南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

ゴリラに最強の中国製エンジン登載

2008年05月30日 21時03分55秒 | 輸入横型エンジン編
やぁ。今週の仕事の山を越えて遊びまくってる「のりもの倶楽部」南信州版だよ。
いやぁ、今週は働いたわ。
もはや1人での許容量を超える量だったけど、
これを乗り切れたって事は1人でも何とかなるって自分で証明したようなもんではないか…

今日は横型エンジンの師匠であるHさんが来訪いたしまして、
エンジン積み替えの後の作業を一緒に行っておりました。
しかし凄いエンジンですねぇ。
中国製とは書いたけど本当は台湾製のエンジンで、
その名もタイガーエンジン。
サイドには「TIGER 125」としっかり刻印されとります。
しかし中国製はドラゴン、台湾製はタイガーと、
どこかのスカジャンみたくなってますな。

このエンジンはクラッチがCD90のパクリである2次側で、
しかもポート径やらヘッドの作りやらボアとストロークのサイズなどは、
まんまタケ○ワのエンジンのパクリみたくなってます。
簡単に言うとスーパーヘッド積んでボアとストローク増やして125ccにしたようなもんです。
ピストンは何と54ミリのが入ってるみたいで、ストロークは54ミリ、
イン側のバルブ径は27ミリって聞いた事ある数値ではないでしょうか。
コピーエンジンもここまで来たか…

しかしそんなデカいエンジンがドノーマルの車体にポンと乗る訳も無く、
ペダルやステップはあちこち当たりまくってしまうので、
削ったりの加工を施して上手くまとめた訳です。
現物合わせって奴ですね。

終ってから試乗させてもらいましたが、
やはり凄いパワーで、スイングアーム長はノーマルのためか、
全開にするとフロント浮いて危ないったらないです。
で、聞いたところ、
このエンジンはカムがしょぼくて上は回らないので、
またヘッド加工してカムはベアリング付きのハイカム組んで、
高回転が気持ち良く回るようにしたみたいです。
ここまで自分でやるなんて変態です。

でも前に積んでいたハイカム仕様の125ccエンジンが空いたため、
これでやっとワタクシもシナエンジンを積む事が出来そうです。
積む前に配線加工してフルトラ化して、
ある程度のチェックを済ませてからになりますが、
その間は組み上がったばかりのエンジンのナラシでもして待つとしましょう。

そんな訳で今日は組み立て編を書けませんでしたが、
続きは来週からにして、
週末は遊び呆ける事にしましょうかね。
それではまた見て下さいな。



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ゴリラのエンジン、ニューピストン購入

2008年05月29日 21時04分18秒 | 国産横型エンジン編
カブの累計生産台数6千万台突破おめでとう。「のりもの倶楽部」南信州版です。
僕より長生きなバイクだけど凄い台数だ…
そして、今まで生産された台数が全部日本にあったとしたら、
2人に1台って事になりますねぇ。
しばらくはエンジンの部品で悩む事は無いだろうな。

ここの所ずっと弄ってきたゴリラのエンジン。
今日は組み立て編です。
が、時間が少ないので短めに…

まずは上の写真。
エンジンを弄ってる時にずっと考えていたのですが、
ピストンはライトボアアップキットに同梱されていた頭が平らな物で、
このまま組んでもローコンプになってしまうのでは?
なんて考えていたんですね。

で、52ミリのハイコンプピストンが無いか知れべてたところ、
ありました♪
補修用らしいのですが、
有名メーカーのコピー品みたいで値段も据え置き。
ラインナップには6Vエンジン用(S,Lクランク)用と、
12Vエンジン用(Rクランク用)がありましたが、
僕のゴリラはGクランク、つまりコンロッド長はRクランクと同じなので、
当然12Vエンジン用を購入。
ここで間違えると大変な事になりますな。

届いたピストンを細かく調べたところ、
マイクロメーターで計測したら、サイズはバッチリだし、
スカート部はキタコのライトボアアップ用より少し長いみたいです。
まぁ、内側もしっかり作ってあったし、
ピストンリングとピストンピンも付いてて5000円ちょっとで買えるんですから、
横型エンジン乗りには良い時代ですねぇ。

そんな訳で組むべき部品は全部揃ったので、
次からは組み立て編を書いていこうかな。
それでは。



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また残業なのだ (ノ△T)

2008年05月28日 19時30分14秒 | オートバイのある生活
今日も携帯から。

写真はすでに組み上がってるゴリラのエンジン。
高回転は別物、の予感…

ならし運転はまだだけど( ̄○ ̄;)
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ゴリラに強化オイルポンプ装着とオリフィス拡大

2008年05月27日 20時57分04秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。「バレル」って単位の意味が全く分かってない「のりもの倶楽部」南信州版だよ。
最近よく聞くようになったけど、1バレルで159リッター相当みたいね。
これが世界共通の規格なのかしら?


実はもうならし運転に入っているゴリラのエンジンですが、
今回は強化オイルポンプ装着とオリフィス加工です。
かなり前に行った作業で、
このブログ自体日記の役割を果たしてませんが気にしないように。

まずは上の写真。
取り外したノーマルのオイルポンプと、
デイトナの12Vエンジン用ポンプです。
何が強化なのかと言うと、
オイルに圧をかけるギアの厚さが2倍くらいになってるだけみたいですね。
それと何で12V用を買ってきたかって言うと、
安いし後々の事考えまして。
シャフトの形は違うけど何とかなるでしょ♪

それと写真ではポンプが外れてしまってますが、
ボルトはハイトルクで締め付けられてます。
インパクト使わないと絶対外れませんのであしからず。








ポンプの内部を分解して、
シャフトを取り出し入れ替えてみます。
まぁ、付くには付くのですが、
車体に装着したら、厚いポンプに対してシャフトが短いようで、
このままだとギアがかみ合わず、
当然油圧がかからずエンジンあぼーんになるので、
シャフトを延長するために何かのカラーを削ってスペーサーを作り、
強引に装着しました。
全然オススメは出来ないテクですが、
今の所無事に動いてますよん♪









続いてオリフィスの拡大。
オリフィスはシリンダーを外して左下あたりにあります。
写真の小さな穴がオリフィスで、
ここを広げないと強化ポンプ付けてもオイルを送る能力は同じ。
おまけに油圧が無駄に上がって逆にキケンかも…

純正の径は1ミリしかないのですが、
説明書に従って倍に広げます。









広げると言っても2ミリの鉄鋼用ドリルで穴を空け直すだけです。
でも切りカスがクランクケース内に入らないように注意しないといけませんね。
それと、本来はスタッドボルトを外さないと厳しいですが、
小型のエアードリル使ったら何とかなりました。
でもやっぱり邪魔だったので、ダブルナットを使うなどして外した方が良いでしょうね。

これでクラッチとオイルポンプは交換したので、
次からいよいよ腰上の組み立てです。
ここでもまだ交換する物がありますが、
それは続きをお楽しみに。



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ゴリラに強化クラッチを装着

2008年05月26日 20時22分00秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。知らない間にブログ2周年を迎えていた「のりもの倶楽部」南信州版です。
どうやらこのブログ書き始めたのが一昨年の5月22日らしいです。
自分でもこんなに続くとは思ってませんでしたが、
まだまだ走り続けますよ~。
ちなみにこのブログで掲載した写真は1500枚を突破。
整備好きなカメラ小僧と言われても何も言えません。


実はもう組みあがってしまったゴリラのエンジン、
前回は腰上の分解まで書きましたが、
今回はクランクケースの右側のお話です。

このエンジンはクランクの右側を開けられた形跡はあるものの、
ボアアップに対して対処されてないようだったので、
開けたついでに一気に取り掛かります。
まずは強化クラッチの装着です。









カバーを外すのは簡単なのですが、
クラッチからネジが急に硬くなりまして、
表側のプラスネジを舐めてしまいました…
ネジ外しのコンパウンドとインパクトで何とかなりましたが、
ここのネジは他のタイプに交換ですね。

クラッチの表側が外れたらいよいよロックナット使われた箇所なんですが、
硬いし固定する工具も無いため、
印だけ付けてインパクトで一気に緩めました。
組む時は印の位置を合わせて締めれば問題ないでしょう。









ドライバーで指している黒い部分、
これは全部クラッチのカスです。
遠心力でカスが内側に張り付いているんですね。

せっかくなので全部除去しておきましたが、
次に開けてもまた掃除するハメになるでしょう。









クラッチディスクまで分解するには、
写真のようにスプリングを縮めてCリングを外すと楽に作業出来ます。
バルブスプリングコンプレッサー用に買ったシャコ万ですが、
色々使えますねぇ。









ゴリラを買った時一緒に譲っていただいたデイトナの強化クラッチ。
スプリングとディスクのみしか交換しないので、
純正に比べ10パーセント程しか強化されないみたいです。
これで滑るようなら3枚クラッチのキットでも買うしかないですねぇ。









外す時に舐めてしまったプラスのネジは6角タイプの物に交換。
これならトルクもかけれるし、次に外す時は楽になるでしょう。
しかしネジロックが使われてるっぽかったので、
低強度のを一応使っておきました。

こう言う機会に限らず、よく整備する場所はネジやボルトが痛みやすいので、
自分の気に入った物にバンバン交換した方が良いです。
僕は気になったらサイズを測ってホームセンターに買いに行ってるくらいです。
ステンレス製のは安くて強度もあり、錆にくいので良く使ってますよ。
理想はチタン製ですがお気軽に買えないのが現状。
そして高いのが貧乏人には辛いところですね。


クラッチはこれで終わりなので、
次は強化オイルポンプの装着です。
また見て下さいな。



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残業…

2008年05月25日 18時50分56秒 | オートバイのある生活
凄く疲れてるのに、
リアルタイムで田植えしてます。

明日は仕事なんだけどなぁ…
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ゴリラのエンジンを下ろして分解

2008年05月24日 17時17分44秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。自分は晴れ男だと今まで思いこんでいた「のりもの倶楽部」南信州版です。
今日は休み取って実家で田植えしてたんですが、
雨が降り出してしまったのであえなく中止。
なので少しの間だけ自分の家に戻ってきてブログ書いてる始末です…


本題はここから。
全然最近の話ではないですが、
ゴリラのエンジン編です。
今日は時間がたっぷりあるので、多めに書いていきます。

まず上の写真。
エンジンを下ろした時の物ですが、
クランクケースの上にキャブのアタッチメントが乗ってるのが分かりますかね。
イン側のポートとインテークマニホールドの径ではこんなにも口径が違います。
そりゃあ高回転で伸びない訳ですよ。

今回はレギュラーヘッド乗せるので丁度良くなるでしょう。









これはエンジンの後ろ側ですが、
腐食と錆が酷いので今のうちにお掃除しておきます。
方法はワイヤーブラシだけなんですけどね。
一応エアツール使うので手でシコシコ掃除するよりマシでしょう。









コレがお掃除後。
クランクケースだけですが、当然エンジンの下側も入念に掃除します。
見えない所も手を抜かないのがポリシーでして。

クラッチが入ってるカバーは後でブラストですかね。









掃除が終ったらヘッドから分解していきます。
まずはエンジンの右側のカバーを外し、
カムの中を貫通している長いボルトを緩めた後に押して、
左側の丸いカバーを押し出してあげます。

右側のカバーは6Vと12Vで違うので、
中心の穴の大きさで見分けがつきます。
写真のように小さいのが12Vヘッド。

でもこれって6Vエンジンだったよねぇ?









カムスプロケットカバーを外しますが、
ナットの大きさが9ミリって言う中途半端なサイズ。
僕はこんなメガネ持ってないいのでイチイチ買いに行きました。
でもモンキー系の横型エンジンはバルブクリアランス調整でも9ミリサイズを使うので、
持っていても良いと思いますよ。









いつものようにカムシャフトを抜いてヘッドを外します。
僕は6VエンジンってSクランク、Lクランク、Gクランクでヘッド同じだと思ってたんですけど、
Gクランクのバルブ径はRクランクのヘッドと同じなんですね。
知りませんでした…

写真は左がGクランクのヘッドで、
右がSクランクかLクランクのヘッド。
こんなにもバルブ径が違うんですねぇ。
しかしGクランクのは燃焼室が狭くハイコンプになってるっぽいっです。
以前SかLクランクのヘッドとダックス70のレギュラーヘッドの写真載せましたが、
ヘッドチェンジだけでバルブ径がイン側19φから25φへ、
エキゾースト側が16φから22φへとかなりのビッグバルブ化。
一気にこんな大きくして大丈夫か?

それとGクランクのカムはどのヘッドとも互換性がなく、
油圧保持タイプでシャフトの端が細い特殊な形でベアリングがありません。
このヘッドはカムと共にもう使う事無いでしょう。









これはシリンダーを外した状態。
ここでシリンダー径とピストン径を簡単に測りましたが、
言われた通り52ミリのピストンが入ってました。
つまり88ccになってるみたいですね。
中には51ミリピストンとかも存在するのでややこしいです。

しかしピストンヘッドが盛り上がってないので、
レギュラーヘッドを組むとローコンプになる予感。
ちょっと出費してあのピストン買っちゃえ♪、と悪魔の囁きが…









これが腰上で外した部品。
ピストン裏側にはキタコと入ってるので、
キタコのアルミシリンダー88ccボアアップキットみたいです。
しかしシリンダーは限界サイズなので、
スリーブがホントにペラペラ…










せっかくなので49ccのピストンと比較してみました。
分かってましたが大きさがかなり違いますね。
でもピストンハイトはS、Lクランクの物より高い位置にあるので、
コンロッドはロング、つまり12Vエンジンと同じ=Gクランクで間違い無いようです。

しかしこんなに大きいピストンなのに、
あのヘッドではパワーを期待するのも無理があるでしょう。
このエンジンはどうなっちゃうんだろ?

そんな訳で腰上分解は大急ぎで全部書いたので、
次はクランクケース右側の分解の事でも書いていきましょうかね。
それでは。



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ダメだ…

2008年05月23日 18時58分24秒 | オートバイのある生活
またまた携帯から。
書いてる暇ありません…

もうエンジンは組むだけなんだけどなぁ…

また見て下さいな♪

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ただ今のゴリラ

2008年05月22日 20時03分09秒 | オートバイのある生活
またブログ書いてる暇無し…

車体はこんな感じですが、エンジンはもっと進んでたりします。

明日をお見逃しなく♪
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レギュラーヘッドの組み立て

2008年05月21日 21時39分10秒 | 国産横型エンジン編
やぁ、今日一日で二日分は働いた「のりもの倶楽部」南信州版です。
何でこうも波があるのかねぇ。
ずっと暇だったのに今日だけ忙しいなんて、
今日は何かあったんですか?

ここ最近こればかりですが、
今回はヘッドの組み立てです。
組み立てって言っても簡単な作業なので誰でも出来ますよ。
僕ですら出来るくらいですし。

まず上の写真ですが、
ヘッドのパーツと、今回組み込む物を置いて撮影してみました。
ここで大きな変更を受けるのは、
キタコのハイカムと、これもキタコの強化バルブスプリングですかね。
所詮ポイント点火エンジンなので、
そんなに高回転は回らないだろうと思いましたが、
スプリングは2000円もしなかったので、とりあえず組んでみることにしました。

実はバルブコッターも強化品使うか悩みましたが、
それは次回のOHの時に、カムチェーンやスタッドボルトと一緒に、
一気に交換するつもりです。









まずはバルブの組み付け。
このヘッドは初期の物なので、
バルブステムシールが排気側にだけ使われています。
当然新品を用意。
しかしバルブスプリングコンプレッサーが何とも自作チックですな。
でもたった400円で作れるんだから安いもんです。

バルブを組んだらコッターをなじませるために、
バルブの頭を叩いておきましょう。
このエンジンでは無理ですが、
車のヘッドの場合はプラハンで直接叩いたりします。
僕はバルブ痛めるのが嫌だったので木片をかませてハンマーで叩きました。









バルブが組めたら、次はカムを挿入します。
ヘッドのくぼみに合わせて入れるだけなので、
説明の必要も無いでしょう。
しかし今回はハイカムなので、気を使わないとヘッドに当たって入りませんが。
ノーマルの41カムならスルッと入ります。

カムを入れたら180度回転させておいて下さいね。
これは後で分かります。









お次はロッカーアーム。
簡単な知恵の輪のようなもんですが、取れたからには入るはずです。

さっきカムを回さず組もうとすると、
アームがカム山で押された状況になってしまい、
ロッカーアームを固定するピンが入りません。
つまりオーバーラップ状態(バルブが両方少しだけ開いている事)で組もうとしてるため、
バルブスプリングを押さないと無理なんですね。
だいたいこのまま入ったとしても、
回しておかないとカムスプロケは組めません。

それとピンはネジ山がある方を表にして組みましょう。
でないと次開けた時、ピンが外れなくなります。


これでヘッドは一旦終了なので、
次は今のエンジンを分解しますかね。
また見て下さいな。



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横型エンジン、部品の研磨やら何やら…

2008年05月20日 20時22分01秒 | 国産横型エンジン編
やぁ、横型エンジン倶楽部…じゃなかった、「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
最近横型エンジンばかり弄ってるんで…
当然他のバイクには手も触れてませんぜ。

昨日は夜遅くまでヘッドを弄ってた訳ですが、
おかげでかなり進んだので、ここで一気に記録していきます。

まずは上の写真。
当たり面が荒れていたロッカーアームと41カムですが、
当たり面はオイルストーンで荒れを取り、
ロッカーアームは表面も磨いてしまいました。
なぜか銅色みたくなってますが、ちゃんとした鉄製ですよ。

ヘッドに付いてきたカムですが、
キタコのハイカムを買ってしまったので、
コレは誰かのエンジン組む時まで保管しておきます。
せっかくだからハイカムの威力味わいたいですし♪









写真でカムプロファイルの比較。
右が41カムで、左がキタコのハイカム。

キタコ製の方がバルブ開いてる時間が長そうですね。
写真では分かりにくいですが、
リフト量も41カムに比べて1ミリ長いみたいです。

コレ売ってくれた横型エンジン博士に聞いたら、
これでもまだおとなしいカムらしいです。
しかし街乗りではそこまで要らないだろうって事になり、
あえてこっちを買ったみたいです。









昨日はこんな事までやってました。
このエンジンのカムはなぜか傘の部分の処理がボツボツで、
いかにもカーボン溜まりそうな構造。
気に入らなかったので、
バルブをボール盤に咥えさせて、
ペーパーで削り落としておきました。
おかげでツルツルのピッカピカですな。

当然腹の部分も磨きましたが、
凹凸があるので完全には磨けませんでしたが、
今までより全然マシっでしょう。
バルブ重量も少しは軽くなってるはずですし♪









昨日のブログでは摺り合わせを載せましたが、
これが終了後。
博士から新しいバルブ買って、これに合わせて摺り合わせしたんですが、
同じバルブなので作業は結構短時間で終りました。
まぁ、荒いバルブコンパウンドもお借りしてだったので、
当然と言われればそれまでですが。

しかしね、横型エンジンのヘッドって素材が柔らかい気がするのは僕だけですかね?
摺り合わせも早く終るし、ポートだってガンガン削る事が出来たくらいですし、
開けたエンジンのバルブ当たり面はかなりの率で荒れてるし。
昔やったスクーターのポートの方がもっと硬かった気が…

そんな訳で次回からは組み付けに入ります。
また見て下さいな。



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擦り合わせ中…

2008年05月19日 19時59分31秒 | オートバイのある生活
今日は深夜までかかりそうなので、
ブログ書いてる暇無いです…

皆さんのコメントは読んでありますので
明日まとめて書きますね♪

あ、バルブは面研したので超綺麗です(`∇´ゞ
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ドライブついでにパーツ購入

2008年05月18日 18時12分31秒 | オートバイのある生活
やぁ。ツーリングの大集団を珍と勘違いしちゃった「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
バイク乗らない人には似たようなもんかもしれませんねぇ…
しかも道の駅にバイク多すぎると、
これも見てて気持ち良いものではないと思ってしまう今日この頃。

今日は朝から早起きしてしまい、
予定も潰れてしまったのでドライブに出かけておりました。
まぁ、いつものように行き先は無いので、
地図開いて見ていたところ、
「そう言えばしゃぼん玉に最近行って無いな…」などと思いはじめ、
ナビを頼りに早速出発しました。

しゃぼん玉は愛知県の日進市にあるみたいなので、
実際行ってみたら片道120キロくらい。
往復240キロでバイク用品の買出しまで出来ちゃうんですから、次はバイクで行くつもり。
今日も道知ってればバイクで出撃できたのに…

で、今日はバルブの擦り合わせ用のタコ棒セットと、
バルブコンパウンドの中目を購入。
どうせ使いそうだったので、
これも先行投資みたいなもんですかね。

本当は欲しいパーツが山ほどあったんですが、
行き当たりばったりのドライブで、
そんなに資金もあった訳ではなく…
→次行ったら3万くらい使ってしまいそうな自分が怖い

それとは関係無いですが、
この間知り合った横型エンジン博士に連絡して、
いよいよ124ccのシナエンジンを売っていただく事になりました。
次のエンジンのキャブセッティング出して、
専用のインテークマニホールドを作ってからになるみたいなので、
2週間くらい待ってほしいと言われましたが、
僕もその間に今のエンジン仕上げたいので丁度良いかと。

しかしこの人、本業が金属加工屋さんなので、
いろんな物をマシニングセンターで作っちゃうみたいです。
シナエンジンに12V用ハイカム入れたくて、
それ用のカムスプロケット自作したってのには驚いた…
次はタケガワのスカッドピストンとロングコンロッド使い、
何やらクランクやケースまで加工して140ccでも作るとか言ってたっけ…

そんな訳でまだエンジン組み終わってないので、
明日からまたレギュラーヘッドと格闘せねば。
次は新しいバルブ用意してまた擦り合わせですわ。
なのでまた見て下さいな。



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ユーノス、ロードスター♪

2008年05月17日 16時34分29秒 | オートバイのある生活
本日は携帯から。

知り合いの方に車借りて乗ったけど、
オープンカーは気分がいいねぇ。

頭は熱いけど !(b^ー°)
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進角式フライホイールの取り付け

2008年05月16日 20時34分13秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。仕事サボってバイク弄りが日課になってる、
「のりもの倶楽部」南信州版のお兄さんだよ。
もうね、毎日がパラダイスですわ♪
しかし会社は大丈夫なんかねぇ…

今週の頭に注文しておいた部品がやっと到着しまして、
今日はとりあえずフライホイールの装着。
先週ウッドラフキーを自分のミスで割ってしまい、
それから乗れなかったんですが、
久しぶりにエンジンかけました。

写真は進角式フライホイールの装着直後で、
締め付けトルクは3キロ~3.8キロみたいです。
前はユルユルだったらしくフライホイールが回転してしまい、
それでウッドラフキーを割ってしまったので、
今回はトルクレンチでしっかり管理しておきました。
当たり前の事なんですけどねぇ…

で、乗ってみた感想ですが、
30°から40°ちょいまで進角してくれるようになったおかげで、
レブリミットが増えまして、
高回転で聞いたこと無いエンジン音出すようになりました。
それとちゃんとした点火時期与えられたせいか、
ホントにエンジンの吹けがマイルドになった感じ。
やっぱコレ付けないとダメだわ。

しかし弱点もありまして、
磁石が弱くなってるせいか、発電量が減ってしまいました。
ウインカーは微妙に点滅するくらいになってしまったので、
いよいよウインカーもLEDかな?

それと前のようにダダダっと加速していく感じがなくなったように思えまして。
気になる程度ではないのですが何とかしたいのが男ゴコロ。
よく考えたところ、
「前はBTDC30°で点火していたんだから、フライホイール変わっても点火するのでは?」
と思った僕は、
イニシャルで20°の点火時期を30°にしてみました。
簡単に言うとイニシャル点火時期をポイントで強引に換えてやったんですわ。

結果はアイドリングだけはするものの、
少しでも回転上げると進角装置がもっと早く点火させてしまい、
頑張っても吹け上がらず…
それではと思い25°で試したものの、
さっきよりはマシになったけどゼロ発進は無理そうです。

なので普通にアイドリングして吹け上がる限界を探した結果…









20°ちょっとだったら普通に走れました。
オマケに進角が増えたおかげか、
さっきよりも高速が少しだけ伸びるようになりました。
まぁしばらくはコレで様子でも見ましょうかね。

それと思った事は、
ヘッドがノーマルのせいか高回転でトルクが全然無い感じ。
これからヘッドチェンジしますが、
ダックス70のヘッドは非常に楽しみです。









昨日バンディットを買ってくれる事になった方が、
横型エンジン博士みたいな会社の同僚の方を連れてきてくださいまして、
その方のゴリラを拝見したんですが、
シナエンジンの弱点を全部潰したチューニングエンジンが載ってる!
内部はほとんど手が加えられていて、
試乗したけど凄いパワーとトルクです。
飯田にもこんな人いるんだねぇ。

で、話をしていたところ、
実はもう一機エンジン買ってあって、チューニングしたのを積みたいから、
このエンジンは不要になるとの事。
もし売ってくれる金額聞いたところ、
何と買値よりも安くて構わないとのお話で、
当然ワタクシはその方の連絡先をゲットした次第であります(笑

って事は今までシコシコ弄ったエンジンは無駄に?
もっと早くお会いしたかった(涙

そんな訳で今までの投資は何だったのか考えてしまいましたが、
とりあえずは完成させてヘッドの威力を試すつもりであります。
なのでエンジン組み立て編はお見逃しなく。



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