが有るか無いかが装着判断の決め手となります。
実際、僕の見たMD16型はこの穴もメクラもありませんでした。ですが、このオイルクーラーをMD16に付ける方法もあるみたいです。それはMD22型の右側のクランクケースカバーを移植するということみたいです。
つまり配管取り付け可能なケースカバーに変えてしまえ!みたいな考えなんでしょうね。
しかしこの両者のケースカバーに共通性があるかどうか僕の知った事ではありませんが。

まぁ、このオイルクーラーの性能はと言うと、油温を計ったこと無いので実際は分かりません。それにサイズも小さいですし、何て言ったってライトカバーの裏に付いていますからね。風がまともに当たるかどうか…
それに何でBAJAにしか付いていないのかも分かりません。
ライトの分重くなったからエンジンにも少し負担が増えるだろうし、油温も少しは上がるだろうから
このくらいのオイルクーラー付けときゃイイんじゃね!?みたいな考えだったんでしょうかね。妄想してみました。

それとは関係無いですが、エンジンの前下に付いているエンジンガード(銀色のパイプみたいな奴)ですが、
アルミ製なので外してガラスビーズでブラスト処理してあります。
元の写真はありませんが、腐食が酷くて汚かったんですよ。
しかし今では度重なる小石のヒットで結構グズグズになってますが全く気になりませんね。

次回は、重いスロットルの対処を昔やったのでご紹介します。
お楽しみに!







おまけ

本文で出てきたBAJA1000デザートレースがが映画化されたそうです。
その名もダスト・トゥ・グローリー
興味のある方はこちらからどうぞ。

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過去にこんなバイクもレストアしました。 その10

2006年08月09日 20時38分02秒 | XLR250編
このバイクに関してはエンジンは何もしていません。
全く持ってフルノーマルです。このエンジンはRFVCと言うバルブを放射状に配置させた機構を持つウェットサンプの空冷4バルブで、ボアストロークはそのままにドライサンプ化されたエンジンがXR250に搭載されるくらい息の長いエンジンです。
このエンジンのお気に入りな点は、とにかくトルクがあると言ったところでしょうか。調べてみた所、KLX250と比べてストロークが3ミリ長いですが、それ以外でも僕が知れないだけでトルクが出る仕組みがあるのかもしれませんね。

RFVCという特殊なバルブ配置をしているためにロッカーアームは絶対必要なんですが、バルブクリアランス調整がしやすいようヘッドカバーに調整窓が付いています。ですが僕はまだ調整した事はありません…

ちなみにレストアの際にはプラグを交換し、プラグキャップの点検をしたくらいでした。



こちらはキャブの画像です。
現行のXR250は負圧式なのに対しこのXLR250は強制開閉式の丸キャブです。そのせいかレスポンスが良く、負圧式のキャブを持つKLX250に対しパワーとトルクで勝っているのかもしれませんね。
しかしこのキャブを外すのは思いの他容易ではありません。この写真の方向から抜き取るのですが、フレームやらエンジンやらが邪魔してくれて、まさに知恵の輪状態です。どうも負圧式キャブを持つ現行型も知恵の輪みたいらしいですね。イライラしながら外した記憶が頭から消えてくれません。

エンジンのヘッドカバーにつながっているワイヤーですがこれはデコンプワイヤーです。
昔、このワイヤーが切れて交換したことありますが、無いままでも始動には問題ありませんでした。慣れた人は圧縮上死点を探すのが上手なのでいいんですが、知らない方は闇雲にキックしてしまうのでこういう物が必要なんでしょうね。

次回もエンジン周りをご紹介しますよ。
お楽しみに。
















おまけ



コレは8日に撮影したものですが、夕焼けが気持ち悪いくらい綺麗だったので載せてみました。
夕焼けが見れた次の日は雨なんて誰かに聞いたことありますけど見事に当たりましたね…
迷信だと思ってましたが。
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過去にこんなバイクもレストアしました。 その9

2006年08月07日 23時41分37秒 | XLR250編
このXLR250に装着されているマフラーの写真です。見てもらっての通りスーパートラップです。
ただ何が変わってるのかと言うと、実はこのスーパートラップはXR250用なんですね。
ヤフオクを見ていた時にXLR用は少なくて高いのにXR用はタマも多く、しかも安かったんですよ。
なので多分同じ物で付くだろうと勝手に思い込んでXR用を買ってきた訳ですがコレが全くの別物で固定用ステーからパイプの太さまで全く違っていました。
どうやって付けたかと言うと、固定用ステーですが、サイレンサーの上部に付いていた物は車体と合わず、しかも邪魔なのでカットして、見栄えが悪くなったのでペーパー掛けしてついでにバフ掛けまでしました。
しかしサイレンサーは固定出来ないのでどうしたかと言うと…



針金で吊ってあるだけです… 他にもエーモンステーを曲げて作ろうかとも思いましたが面倒くさかったので…
所詮は針金なので振動で伸びたり切れたりしますがそこは諦めて、もう2年もこのまま修理しながら乗ってます。



パイプの径の違いですが、まずマフラーのパイプが太いのは分かっていたのでパイプに入っていた縦の切れ目をもう2本増やしました。そうやって無理やり締めこんで密着させても排気漏れをするので自分でガスケットを作ろうと思いホームセンターへ行き、マフラーの穴に張る布みたいなものを買ってきて純正のガスケットの厚みを増して、それでも排気漏れするのでいよいよ面倒くさくなってきてアルミホイルを巻き付けて強引に針金で留めました。
こんな事するくらいならXLR用を買って来れば良かったと後悔しています。
でもパイプ側の固定は写真のフルードタンク左下のボルトがピッタリだったので助かりましたけど。

もうこの仕様で2年経ちますが排気漏れはしてないのでずっとこのままでしょうなぁ。

しかしこのマフラー、やたらアフターファイアーすると言うかアクセルオフでバンバン言うんですよ。しかも大爆音!さすがの僕も皿抜いたくらいです…
排圧は上がりますがそんな事言ってられないくらいの爆音でしたから。
パワーに関しては、抜けが良くなったのは分かりますが上がったかと言うとチト疑問です。

それとは関係ないんですが、スーパートラップって穴に蓋をしてある構造ですよね。
その蓋に「中村」って彫ってあるんですけど一体何の嫌がらせでしょうか?
持ち主が中村君でえらく嫌われていたのかもみたいな愉快な想像までしちゃったくらいです。
売る前に教えてほしかったですが…

次回はいよいよエンジン周りです。今から言ってしまいますがフルノーマルですよ。
それでもどうぞお楽しみに!



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過去にこんなバイクもレストアしました。 その8

2006年08月03日 18時45分49秒 | XLR250編
この画像はご存知の通りスイングアームです。
足回りのリンクのグリスアップのついでにこちらもフロントフォーク同様バフ掛けしてあります。
しかし、ロードバイクと違い、オフロードばかり走っていたので飛び石による傷でもうグズグズになってしまいました。今さらまた脱着しなくてもニップルによるグリスアップが出来ますのでしばらくはこのままでしょうなぁ…



こちらはリアのリンク周りを下から覗き込んで撮影した物です。
ニップルがこちらを向いているのが分かりますね。
僕はこのバイクのためにグリスガンを購入しましたが、1回全バラしてグリスアップしてあるのであまり使っていません。

このリンクも来た時はやたらと汚かったので、バラして脱脂をしてからワイヤーブラシ(真鍮)ですべて磨いてあります。
そんな所はこだわっていますがフレームは塗装されていない所が目立ちますね。
でも見えないので気にしません。もっと言ってしまえば、別にリンクが汚なかろうと関係無いんですが、そこら辺は許せないんですよね。
例えるなら外装がボコボコでも車高調とアライメントはしっかりしているハチロクみたいな感じでしょうか?



えーと、この画像はですね、別に見てもらう程の物ではないんですが、純正の2.15-18のホイールに、2.75-18サイズのタイヤを強引に履かせた時の物です。
フロントタイヤのサイズは3.00-21ですから実質、フロントタイヤより細いです(汗
当然チューブは4.60サイズの物を使いましたからタイヤをはめ終わった後でもタイヤの中から余ったチューブが顔を出し、空気を入れる時にチューブが咬まないように苦労したもんです。
しかし見ての通りタイヤとホイールの幅が一緒ですね。でもこのタイヤで結構な距離を走りましたよ。

このサイズのタイヤを履く時には適正サイズのチューブを入れるようにしましょう。
って言うか、履かないで下さい。

次回はマフラーあたりでもご紹介します。たかがマフラーでも一筋縄でいかないのが僕ですよ。
それでは次回をお楽しみに!
 


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過去にこんなバイクもレストアしました。 その7

2006年08月02日 22時51分21秒 | XLR250編
ホントに何の変哲も無いフロントホイールですが、変わっているのはフォークアウターチューブです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんがバフ掛けしてあるんですよ。分かりにくければ意味無いんですけど…
やはり低年式車という事でアルミに施されているコーティングがボロボロになっていまして、みっともないのでフロントフォークを取り外し、120番のペーパーから240番、400番、ここからは水研ぎで600番、1000番、1500番までペーパー掛けして最後にポリッシャーと青棒を使ってバフ掛けしました。
作業したのがかなり前なので曇ってきていますが、たまにコンパウンドで磨いています。
しかし大きな傷は消えてませんので綺麗に見えないんでしょうね。

フォークを組む時はボルトを締める順番と締め付けトルクに気を付けて組んであります。
新車でもこうするだけでサスの動きが滑らかになる場合もあるみたいですよ。
僕がレストアする車両はみんなやってます。

フロントタイヤはお決まりの競技用ラジアルタイヤ(貰い物)です。
エンジンのトルクが急に立ち上がる特性なのでオフではグリップの良いタイヤ履いておかないと車体を寝かしてアクセルオンするとフロントから滑ったりして怖いんですよね。
しかしオンでは無理できませんけど…
ちなみにスポークが錆びていますが一応これでもワイヤーブラシで磨いてあります。

その他ブレーキとローターはフルノーマルです。



リアサスのリザーバータンクもアルミでしたので外した時ついでにバフ掛けしました。

コケてオーバーフローした時のガソリンをそのままにしておいたのでキャブとエンジンが汚れちゃっていますね。
パーツクリーナーで洗えば綺麗になるのでいいですが…




これはサイドスタンドです。
堤防を登っている最中に何故か失速し、見事にコケた時に真ん中から折れてしまったので中に10㍉ほどの鉄の棒を入れて自動溶接機で溶接しました。
スタンド自体は中空パイプで折れたりしにくいんですが、どうもコケ方が悪かったようで、コンクリートの角にスタンドがヒットしてしまったんですね。
右にコケておけばよかった…

次回はリア周りからご紹介して行きます。
お楽しみに!







コメント (2)
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