南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

CB1300SF リアサスペンション交換 その1

2006年09月29日 21時29分49秒 | CB1300SF整備編
CBのリアサスが抜けてしまったのは以前話題に取りあげましたが、
ヤフオクで落札したサスペンションがやっと届いたので交換します。
今回僕が落札したのはつい最近ヤフオクで見るようになった汎用品のサスで、
大きい声では言えませんが箱にはオー○ンズと堂々と書いてあります
価格は1万5千円でした。これだけでも怪しさ満点ですねぇ。
僕はただブログ書いてるだけのちんけな人間ですが、
これほどの偽物を堂々と載せるのもどうかと思いまして写真はぼかしてありますのでご了承下さい…

しかし、コレを製作販売している業者は訴えられないのでしょうか



箱を空けたらこんな感じ。
汎用品だけあって、上下の穴がどんなバイクにでも合うように内径10ミリと12ミリのカラーが付属されています。
カラーを何も着けない時は14ミリになるようです。
ちなみに98年式のCB1300SFは上側が14ミリ、下側は10ミリですですのでご参考までに。

あと、このサスは色が何種類か選べまして、僕が購入したのはパープルです。
なんでこの色にしたかと言うと、オーリ○ズのステッカーを剥がせばパッと見はクァンタムに見えますよね。
さすがにこのステッカーを貼ったまま走るのは偽物丸出しで嫌だったので購入前から決めていました。
しかしどこをどうしたって安っぽさは隠しきれませんねぇ…
アブソーバーの色はアルマイト処理してあるように見えますが、実はアルマイト風の塗装なんですよ



CBの純正と汎用品の長さを比べてみました。
プリロードをめいっぱい縮めてみてもサスの長さは2センチ以上違いますね。
でも「車高が上がっていいかも」などと考えつつこのまま装着します。

ちなみに純正のサスの長さはプリロードは真ん中、穴と穴の中心から測って315ミリです。
内心では1番欲しかった現行型のCBのサスは360ミリ、長すぎです… しかも高価で買えませんでした。 
長さの違いの原因は僕のCBのサスはダブルプロリンクで、サスのストロークが短くてもいいように作られているためですが、
現行のCBのサスをリンクを撤去して装着しようとするとスイングアームに加工が必要なため装着できません。
いずれはやってみたいのですが、スイングアームの取り外しには専用工具がいりますし、
スイングアームの加工と言っても溶接が必要で、もちろんここにはアルミ用の溶接機なんて無いので半分諦めています…。
X-4純正のスイングアームならサスの受けが現行CBと同じで、
しかも僕のCBとフレームが同じため加工が無しでポン付け出来そうですが、
スイングアーム長がなんと100ミリも違うらしく、そのまま付けちゃったらアメリカンのホイールベースと同じになってしまいお話になりません。
サスの流用でこんなに苦労する車種も珍しいですね…
まぁ色々考えた結果、価格も安く、サスの長さも調整出来るこのサスにした訳ですが。



今回はサスの紹介だけになってしまいますがここまで。装着は次回にします。
先に言ってしまうと、無事に着くのですが、そこには大きな問題が…

それでは次回をお楽しみに















おまけ



僕の彼女のお料理ですが、今回は鮭の切り身で作ったムニエルです。
しかし切り身と言っても握り用の切り身で強引に作ってもらったので1切れがかなり小さいのがタマに傷…
しかし味は格別でした。
A子、また作って下さいね

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黒川牧場散策 その5

2006年09月27日 23時14分59秒 | イベント、ツーリング参加
食事が終わったあと、しばらく時間を持て余していた訳ですがレストハウスの目の前で何やら始める人達がいました。
ご主人に聞いた所、このレストハウスの前の広場はパラセーリングの出発場所になっているらしいんです。
パラシュートを広げている所を見るとこれから飛び立つらしいので見物させていただきました。



これはテイクオフの瞬間の写真です。背中に大きなシートのような物をしょっているので走るのが大変そうでした。



見事風を捕まえて飛び立つことができました。
しかし高度は何百メートルもあるのにこの方は平気なんでしょうか?
高所恐怖性の方は間違いなく失神してしまうでしょうね 

コレは余談ですが、このパラシュートみたいな物の価格は70万くらいするそうです。贅沢な遊びですね…
などと言っている僕もバイクや車には何百万も使っているので人の事は言えませんが
それと、いくらだか忘れましたがお金を払うと、同乗させてもらえるみたいですよ。
高所が平気な方はいかがでしょうか 


ここのご主人と女将とすっかり仲良くなった我々ですが、話しこんでいるうちに面白い事を聞きました。
どうやらこの建物の近くに落雷した木があるらしいのです。
せっかくなのでその木を見に案内してもらいましたが見てビックリ
木が焦げているだけだろうと思っていましたが…



コレは木の上部。



コレは下の部分です。
なんと落雷の影響で樹皮がパックリ割れているのですが、面白いのはその割れ方。
木の上から下までらせん状に割れてしまっているのです。
何でこのように割れているのかは分からないらしいですが、人に落ちてしまった場合、どうなっちゃうんでしょうね…

落雷の影響はまだありました。



この木は落雷を受けた木の近くに立っているのですが、この木の下にツタが垂れ下がっていますね。
実はこのツタ、この木に伸びていた物らしいのです。
どうやら落雷の瞬間に電気がこの木にも伝わり、その高電圧のせいでツタがブッ飛んでしまったらしいのです。

落雷の影響はコレでは終わりません。



これはこの建物のボイラーの凍結防止テープですが、落雷の時に地中に電気が伝わったのか、裂けてしまったらしいです。
もちろんボイラーも使い物にならなくなってしまったみたいですよ。
高電圧の電気は何をしでかすか分かりませんね 


このレストハウスで2時間近くも時間を使ってしまいましたが、
美味しい食事を取る事ができ、さらに面白いものを見る事が出来ました。
このレストハウスは冬季閉鎖のためにこれからしばらくしてから無人になるらしいのですが、
我々は来年もここで会う事を誓い合い、帰路についたのでありました。



今回の探検はただの山奥に来ただけのことでしたが、色々な景色を堪能し、日常では見れない物を見たりでき、本当に有意義な1日でした。
また変わった場所に出かけるつもです。その時はちくいちレポートいたしますので見てやって下さいな。

さぁ、次はどこに行こうか!















おまけ



今回の旅のボツ写真を1枚。

黒川牧場の岡登りの最中、知らない間にM井君が僕の後ろ姿を撮影したものです。
この写真に名前を付けるとしたら「熊の餌になりに行く人」でしょうか。
ここで熊に襲われたら一生見付からない気がします…
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黒川牧場散策 その4

2006年09月26日 23時14分56秒 | イベント、ツーリング参加
黒川牧場を下り、R152を南下していた時の事、「青いケシこちら」みたいな看板が立っていたので早速向かう事にしました。
しかし大鹿の山の中を走り回ってもケシのある場所は分からず、着いた場所は大池高原キャンプ場。
看板通りに進んでいたら知らない間についていましたが…

用は無かったのですが、このキャンプ場に寄ってみた所、この隣にレストランがあるらしいので寄って道を聞く事に…



ここはレストハウス「おい菜」という所らしいです。早速入って行こうとすると、やたらバカでかい犬がお迎えです。



この犬はドンという名前らしく、この店の主人と女将にドンちゃんと呼ばれていました。
しかしこの犬はでかいですねぇ。
どうやら体重は45キロあるらしく、僕と10キロちょっとしか変わらないので、力も凄いんですよ。

青いけしの事を聞いた所、季節は春らしく、今は咲いていないとの事。
でもいいんです。別に期待はしてないですし、走りたいからここまで来たようなものですから。



せっかくここに寄ったんですし、少し小腹がすいたので何か食べる事にしました。
で、コレがここのお品書きですが、このレストランは大鹿の山奥で、しかも高所に建っているわりには良心的な金額にホッとします。




M井君が注文したのはざるそば。

彼は早く食いたい所を「写真撮るから」などと僕に一括され、それでも我慢できずに箸持ってスタンバイしています。



僕が注文したのは味噌ラーメン。
4時間ほど前にもラーメン食べているのにまたラーメンを頼んでしまいました

このテーブルがあるのは屋外のデッキ。目の前には南アルプスが広がる最高のロケーションでの食事に我々は大満足でした。

食事を済ませた我々はしばらくここで時間を潰すことに。
ご主人や女将と仲良くなったのでここのレストハウスで起こった事など、色々と話して下さいました。
どうやらここで、なかなか体験出来ない事態に遭遇したらしいのですが…

それはまた次回にします。お楽しみに















おまけ



僕の弟の車、ランドクルーザー、70系の乗用です。
なんでこんな写真を載せたかと言うと、先日稲刈りに帰省した時の事、弟とその彼女がいたのですが
よく話を聞いた所、僕の知らない間に入籍したって言うのですよ…
なので軽いお祝いの気持ちで、最愛の弟の愛車を載せた次第であります。
しかし、家族の中で僕だけが入籍の事実を知らないってのは僕がよほど実家に顔を出さないのがいけないんでしょうなぁ
何はともあれ、弟よ、結婚おめでとう!

所で僕の両親は3人兄弟のダメ長男の始末に頭を悩ませている様子ですが僕は一体いつになることやら…
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黒川牧場散策 その3

2006年09月25日 19時23分49秒 | イベント、ツーリング参加
黒川牧場の頂上を満喫した我々はお腹一杯走り回ったので下山する事に。
ルートはもちろん来た道を帰ります。
で、これは牧場を下る最中の画像です。
路面はガレていますが攻めるには面白い道でした。



さすが急斜面に作られた牧場だけあって道はこんなに迂回しています。
写真を撮影した場所も、この道の上からなんですよ。
ここ全てが牧場なのですが、広さを伝えられないのが残念です。



下る最中で牛の骨らしき物を発見。
自然死したのか、それとも食われてしまったのか気になる所です。

ここには牛がいない気がしていましたが「どうやら放牧はされているんだろうなぁ」
などと思っていた所…



いました。
僕のレース管の着いたKLXで近寄っても何の反応もしてくれません。
調子に乗った僕は…



こんなに近くに寄ってみました(笑
どうやらここの牛達は車やバイク、人にすっかり慣れているようですね。
しかしこんな山奥に何の目的があって放牧されているのかは不明です…

黒川牧場を満喫した我々はここを後にしました。
が、この日はまだ終わりません。
次回も大鹿村のある場所から載せていきますね。
それでは次回をお楽しみに。















おまけ



この週末、ブログもすかっり休んで何してたかっていうと、ズバリ稲刈りです。
こう見えても(見れないですが)親の手伝いは進んでする方なのですよ。

で、この画像の場所は上伊那郡飯島町の山奥にある日曽利(ひっそり)と言う地区です。
朝の6時に叩き起こされて僕と親父で行って来ましたよ…

我が家はコンバインを持っているので委託で稲刈りをしたりしてます。
で、こんな山奥まで足を運んだりするのですが、あまりに山奥過ぎて鹿や猪などの被害に頻繁に晒されているみたいでして、
田んぼの周りには電気を流した針金で囲ってある場所がほとんどでした…
実際、猪が田んぼの中を駆け回った痕や、鹿が食べた稲穂など、イヤと言うほど見ましたから。


本音を言うと、ここには住みたくないですねぇ…
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黒川牧場散策 その2

2006年09月21日 23時03分34秒 | イベント、ツーリング参加
ここは牧場と言えど、元はやはり山の急斜面ですから、オフ車ならヒルクライムやダウンヒルが楽しめるんです。
で、悪友M井君が撮ってくれた写真ですが、こうやって見るとなかなか絵になりますな。
なんてったって下に山を望みながら下っているんですから。
元々川原土手がホームコースの我々はここぞとばかりに走り回ってしまいました。
しかし牧場のはずなのに牛が一匹もいないのは何ででしょう?
まぁ牛がいたら走れませんのでいいんですけど…



ヒルクライム中の僕です。
何だか山の尾根を走っているみたいですね。
しかしここも結構な急斜面で、ちょっとでも油断するとトラクションを失って転倒してしまうような場所もあったりします。
しかし、ここは標高2000メートル、キャブのセッティングが大きくずれてしまい
エンジンのパワーが発揮できません。
ある程度は仕方ないんですけど、アイドリングは合わせておかないと息つきでストールしてしまったりするので注意が必要です。



この牧場から少し岡を登ると、もう少しで山梨県堺なので登ってみる事に。
こ鹿やら熊やらが住んでいそうな林の中を軽装な我々は登って行きました。



岡に到着したものの木が生い茂り、山梨側がよく見えませんでした。
試しにプロトレックで標高を測ってみると、写真の通りですが
たかが50メートル登るだけなのに10分以上かかってしまいました…



場所を少し変えたら視界が開ける場所があったので、せかっくですから山梨県側を撮影。
しかし山しかないつまらない写真になってしまいました…。



林の中でしらかばの木の皮がめくれているのを発見。
多分鹿が食べたのでしょうね。林の中のいたる所に鹿のフンが落ちていましたから。
まぁ、鹿がいるって事は熊もいるってのと似ているのでここに来た事をちょっと後悔します。



岡を引き返し、下っている最中にM井君を撮ってみました。
山歩きをする格好ではありませんが、僕も人の事はいえませんねぇ。
もちろん我々はこの格好でオフ車に乗り、林道を攻めてしかも山歩きまでこなします。
自然に溶け込む気が全くありませんね…



帰ろうかとメットを被り少し走り回っていた所、なかなか面白い絵だったので撮影しました。
遥か向こうには3000メーター級の山々がほぼ平行に見え、手前には池があるんですから。
しかし、デジカメで撮影してないので画質が悪く、臨場感が無いのが残念です。
次に来た時はデジカメで撮るつもりですよ。
画像が綺麗で天候が快晴ならデスクトップにしても良い絵です。

今回もしっかりこの牧場を満喫してしまいました。
いいだけ見物したので下山する事にしましたが、その最中でも話題は尽きません。
まぁそれは次回にしますね。
また見て下さいな。



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黒川牧場散策 その1

2006年09月20日 21時49分30秒 | イベント、ツーリング参加
しばらく前になるんですが、悪友M井君に黒川牧場の話をした所、行ってみたいという返事。
せっかくの休日なのでオフ車にまたがり早速行ってきました。

冒頭の写真はM井君のプロトレックで標高表示にしてみたところです。
丁度標高が2000メートル程あるみたいです。
しかしプロトレックは登山家のための時計だけあって、標高、気温、気圧、方角まで表示出来て
電池は一生いらないというスグレモノです。
僕も欲しいんですが、地味に高いのでなかなか手が出ないんですわ…



この日は天気もそこそこ良くて駒ケ岳などの3000メーター級の山も綺麗に見えました。
雲が一直線に並んで見えますが、雲のある辺りが山頂になります。
下界ではただ山に雲がかかってるようにしか見えませんが、上からではこんな風に見えるんですね。
なんとも幻想的な風景でした。



僕が走り回っているとM井君が写真を撮っていました。
この画像では分かりにくいですが拡大すると…



こんな感じ。ここは山の山頂付近なのに、とにかく広いんです。
しかも僕がいる場所はかなりの傾斜なんですが写真では伝わりませんね…
何しろ撮影者も上を見上げて撮ってるくらいですから。



やはり標高が高いと雲も近いですねぇ。
しかしよく見ると雲に穴が空いていたので思わず撮影してしまいました。
雲の向こう側が青空だったら分かりやすいんですが、こう見るとそんな面白い写真ではないですな。


この日は結構写真を撮りまくりましたが、書く方が面倒なため、何回かに分ける事にします。
せっかくバイクに乗ったんですから1日で大鹿村を満喫出来るくらい走り回ったんですよ。
次回も黒川牧場からですが、バイクを降りて歩いてもみたのでそこら辺から載せて行こうと思います。

それでは次回も見て下さいな。















おまけ



実はKLX250をDトラッカーにもしてみたくて17インチホイール狙ってるんですが
前後セットで5万ほど…
しばらくはフロント21インチ、リア19インチで我慢になりそうです(涙



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GSX-R1000 車検整備 その2

2006年09月19日 21時49分16秒 | 一般整備編
前回はホイールを外す所からでしたが今回は外れています。
ホイールを外す前に、ブレーキキャリパー、チェーンガード、などは先に外すと整備性がいいですね。

スイングアームの後ろ側にデカデカと「R」の文字が偉そうに入っていますね。
このバイクはこの他にも「R]の文字が入った場所があります。
自分で整備されえない方には分からない場所にも入っていたりしますから、探してみても面白いと思いますよ。



僕の場合はチューブレスタイヤの交換する場合は遠慮なくタイヤチェンジャーを使います。
タイヤレバーでやって出来ない事はありませんが、せっかく有るんですから…
もちろんチェンジャーを使えばチューブタイヤも交換出来ますが、練習がてら作業してるので頼りたくないんです。

まぁチェンジャーは、使う人は使いますが、使わない方は一生使いませんので詳しくは書かないようにしますね。



ホイールを外したついでに組み付ける前にスイングアームを洗浄しました。
スイングアームの裏側などはなかなか掃除出来ませんからこのような機会にやってしまうのがいいですね。
このバイクはチェーングリスがあちこちに飛び散っていたため、先に灯油で洗える所は灯油で、
それ以外は後から洗剤で洗いました。
もちろん車検とは関係ありませんが、このような細かい場所も綺麗にしておけば
「俺はこのバイク大事にしてるぜ」感が出て検査員の印象も多少は良くなるでしょうから。



ブレーキキャリパーですが、ダストが着いて汚れてしまっているのでこいつも洗います。



まずパットを外します。中までしっかり汚れていますね。



清掃後はこんな感じです。
キャリパーの洗浄はレースの世界では当たり前の整備です。
僕も詳しい方法はそのうち書きますので是非実戦してみて下さい。
ブレーキタッチが蘇って驚くはずですから。



全ての整備が終わったら洗車をして終了です。
ここでも細かい所まで洗っておけば後のトラブル発見にもなりますから丁寧に作業しました。
写真には無いですが、サイドカウルもちゃんと外して洗車しましたよ。

この後車検場に持って行ったんですが、検査員からダメ出しが二つありました。
まず1つは、このバイクは2名乗車なのでシングルシートはダメ、
もう一つはマフラーがうるさくて規定の104デシベルをオーバーしてしまった事です。
仕方ないのでM井君にリアシートとノーマルサイレンサーを用意してもらってなんとか車検終了となりました。

無事に車検は終わった訳ですが、このバイクのオーナーは高速であわわキロとかを平気で出しちゃう人ですから
くれぐれも安全運転をお願いしたいものです。
それに僕の整備したバイクで事故でも起こされたらこっちも気分良くないですから…















おまけ



悪友M井君のR-1000とそのローリング仲間です。
3台とも初年度のR-1000ですが1台ずつカラーが違うのがミソですね。



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GSX-R1000 車検整備 その1

2006年09月15日 21時46分38秒 | 一般整備編
このR-1000の詳細を少し話しますと、年式は2000年モデル、走行距離は約2万キロ程で、
あちこちイジってはありますが今まで車検は通って来たので今回も大丈夫だろうと思い気軽に引き受けました。

いつものように車検をパスしなさそうな場所を探しましたが、タイヤ以外は大丈夫な様子。
本人が整備をほとんどしてしまうのでこのような場合は助かりますよね。

で、問題のタイヤですが…



ここから見ればまだありそうに見えます。
ちなみに銘柄はダンロップのD208GPA、コンパウンドはソフトです。
サイズですが、R-1000の場合、リアは6.00Jのホイールが装着されていて
190-50-17のタイヤが純正では装着されていますが、このバイクは
180-55-17のサイズが入っています。
「軽いハンドリングにしたいなら180がお勧め!」みたいな記事を雑誌で読んだことがあり、
早速試してみましたが、なぜかこのサイズで定着してしまったようです。
最大バンク付近ではエッジを使い切ってしまいフラフラするみたいですが、そんなに倒すこともありませんから。
と、思っていたら、本人はこの頃峠のローリングに目覚めてしまい、
タイヤを端までしっかり溶かしてしまうようになったので、今は190サイズを勧めるようにしました。
何かあったら気の毒ですからね…



タイヤ表面のアップです。まだスリップサインは出ていませんが
車検が通らなかった場合の事考えると交換したくなりますよね。

ここらあたりのサジ加減は検査員しだいですが、もし検査員の機嫌が悪かった場合落とされてしまいそうです。
もし不合格だった場合、手間になってしまいますので交換はしますが本人は「まだ使えるのに」と言っておりました…



チェーンテンショナーはOW-01タイプです。今はすっかりメジャーになりましたねぇ。
このタイプのテンショナーは微妙な調整が出来てホント重宝します。

オフ車は微妙な調整が出来ませんが、もし迷ったら緩めに調整するのがいいようです。



このバイクは、ロックナットが36ミリと大きいため、工具は誰でも買えるなんて訳にはいきませんね。
我が工場では、このバイクのためだけに工具を用意してあります。
M井君、感謝しろよぉ…

今日はこの辺で終わりにしますが、次回もためになるような事は別にありません。
期待せずに見てもらえたら光栄です。

それでは次回をお楽しみに!














おまけ



携帯電話のデータフォルダをあさっていたら、こんな写真が出てきました。
どうやらコレはある日の僕の晩御飯の写真ですねぇ。
これは彼女が僕のために始めて作ってくれた生春巻きときゅうりの漬物が添えられています。
しかしこう見ると、ビール(その他の雑酒)や半額のサンドイッチなど、一人暮らし丸出しな食品ばかりですね。
で、右下のが生春巻きですが、あまりの美味さにビックリした記憶があります。

でも僕は何でこんな写真撮ったんだろ…



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フューエルキャップのブラスト処理 その2

2006年09月13日 23時50分25秒 | CB1300SF整備編
マスキングが終わった所で、物置からキャビネットを引っ張り出してきて、ブラストの準備を始めます。

このキャビネットは我が家の近くのホームセンターで1万円ほどで売られていた物ですが、
作りが非常に雑で、鉄板の合わせ面から中のメディアがこぼれ出してしまいます。
なのでそこらじゅうにガムテープを貼って新品なのに応急処置をしてあると言う
なんともお粗末な1品です。

このキャビネットはガラスビーズのメディア専用で、
川原で拾ってきた砂を使う場合は、軒下を囲った作業場と、メディアによって使い分けています。
このキャビネットに砂を入れて使っても良いのですが、ガンのノズルが石か何かでできているため
ノズルがアッと言う間になくなってしまうんですね。
なので自動的にガラスビーズ専用になってしましました。



これはブラスト途中の写真。右側は処理前、左側は処理後です。

本来このような部品には本体の腐食を防ぐためにクリア塗装のような物がされていますが、
ブラストはこの塗装と腐食を取ってしまう訳ですから、処理後は腐食を防ぐために
何らかの処置は必要だと思います。
僕は何もしていませんが、知識のある方、御教授お願いします。



外が暗くなってきたので電灯を点けて作業しました。
高価なキャビネットには内部に電灯が仕込んである物が有りますが金額は2~3倍します。
しかし明かりは自分で調達出来るのであればこの安物でも、まぁ問題はありません。

ところでキャビネットの蓋の隙間からメディアが出てきてしまっているのがお分かりでしょうか?
このメディアも吸い込んでしまっては良くない物なので、作業中は防塵マスクの着用がかかせません。
吸い込んでしまうと肺からは一生出て来ませんからね。



ブラストが終わったらガムテープを剥がし、エアーで残ったメディアを掃って処理は終了。
処理前とは違って、まるで新品のようになりました。が、ここから表面の酸化が始まりますので
何か手は打たないといけませんね。とりあえずワックスでも塗っておこうかな…



タンクに装着して、いよいよ完成です。
とても綺麗になってくれたので嬉しい限りですね。

酸化についてですが、良い案が浮かぶまではこのまま様子を見ようと思っています。
次のブラスト予定ですが、トップブリッジをやってみようと思っていますがいつになるやら…
その時までお楽しみに!















おまけ




キャビネットブラスターを使わない時は湿気でメディアが固まらないように
タンス用の除湿剤を入れてあります。
必要無いかもしれませんが…


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バトンがまわってきました 複合編 その2

2006年09月12日 23時32分34秒 | オートバイのある生活
恒例となりつつあるバトン、いつもの北信州のりもの倶楽部の総帥、Too'sさんから頂きました。
今回も複合編でお題は血液型と都道府県ですね。

それでは早速参りましょう。

血液バトン

Q1・自分の血液型は何ですか?

A1 O型です。

両親がO型なので必然的にO型になってしまいました。
もちろん兄弟3人(僕は長男で下に妹、その下が弟)揃ってO型です。
しかし僕だけ親父の弟のお叔父さんに顔が似て来ましたが… 
親父にはあまり似てないのに… お袋、これは一体…


Q2・血液型で合う合わないはあると思いますか?

A2 関係無いと思います。

あまり気にしたこと無いだけかもしれませんが今まで合わないって方はいませんでしたねぇ。
その前に血液型気にしたことないんですわ。


Q3・自分の血液型は周りにどう評価されていますか?

A3 その通りだと言われます。

と言うよりO型の特徴すら知らないですからどうなんでしょうか?
自己評価では大雑把は性格だとおもいますが…


Q4・自分の血液型で得したあるいは損したことはありますか?

A4 有りません

昔はO型の血は他の血液型に輸血出来たと聞きましたが本当でしょうか?
そのかわり他の血液型から輸血出来ないとも聞きました。
これが事実ならこの時点で一個損していますねぇ。


Q5・友達で一番多い血液型は何型?

A5 連中の血液型をあまり知らない。

その前に血液型がどうこうではなく気が合うから友達な訳ですから。
ちなみにAからABまでまんべんなくいると思われます。
しかし血液型すら気にした事無いのも考え物ですね…


Q6・各血液型にもってるイメージを教えてください。

A6 気にしたこと無いのでイメージすら湧きません…

まぁ言わせてもらえれば人間の性格なんてたかが4種類しかない訳無いですし、
インド人のほとんどがB型な訳ですが、インド人はほとんど同じ性格って訳でも無いでしょうし
血液型で性格などはは大きく変わらないと思いますよ。


Q7・もし生まれ変われるなら何型になりたいですか?

A7 何でもいいですね。

所詮血液型なんて赤血球の糖鎖の構造の違いでしかないんですから。(答えが冷たいかなぁ?)


Q8・苦手な血液型はありますか?

A8 ありません。

もしA型が苦手な人だったら全人口のほぼ半分とは気が合わないって事でしょうかねぇ?
まぁそんな人いないでしょうね。


Q9・恋人(好きな人)は何型ですか?

A9 B型

性格は短気で人なつっこくてお節介焼きで、でも憎めない奴なんです…。


Q10.気になる人が自分の嫌いな血液型だったらどうしますか?

A10 気にしない。

そもそもそんな事血液型で決める人いないですって。(多分…)


Q11.旅行に4人で行くことになりました!理想の組み合わせと理由を教えて。

A11 全ての血液型をまんべんなく。

4人とも違う血液型であればそれぞれ個性が出て面白いかも。


Q12.バトンを回す人。

A12 僕で  糸冬   了  。



続きまして

都道府県バトン


Q1 次に回す三人は

A1 僕がアンカーです。

誰かやってみたいって方いませんかねぇ(汗


Q2 好きな都道府県は

A2 長野県!

かなりすごしやすいと思います。
特に南信は一年の平均気温が大きく変わらない気がしますね。
おまけに大好きな山がイヤって程有るし空気綺麗だし住むに困る事はひとつもありません。
みなさんもいかがですか?


Q3 今まで行ったことのある県は

A3 

行ったこと無い地方は、東北、中国、四国、九州とほとんど行ってません。
生活範囲からあまり出た事ないんです…
保身的だと自分で思うくらいなんですから。


Q4 どこの方言に憧れる

A4 広島県

広島の場合方言って言うんですかね。
しかも仁義なき戦いの影響受けすぎでしょうか(汗
でも女性が京都の舞子さんみたいな喋り方するのは好きですなー。


Q5 住んでる県は

A5 長野県です。


Q6 そこの自慢は

A6 

山が豊富。 登山家や僕にはたまりません。

水と空気が綺麗。 都会以外ならどこも一緒ですねぇ。

犯罪件数が少ない気がする。 人がいいせいでしょうかね。
とにかく自慢は少ないですがとても良い所です!


Q6 好きな芸能人とデートするなら

A6 どこでも♪

何を基準に答えたらいいものやら…
好きな芸能人とならどこでもイイって気がしますが、リアルに答えるなら
富士急ハイランドでしょうかね。
近くてお手軽だし。

しかし逆に案内されたいってのもありますな。


ここまでです。

普通ブログなら面白い事書くんでしょうが僕はダメダメですねぇ。
今度からは嘘でもいいから面白く書いてみようかなー。なんて思ったりしますが
所詮僕ですから無理でしょうね…

Too'sさんを見習わなくては…
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フューエルキャップのブラスト処理 その1

2006年09月09日 21時51分07秒 | CB1300SF整備編
僕のCB1300SFも8歳を迎え、あちこちの細かい部分の腐食が気になってくるお年頃です。
まずは目につきやすい部分から攻めて行こうと思い、キャップのブラストを考えた訳です。
このような細かい部分が目について、全体的に少しヤレた感じのバイクに見えてしまうものなのですよ。

まずはキャップを外しますが、このキャップを止めてあるボルト7本のうち4本がダミーなんですね。
ダミーと言っても外せる訳ですが、このキャップを止めているのではありません。
今回はブラスト処理をするので全て外しました。



これはキャップを外さなくても出来るのですが、タンクのエアードレン(空気抜き)に圧縮エアーを吹きつけて詰まりを取っている所です。
ここが詰まってしまうと、ガソリンが減っていった時にタンク内の気圧が下がり、
その結果キャブにガソリンが供給されなくなり、ガス欠症状が出るというトラブルに見舞われます。(経験済み)
もし、ガス欠症状が止まらなかったり、ガス欠でエンストしてもしばらくすればまたエンジンがかかると言ったトラブルで悩んでいる方はここを疑ってみてもいいと思います。
コレはバイク屋に勤めていた友人から聞いた話ですが、整備で入ってくるバイクの大半は
このエアードレンが詰まっている、または詰まりぎみだそうですよ。



これはキャップを裏返しにして撮影した物です。
キャップの中央の黒いパーツの穴と、右上の黒いパーツの穴もエアドレンの一部です。
ここも詰まっているようであれば貫通させておく必要があります。

しかし裏側は腐食が酷いですねー。
しかし普段は目つきませんし、マスキングも面倒なのでここはブラストしませんでした。



かなり適当ですが、こんな感じでマスキングをしてからブラスト処理しました。
このマスキングだと、キャップを開けた時は腐食している部分が見えてしまう事になりますが、
普段は見えない部分ですので全く気にしませんし、気にもなりません。


マスキングが終了し、いよいよブラストに入る訳ですが、今回はここまで。
次回は僕の所有するキャビネットから開始致します。
どうぞお楽しみに!















おまけ



僕の彼女の料理シリーズ。
今回はゴーヤチャンプルです。
皆さんは生のゴーヤを食べた経験があるでしょうか?僕はありません。
しかし、苦味を全く抜いてないゴーヤで作られたゴーヤチャンプルを食べた事はあります。
その味は凄まじいの一言です。
出された物は完食するという僕の信念を覆してしまうくらいの味、と言うか苦味でした。
このゴーヤチャンプルも遠くの方で苦味は感じるものの、気にならないレベル。
僕のトラウマを見事に消してくれたA子、感謝しています。
そしていつも美味しいお料理をありがとう!



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ブレーキレバーの曲がり修理

2006年09月08日 22時36分34秒 | 一般整備編
前回のおまけコーナーでお伝えした通り、ブレーキレバーの修理に挑戦です。
患者様はマナさんが所有するインパルス、所有してわずかですが、すでに年季が入ってました。
しかし僕の手にかかり見た目は見違えた訳ですが、洗車中に立ちゴケ。やってくれます…
しかし、ここまで曲がっていると言う事は衝撃はかなりあったはずですが、よく折れずにいてくれました。
普通はポッキリ折れてしまうんでしょうけど。

早速修理に取り掛かりますが、修理の前に用意する物は、ハンドトーチ、万力、これだけです。
まずブレーキレバーを外し、ハンドトーチで曲げたい所をこのように…



ガンガン炙ります。
アルミなので鉄の様には赤くなりませんから頃合いが難しいですが、僕は1分近く熱していたと思います。
かなり熱くなったら万力で挟んで…



炙りながら少しずつ曲げていきます。
一気に曲げようとすると折れてしまうので少しずつですよ。
それと、ハンマーなどで叩くのはもっての他。即折れてしまうでしょう。

この段階では大まかに曲げて、後で調整します。



いい感じに戻ってきました。
ここからは変に曲がらないようにする必要があるため、万力で挟み直して…



曲げたい所だけを少しずつ曲げていきます。



このように曲げたい所だけを炙り、万力を締め付けていくと、次第にまっすぐになってきます。
しかしここでもあせってはいけません。




曲げ修正はこれで終了です。
少しグニョグニョしていますがそこら辺はご愛嬌でしょう。



表面があまり綺麗でなかったため、耐水ペーパーで磨いてバフかけもしました。
でも分かりづらいですね…


バイク屋さんでは交換されてしまうであろう酷く曲がったブレーキレバーも
ある程度は修理出来る事が分かりました。
もし万力が無くても頭を働かせれば何か良い方法が見つかるかもしれませんから、
皆さんも御自分で修理されてみてはいかがでしょうか。
もし折れちゃったら交換すればいいだけですし、
どうせ捨てるんなら、もし直ればラッキーだと思いませんか?















おまけ



この夏、我が工場の中の温度計を撮影した物です。
写真は38℃ですが、最高は45℃くらいいったのを見た事ありますが…
閉切ったこの工場の中で何時間も仕事したりする訳ですから、
外気温の35℃なんてエアコンが効いてるかのごとき涼しさです。
まぁ悪い点ばかりではなく、この中に水を汲んで置いておくだけで
丁度いい湯加減になったりするという利点もありますよ。



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インパルスの点検をしました。

2006年09月07日 19時31分58秒 | 一般整備編
久しぶりに登場のマナさんが所有するインパルスですが、本人はコレに乗ってやたら遠くに行くようなんですよ。
で、旅の途中でトラブルに見舞われても困るので、僕の所に点検の依頼が来たって訳です。
実はこの作業したのはだいぶ前なんですがせっかく写真を撮ってあったので…

まぁしばらく前に車検が終わったばかりで、しかもその時に悪い部分を全て直してしまったので
点検する所はあまり無いんですけどね。

まずオイルを見た所、これからロングツーリングに行くって言う色をしてなかったので交換することに。
今回このバイクのために僕が選んだオイルはコレ。



この頃ホームセンターでよく見るようになったシ○マ商事のオイルです。
なぜコレを選んだかと言うと、まず価格、安いです。ハンパではなく安かった…
ベースオイルが100%化学合成、粘度が5W-40、SL級のオイルにもかかわらず
値段は破格の1500円ちょっとでした…(セール中でしたが)
他メーカーの鉱物油よりもよっぽど安かったりします。
この原油価格高騰の時代にこれほど安いとは驚きを通り越して逆に怪しいですね。
自分でも試してみたかったのですが、これは良い機会なので他人のバイクで試してみようってコンタンです。
まぁ簡単に言うと人柱になってもらう訳ですが、無料で点検してあげるのでそのくらいは大目に見てくれないと…
何かあった場合は僕の所にクレームが来る訳ですし、メーカーもそんな悪い物売る訳無いでしょうから。

で、いつものようにバイパスを、ぬゆわキロでカッ飛んだ後すかさずオイルを抜きます。
今回はオイルフィルターの交換はしませんでしたがフィルターの中のオイルも抜くことにしました。



フィルターを取ろうとした所、エキパイが邪魔して抜けてきてくれませんでした。
仕方ないのでこの状態のまま中のオイルを抜く事に。


ご本人はプラグの焼けを気にしていたようなので、プラグを点検しましたが
僕が全開走行をした直後のためか焼けに異常は見られなかったのでそのまま装着してしまい、写真はありません…

後は車検整備の内容の作業をひと通り済ませ、いつものように洗車、ワックス掛けをして終了。
もちろん他の部分におかしな所は見られませんでした。

本人はツーリングに行ったかどうかは分かりませんが無事に帰って来てほしいですねぇ。
何かトラブルがあったら僕のせいにされますから…















おまけ



インパルスの所有者が立ちゴケして見事に曲がってしまったブレーキレバー。
次回はコイツを修理しましょうかね。


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KLX250のエンジンが不調に…

2006年09月06日 12時19分05秒 | KLX250 レストア、整備編
最近、悪友M井君のR-1000の車検整備を夜遅くまでやってたので、ブログもすっかりサボっちゃいました…
無料であそこまでやる奴いないってくらいの作業内容ですがまあ、その事は追々書くとしまして、
今回の本題に参りましょうか。

先週の日曜日、M井君を連れ立ってバイクで山登りしに行った訳ですが、
その帰りにKLXのエンジンがなぜだか吹けなくなってしましました。
症状はと言うと、高回転域だけ息つきのような感じで失火しているみたいなんです。
整備は万全のはずだったのですが、いざトラぶると軽くパニックになりますね。
またお得意のガス欠かと思いコックをリザーブにしても症状は改善されませんでした。
まあ、なんとか帰ってこれたので良かったですが、これ以上整備待ちを増やしたくなかったので
さっさと形付ける事にしました、がこの時点で原因不明、どうしたものやら…
色々疑う場所はありますが、まずはバラしてから考えましょうか。

まずはプラグでも見てみようと思い外そうとすると、締め付けがやたらと緩いのが判明、
いきなり解決の予感がしましたが、せっかくなので焼けをチェックします。



暗くて分かりにくいですが、碍子は綺麗なキツネ色に焼けています。
本来プラグは白く焼けているのが理想で、そのプラグを使い続けるとキツネ色になってくるものらしいです。
接地電極側はカーボンが付いていますが、ストップ&ゴーを繰り返す町乗り、
またトレッキング走行では低速域を多く使うため、接地側が黒くなるのはある程度仕方の無いことなので、
キャブのセッティングに関して言えばまずまずと言ったところでしょうか。
このプラグも焼けは良いみたいなのでこのまま装着し、様子を見る事に。

プラグの脱着中にもうひとつ原因と思われる物を発見それは…



イグニッションコイルをフレームに止めているボルトが脱落し、コイルがプランプランになっていました。
それだけならまだいいのですが、このボルト、コイルのアースの役目も果たしているのです。
つまり、プラグの締め付けが弱く、軽い圧縮抜けとアース不良、コイルでもアース不良と、
3つの不良が重なりこのトラブルが起きた事が判明。
試しに外装を外したスカチューン状態で試乗してみましたが、すっかり良くなって
高回転まで綺麗に回ってくれるようになりました。
キャブまでバラす覚悟だったのでこれは嬉しい誤算でしたね。

イグニッションコイルはフレームの内側、しかもラジエターとシュラウドに隠れているため
外からは全然見えないようになっています。それなので増し締めも出来ず放置してしまったんですね。
まぁ、単気筒のオフ車はマルチシリンダーのバイクと比べ、
振動が非常に多いので定期的な増し締めは欠かせないんですが、今回はすっかり見落としていたようです。
しかしここは、そう何回も増し締め出来る場所ではないため、ネジロックで対処することにしました。

今回は日頃のメンテ不足が招いたトラブルだった訳ですが、皆さんはこんな事にならぬよう、
しっかりメンテナンスして有意義なバイクライフを送って下さいね。

旅先でトラブルに見舞われでもしたら、せっかくのツーリングも台無しですから…















おまけ



すっかりこのおまけコーナーの定番になりつつある彼女の料理な訳ですが
今回は梅干とチキンのスパゲティです。
ちなみに作り方は下記の通り、興味が湧いたらチャレンジしてみて下さいな。

梅干とチキンのスパゲティ
材料(2人分) 
スパゲティ1.4mm(200g)
梅干 2個 和風だしの素 (顆粒) 小さじ1
ささみ (手で細かく裂く) 60g
塩 少々
バター 20g
ブラックペパー 少々

ささみをゆでる。できあがったら水で冷やして手で細かく(細かいほうがパスタと絡みやすいです)裂いておく。
種を取った梅干の身を包丁で適度にたたいておく。


ボウルに[1]を入れて、バターと和風だしの素と大さじ2杯ほどのゆで汁を加えてよく混ぜあわたら塩こしょうで味を整える。
ゆで上がったパスタと絡めてできあがり。


塩は購入した梅干の塩分を味見しながら調整してください。

お好みでシソの葉や刻み海苔を乗せても美味しく頂けるでしょう。

レシピはこちら からコピペしてきました…




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湿式エアクリーナー洗浄

2006年09月03日 23時57分46秒 | 自分で出来るメンテナンス編
エアクリーナーには2種類あって、ろ紙を使って空気を浄化する乾式と、
スポンジで浄化する湿式があるのはご存知ですよね。
乾式は交換するしかありませんが、湿式は破れないがぎり洗って何度でも使えます。
今回は湿式エレメントの洗浄をやりました。
患者様は僕が所有するKLX250です。実は僕の所に来てから一回も洗って無いんですよ…

オフロード車はホコリっぽい場所を走る事が多いのでそのほとんどが湿式です。
洗って何度でも使いたいですからね。
オンロードバイクは湿式と乾式が両方ありますが、僕は湿式が好きですねぇ。

まぁ前置きはとにかく、早速外してみましょう。

冒頭の写真はシートを取った時に見えるKLXのエアクリボックスの上部です。
上の蓋を外すとエアクリが見えます。で、それを止めてある蝶ネジを外して引っ張り出すと…



このようにエアクリが外れます。無理やり引っ張るとスポンジが破けるので注意しましょう。
しかしこのエアクリは汚いですねぇ。さすが9000キロ無洗浄だけはあります。
どうやら一番汚れが密集してる所はブローバイガスが当たる所なんでしょうね。

このエアクリの裏にはスポンジを支える骨格がありますのでそれを取ると…



このようになります。エアクリの裏もしっかり汚れていますね。
湿式のエアクリには、ホコリの吸着を促進するために低粘度のオイルがしみこませてあります。
なのでこのように…



バケツの中にお湯と洗剤を多めに入れてジャブジャブ洗います。
ここでもスポンジを破かないように注意が必要です。
洗剤は油を溶かす力が強いマジックリンなどがお勧めですが、無ければ台所用洗剤で何度も洗います。

洗い終わったらしっかりすすいで脱水し、さらに完全乾燥するまで影干しします。
すると…



こんなに綺麗になりました。また汚しがいがあるってもんです。

この後はビニール袋に洗ったエアクリとエレメント専用オイル(無ければ2ストオイルでも可)を入れて、
エアクリにしっかりオイルを行き渡らせます。ようは袋ごともむ訳ですよ。
その後はオイル気をしっかり取って装着します。

僕の場合はですが、オフロード車といってもレースをやる訳でもなく、
さらにオンロードを走る場合がほとんどなのでオイルは使いません。
しかし、微量でもホコリはエンジン内に進入しますから、この場合は自己責任でお願いしますよ。
僕だってキャブのオーバーホールはマメにやってるんですから…



ちなみにこの写真の真ん中のパイプがブローバイガスのリターンホースです。
このホースを延長させ、オイルキャッチタンクを付けてみようか検討中です。
面倒なら必殺の大気開放(違法)って手もある訳ですが、その場合はホースに水分やホコリが入らないように、
何らかの手は打たないといけませんね。


湿式エレメントのバイクに乗ってる方はエアクリの洗浄くらいは自分で出来るようになってもらいたいですね。
こんな簡単な作業は自分でやってこそバイクに愛着が湧くってもんですよ。
パワーだってビックリするくらい上がりますから。(厳密に言うと元に戻っただけ)

どうぞお試しあれ!















おまけ



またまた彼女がご飯を作ってきてくれました。
毎度毎度お世話になります。
メニューはハンバーグと、いつものサーモンサラダですが、写真の下の物は何だか分かるでしょうか?
これは餃子の皮の上にマヨネーズを塗り、刻んだ玉ねぎを乗せてオーブンで少し皮が焦げるくらい焼いた物ですが、
簡単な料理の割にはかなり美味しいです。
皆さんも是非試してみて下さい。

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