南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

冬場に始動性が悪いなら先ずはキャブを温めてみよう

2020年01月26日 21時17分00秒 | KLX250 レストア、整備編




今日は完成したエンジンの引き取りでお客様に来ていただいたんだが代わりにDトラッカーのレストア車両を預かる事になった。

見た感じ結構いじってあって排気量は300ccでキャブはFCR35が付いていたが、
先ずはキャブをオーバーホールしてからバッテリーを買って、
エンジンがかかるようになったら車検を取る感じで車体整備をする。

ちなみに自分のDトラッカーはエンジンかかるか試したら全くダメで、
でもそんな時はキャブをヒートガンで温めてやれば1発始動なんだが、
久しぶりに乗ってみたらいきなりエンスト。
長いことバイクに乗れてないからまぁ仕方ないがちゃんと走って帰って来れたから、
これからはちゃんとエンジンだけでもかけてやるようにするかね。
















今日行ったエンジンはロンシン125の下セル付きでコンプリート化して剥離と部分的に粉体塗装をするから早速全バラにする。

ちなみにこのエンジンのオーナーさんは北海道の道東にお住まいなんだが、
この間電話して打ち合わせをしたついでに雪の塩梅を聞いてみたらやはり少ないみたいで、
よってバイクシーズンが早くなるかもしれないから私らも3月始動に向けてバイクを作りたいもんだ。











エンジンをバラしながら剥離が終わったGPXのケースを温めてベアリングを入れてはおいたが、
急いでも次のエンジンは部品待ちと塗装待ちだからゆっくり行うかな。

明日も定休日だから亡くなった親父の四十九日の準備をして、
暇があればまたマストテクノさんに行ったりエンジンを作れればと思う。







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やっとETCを取り付けてみた

2019年08月31日 20時33分51秒 | KLX250 レストア、整備編


明日は何となく天気が良さそうだからツーリングの準備だけはしておいて、
オイル交換にチェーンの注油や運行前点検をしてはおいたんだが、
その前にヤフオクで落としたETCを取り付けてみた。

中古のバイク用だから台座はそのまま使いミラーの付け根に固定して、
アンテナ一体式だから電源をアクセサリーから取れば終わりで、
1番大事なETCカードの期限はチェックした取り付け完了。
ゲートでバーが開かない恐怖はyoutubeとかで見られるがバイクなんて下手すりゃトラックの下敷きになり即死だから、
車もそうだがカードは期限をチェックしてどこかに記しておけば良いよ。

しかしハンドル周りにナビやETCなど色々付けてしまったからまとまりは無いんだが、
どうせ運転中は見ないからあまり関係なく正しく動いてくれさえすれば問題無い。

ちなみにセットアップはバイクで行われているみたいたが心配だったから1区間だけ高速に乗ってみたがゲートは開くし金額も週末の軽車両の金額だったけど、
心配な方は再セットアップも出来るから一応だが行なっておいた方が良いかもね。


明日は天気が悪ければまたエンジンを作りをして終わりの予定。
バックオーダーをいただいてるから遊んでちゃダメなんだが今週は多忙だったから気分転換くらいはしておきたいねぇ。

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長い梅雨がやっと明けました

2019年07月28日 17時15分33秒 | KLX250 レストア、整備編


昨日予定されていた花火大会は雨のため今日になっちゃって、仲間で焼肉をやるお膳立てで1日が終わってしまった。

でもやっと梅雨も明けたからDトラッカーを引っ張り出してエンジンをかけて、
今週中にメンテナンスをまとめて行いETCも付けるつもりで、
これは他のバイクにも取り付け出来るように工夫してみるつもりだ。









今日カムイさんに遊びに行ったら出張から帰国したてのHISPECさんがいたからブログに載ってたのぼり旗を買おうと思ったら譲ってくれたので、
これからは写真に写りこむようにしてアピールしてあげないといけない。

ちなみにミニサイズは土台まで付いて1000円。
カムイさんで販売してるから欲しい方はどうぞ。

そんな訳でこれから焼肉だから飲みすぎないよう付けるかな。

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ツーリングのために情熱を使い過ぎだ

2017年10月07日 20時10分16秒 | KLX250 レストア、整備編


最近だがバイク用のナビゲーションを買ったから取り付けてみた。

よくスマホで充分とも言われるけどポータブルなら安いし画面も大きいんだが、
ナビなのにゲームが出来たりフォト閲覧機能とか使わないような余計な機能まであったりする。

最近では高速に乗るからナビは必要なさそうとも言われるんだが、
ナビのハイウェイモードがあると次のサービスエリアまでの残り距離が出たりするから以外と便利で、
タンクが小さかった頃はガソリンの心配をしなきゃいけなかったからヒヤヒヤしながら走ったもんだ。

とりあえず明日からの連休の準備は出来たんだが、
また500キロ近くを高速で走るツーリングだけして終わるかも。
朝はもう寒いから早起きしてバイクはキツいし、
エンジンの依頼もあるし遊んではいられないってのもあるから。

この上にモンキーのレーサーまで作ってクラブマンのエンジンを腰上フルオーバーホールもしなきゃだから、
本当はツーリングしてる場合じゃないんだけどな(笑)

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KLX250ロングツーリング仕様、一応完成

2017年09月22日 20時04分53秒 | KLX250 レストア、整備編



今日は久しぶりに本業が忙しくエンジン作りはたいして進まなかったが、
明日は休日と今日知ったから前に塗装してもらったアチェルビスのビッグタンクを急いで装着してみた。

このタンクは容量は多いんだけどスタイル的には不評っぽく確かにずんぐりむっくりしてはいるんだけど、
気にする人なんて1人もいないに決まってるから問題無し。
あなたは今日街ですれ違ったオッサンの服装覚えてるかな?
興味無きゃそんなもんよ。

ちなみにこの間から水筒を積むようになったんだけど、
お湯を満載して出先でラーメンを作れるようにするためで、
自分の飯を控えてガソリン代に使いたいから。

でもサービスエリアでバッグからカップラーメン取り出して水筒のお湯注いでラーメン食うとか、
前に実際やったけどビジュアルは痛いよ〜(笑)
サービスエリアでカップラーメン食ってる人見た事ないし、
こんな貧乏旅行してる人がいないんだろうなぁ。








このタンクはシュラウド部分にまでガソリンが入るんだけど、
1番下の方は死にガスになるんでないか?ってくらいコックより下にある。

装着が終わったらリザーブにならない程度にガソリンを入れてから、
自走でガススタに行き満タンにしてみたら11リットルは入ったから、
高速だとワンタンクで300キロ近く走る計算になる。
まぁ簡単に言うと今までの倍の容量になったんだが、
このせいで満タンにしちゃうと別物のバイクかってくらい重く腰高な重心になったなぁ。

でもタンク容量が倍って飯田から調布市くらいまで行けるの感じで、
今までは山梨の双葉サービスエリアで給油しないとアウトだったから、
これからは高速でのガス欠を気にしなくて済むようになった。


ちなみに明日はまたツーリングに行く予定なんだが、
高速走りまくって近くは制覇したしどこに行くかねぇ。

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Dトラッカーを高速ツーリング仕様にモデファイする

2017年09月14日 22時34分28秒 | KLX250 レストア、整備編




今日は仕事が終わってからKLX250の整備で、
まずフロントのブレーキパットが終わったから新品に交換ついでにキャリパーの洗浄ともみ出しをする。

キャリパー洗浄はピストンに付いたダストを洗って、
もみ出しとはピストン全てが同じようにトルクがかかるようにしてパットの偏摩耗を防いでやるんだけど、
これやるだけでブレーキのタッチがビックリするくらい変化するから、
キャリパーのメンテはマメに行った方が良い。

バイク屋さんなんかだとパット交換ならパット交換しかしてくれないんだけど、
バイクのブレーキはここまでやるのが理想だから
出来れば自分でチャレンジしてもらいたいなぁ。
私のCB1300SFなんてフロント両側で12個もピストンがあるから常に綺麗にしてないとタッチが悪くなってすぐフカフカになっちゃうよ。








次はチェーンとドリブルスプロケットを交換してファイナルも変えてやった。

チェーンはシールタイプからノンシールにしたけど、
私なんぞチェーンのメンテは毎週だし走行距離が格段に多いけど舗装路しか走らないから2年も持たないと思い安いのを購入して、
ファイナルはドリブンを42丁から38丁とロングに変更。

ちなみにドライブも最大限まで大きくしてあるからこれ以上ロングに変更は出来ないくらい超ロングになった。

乗った感じ平地で燃費走行距離だとすると100キロ以上出さないと燃費が悪くなるし、
今まで時速90キロで走行距離してないと燃費が悪くなってたけど、
エンジン回転を落として最高速化に対応した感じかな。

ただ高速道路だと今までは6速固定だったが登坂路は5速使わないと逆に燃費が悪くなる。
つまり高速道路を走るためだけにモデファイして他の機能は全て捨てた高速ツーリング専用マシンになっちゃった訳だ。
まぁ今年なんて高速道路が9割だったし下道ならゴリラでも平気だから割り切って作ってみた。

そんなに高速乗るならバイク変えれば?と良く言われるが、
私の場合高速乗れればバイクなんぞ何でも良く、
トコトコと走り燃費が良いバイクで手元にあったのがKLX250改Dトラッカーだっただけだ。

まぁ本音言えば大排気量のタンク容量が大きいツアラーバイクに乗りたいし、
ナナハンでも良いからアフリカツインに乗って高速道路をロングランしてみたいが、
上を見ればキリが無いからマシン選びすら割り切っちゃう感じ。
でも燃費は良いから悪くないんだよねぇ。


今週は台風のせいで天気悪そうだけど小雨ならまた高速乗っちゃうと思う。

インドアの趣味があればまた違うんだが人生半分終わってバイクしか趣味が無いって、
人生どころか人間の終わってるわ…

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KLX250に安価にオイルクーラーを取り付ける

2017年08月28日 20時10分18秒 | KLX250 レストア、整備編





私のDトラッカーなんだが油温が上がるとミッションが渋くなってしまうし、
頻繁に高速道路を走るからオイルにも良くなさそうだからオイルクーラーを装着する事にしたんだけど、
ビートジャパンさんから出ているオイルクーラーキットはかなり高額でそんな大金使いたくないし、
オイルクーラー本体は沢山あるから知恵を絞って安価にクーラーを装着してみた。

ちなみに上の写真はKLX250用のビートナサートオイルクーラーで約5万。
私が売りに出してる実働車のエストレヤが6万円ですが…











まず用意するのはビートジャパンさんのオイルフィルター室のカバーの取り出しキット。
コレが15000円くらいしたが無いと始まらないので単品購入して、
バンジョーボルトはカワサキの純正品と社外バンジョーにリングと内径12ミリと8ミリの耐油ホース。

しかしモンキー用のオイルクーラーを使う事になるしビッグバイクの規格と全く合わないから、
ここが1番悩んだところだがどうにかする。








簡単に言うと12ミリのホースの中に8ミリのホースをブッ刺して抜けないようにバンドで止めてやり、
大きなバンジョーだからネジ山が切ってあるんだけどネジ山を削り12ミリのホースと合わせてやった。

こうすれば8ミリのホースに変換してモンキーのオイルクーラーが使えるようになる。








クーラー本体はホームセンターで買って来たステーをエンジンハンガーのボルトで固定してやっただけ。
KLX250ならこんな場所にクーラーがあると邪魔だけど、
私はダートは走らないからこれでも構わないのさ。

クーラーのサイズなんだけど1.5リッターのオイルを冷やすのに大型の物は必要なく、
モンキー用で普通のなら4段とかミニモトさんのエアクラッシュ16段のクーラーで構わない。
写真のは安い4段コアだけどこれだけでもかなり冷えて冬は外さないとオーバークールになってしまうし、
夏でも走ってれば油温の心配は全くなくなるよ。


今回オイルクーラーを装着するのにかかったお金はビートジャパンさんのキットの半額以下。
ゴムホースなどを使うから安いし性能は充分で、
もしダートを走る方はクーラーを縦に取り付けてタイヤに干渉しないようにしてやれば良い。
ビートジャパンさんのは実際に縦装着だし私のはフロントが17インチだからこれで平気なのだ。


そんな訳で安価にオイルクーラーも取り付けたがもう秋が近いから必要なくなるな。
もっと早く取り付けておけば良かったよ…
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KLX250のエンジンがかからない…

2017年04月02日 20時39分28秒 | KLX250 レストア、整備編



今日は休みだからKLX改Dトラッカーでツーリングに行こうとしたんだがエンジンが全くかからず、
前から始動でスネる事が多かったんだが今回は全然ダメで仕方ないから先ずはキャブのオーバーホールをしてみた。

しかし中は凄く綺麗でキャブが原因とは考えにくく、
ついでだしプラグも外して確認してみる。










前にいつ交換したか分からないプラグで端子が丸く減っていた。
しかしけっこうセルを回したはずなんだけどプラグは全く湿っておらず、
キャブは綺麗でプラグもさほど問題ないとなるといよいよ分からん…

ちなみにプラグはイリジウムに交換。









全て組み終わりタンクを載せようとしたら、
エキゾーストのエアインジェクションバルブの配管が外れていた。

これはアクセルオフでインマニ内の負圧が上がった時に開いて、
エアクリーナーからエキゾーストポート内に空気を送りエキマニ内で燃え残りや吹き抜けた生ガスを燃焼させる仕組みで、
排ガスしかないエキマニ内では酸素が無く生ガスは燃えないんだけど、
酸素さえあれば熱で勝手に火が着いて燃えてくれる。
高回転からアクセルオフするとパンパンとアフターファイアの音がするのはコイツが働いているからで、
この機能は簡単に停止出来るんだけど私はあえて残してある。

この負圧ホースが外れていると2次エアを吸ってエンジンがかからなかったと予想され、
当然プラグは湿る訳ないしエンジンが始動する訳も無いねぇ…

たぶんだけど前から外れかかっていて今日チョークを引いた時にエアインジェクションのエア供給ホースを触ったから、
いよいよ外れて始動不能になったみたいで、
全て終わりセルを回したら1発始動、
さらに今までよりパワフルになった。

プラグやキャブって徐々に劣化していき、
今日いきなり戻したようなもんだから簡単に体感出来るくらい変わったから、
やっぱりプラグはマメに交換した方が良いしキャブもたまにはオーバーホールした方が良いね。

そんな訳でつまらんトラブルで大事な休日を棒に振ってしまった。
もう少し加工して再発防止しないといけないかもなぁ…
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4ヶ月冬眠したDトラッカーを叩き起こす

2017年03月18日 20時38分46秒 | KLX250 レストア、整備編


明日から2連休って事でいよいよツーリングに行きたくなり、
Dトラッカーを冬眠から起こして整備してみた。

まず切れかかっていたクラッチワイヤーを交換。
クラッチがフカフカしてるなぁ?と思っていたら残り1本で繋がっていて、出先で切れなくて良かった。










充電しておいたジェルバッテリーを取り付けスマホを充電出来るようソケットも取り付けておいた。

しかしジェルバッテリーは凄くて外して保管しておいただけなのに電圧は問題なく充電は必要なかったかも。

ちなみにこの車体は昔にイグナイターを前期の物に交換してあり、
エキパイは太い社外品を使いエアクリの豚鼻を外し、
キャブセットをKLX250SRと同じメインジェットを128にしてフルパワー化してある。

ただエアインジェクションは残してあってアクセルを戻すとアフターファイヤーの音がするんだけど、
嫌いではないためあえて付けたままにしている。
ただメインジェットを128に交換してからアフターファイヤーの音が少なくなってしまったのが残念だ。










オイル交換をしてからカムチェーンテンショナーを押し込んでみたんだけど、
別に伸びてはいなかったらしくテンショナーの動く音がしなかった。

私がこのバイクのオイル交換をする場合なんだけど、
オイルフィルターも外して掃除して、オイルラインにエアーを吹いて古いオイルを極力出してあげている。

たいした手間ではないしオイルフィルターはエアーで綺麗に掃除すると長く使える。
あとは毎回オイルの粘度向上材を入れているんだけど、
これはモンキーなどの横型エンジンにはかなり有効だから使ってみてもらいたいねぇ。
エンジンを組む時にミッションにかけているんだけど、
回転させるとギアにオイルがまとわりついて糸引いてるからミッションの油膜切れには有効かな。

この後チェーンの注油と張りを直して、各部の増し締めやグリスアップなどもしておいたから、
ほぼ車検整備以上の事はしたけどロングツーリングに行くから整備し過ぎは無いね。

そんな訳で連休はツーリングに行くんだが、
そんな事してる暇あったら俺のバイクやエンジン作れと言われそうだが、
一応明日帰ってから何かはするつもり。

いい加減ハーレーをやらないと邪魔だから一番先になるけど、
ここまでやる気が起きないバイクは初めてかもしれないなぁ。

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Dトラッカーも弱点だらけで皮先らしい

2016年10月30日 21時18分41秒 | KLX250 レストア、整備編
今日は休みだったんだけどエンジン作りがとても間に合わないから、
朝からコンプリートエンジンの140ccを作っていたんだけど、
なんとなく暖かくなったからまたツーリングに行きたくなってしまい、
ただ私のKLX250改Dトラッカーはヘッドからの異音が盛大になっていて、
このまま使うと壊れそうだったから出掛ける前に修理してみた。


前にmoto1にDトラッカーで参戦していたHISPECさんに方法を聞いたら、
このバイクはカムチェーンが泣き所ですぐ緩んでしまうらしく、
さらにテンショナーのスプリングでは遊びが取り切れないため、
症状が初期のころは手動で遊びを取ると異音が消えるらしい。

そんな訳で早速修理。









用意したのはドライバーと何だか分からん工具なんだが、
こんな工具でも何とか整備は出来る。









まずテンショナーの真ん中のキャップを外して中のテンショナースプリングを取り出し、
次に名前が分からん工具を中には刺してドライバーを使いテコの原理でテンショナーを押し出してやる。

私のエンジンの場合5ノッチ分はテンションをかけられたから、
元通りに組んで始動してみたら、ぶっ壊れるんじゃないかって異音が見事消えた。
つまり本丸だと思っていたバルブクリアランスではなかったんだねぇ。

もしこの手でも異音が消えなくなった場合、
チェーンが伸び切ってしまった証拠だから、
その時は潔く交換する事になるらしい。

ちなみに交換はカムとクラッチカバーを外してやれば簡単に交換出来るみたい。
…とは言え我々の簡単はレベルが違うから分からない人はプロに任せた方が良いし、
いつかは交換方法を書きたいとは思うが、
HISPECさん曰くレースやってた頃は毎年交換だったみたいで、
普通に使うならそこまでは酷くないだろうし、
とりあえず異音が酷かったらこの方法でテンションをかけ直してもらいたいかな。

それといつかはこのエンジンもウチのコンプリートエンジンみたく、
フルオーバーホールに剥離とブラストまてでして、
ついでとしてハイカムやボアアップした、
DトラッカーやKLX250などのコンプリートエンジンもやってはみたい。
まぁやってはみたいだけで自分のエンジンで色々試さないとだし、
私の使い方はツーリングだけだからチューニングに必要性を感じないんだが。

この後木曽路を160キロ走って来たが寒くてそろそろ限界かも。
紅葉は綺麗だけど次は厳寒期用の装備でないと快適とは言えないし、
もう11月になるからいい加減にしないと依頼して下さった方に申し訳ないなぁ。


また明日からエンジンを製作するし頑張るのは当たり前なんだが、
私が死なない程度にしか頑張らないからヨロシクです。

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バイクツーリングの適齢期は意外と短い

2016年10月15日 20時23分54秒 | KLX250 レストア、整備編




今日は数日分の仕事が一気に入って来たよう忙しさ。
昨日は超暇だったんだけど来る時は一気だから、
波があり過ぎるんだよなぁ。

でだ、明日は日曜日で晴れるみたいだからツーリングに行こうと思っていたら、
Dトラのオイル交換するのを忘れていたから、
仕事が終わってから急いで交換したんだが、
オイルが1リットルしか無く色んな物を混ぜてごまかしておいた。

メインはヤマハの4RSが1リットルあったから全てブチ込み、
残りはワコーズの昔の添加剤と、ミニモトさんで売ってるミリテックとルーカスのオイルスタビライザー。
つまり500ccは添加剤でごまかしてある。

これだけ添加剤を混ぜて良いか知らんが、
一応はオイルみたいな物?だし、
多分エンジンに悪い事は無いと思うけど33%が添加剤って…
飯をあまり食わずにカロリーメイトとサプリメントだけで生きてるOLさんみたいだ。

とりあえず明日は久しぶりにツーリングに行けるが、
10月半ばってこんなに寒かったかなぁ?
前は11月でも汗かくくらい陽気の良い年があったけど、
今年は紅葉も早そうだから今月は普通にツーリング出来そうだけど、
11月はかなり暖かい装備が無いと辛そう。

雪降る中XLR250やKLX250で林道走っていた20代が懐かしいわ。

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KLXロングツーリング仕様が少し完成しました

2016年05月14日 22時43分42秒 | KLX250 レストア、整備編
昨晩モダンワークスさんから1P60が再販になって、
急いで注文を入れたんだけど今晩になって無くなり、
多分いきなり売り切れたんだろうねぇ。

ただ4バルブヘッドは売り切れてからしばらく経つし、
もう買えるか分からないけどベースエンジンだけは何とか間に合ったから、
また初期オーバーホールしてみようかなぁ、なんて考えてたら、
いきなり1P60初期オーバーホールの依頼が入ったから、やっぱり自分のは最後。
GPXなんてフルキット持ってるのに自分のは組めないけど、
まぁ今年の冬には何とか作りたいかなぁ…










実は昨日の深夜に自分のKLX改Dトラッカーを作っていて、
キャブのパッキンが来てたからキャブを洗いながら組んで、
今朝からあちこち調整してバッテリーを充電しながらエンジンをかけてみたが、全く持ってかからない…

セルスイッチを離すとエンジンが止まるから迷ったあげく、
バッテリーを新品にしたら何の問題も無く始動した。
KLX250はバッテリー点火だからバッテリーがビンビンでないとダメで、
つまりバッテリーが死んだら押しがけすら出来ないバイク。
だから電圧はマメにチェックして規定電圧は以下になったら迷わず交換。

ただね、今回初めてバッテリー液がジェル状になったバッテリーを買ったんだが、
HISPECさん曰くジェルバッテリーは上がり難いしかなり良いらしい、みたいな話を聞いてたから買ったけど、
安い中華バッテリーなんて1年持たないんだけどジェルバッテリーは2年経ってもなかなか電圧が下がらないらしい。

だから今度は私がインプレしてみるが、結果が出るのは数年後かな。

あとはツーリング仕様らしくリアキャリアを装着しただけ。
次はタイヤ交換ついでにリムをチューブレスにしてみるつもりだ。










最近LEDライトが気に入ってしまいKLXも早速ライトを交換したんだけど、
まぁ呆れるくらい明るいわ。

前はH4のハロゲンだったんだけど始動時はライト消せないからバッテリーの負担が大きかったんだけど、
LEDだからライト点けたままセル回しても明るさには変化無し。
昔はさ、バッテリーなんてMFが主流だったけど安物は直ぐ使えなくなるし、
ライトも消費電力は凄いけど暗いのが当たり前だったけど、
今は高性能バッテリーも開放型より遥かに安く買えるし、
ライトもHIDが出たり時はこぞって交換したけど、
今じゃ明るさはほとんど同じで電力を使わないLEDが安く買えたりと、
本当に良い時代になった。

LEDライトの場合カブのジェネレーターが半波でもナイトランは怖くないくらい明るいし、
HIDみたくジェネレーターは全波にしてバッテリー装着みたいな事しなくても良いからね。

ちなみにゴリラもKLXもLEDライトはどちらも冷却ファン付き。
次はジムニーもLEDライトにするつもりだし、
もうハロゲンに戻る事は無いだろう。

んでKLXが普通に使えるようになったから今日は超久しぶりに乗ってみたけど、
当たり前だけどパワーはあるし、ミニモトを無理してチューニングするよりも楽だし遥かに安全。
しかも6速ミッションなんて久しぶりに乗ったから、
100キロ以上で走っていてシフトアップ出来た時の驚きと言ったら…
中華エンジン愛が少し薄れたかも(笑)

まぁそれは無いけどこれで高速に乗れるから、
次は高速使ってロングツーリングとかしてみたいね。
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人もバイクも寝起きには弱い

2016年05月11日 23時00分25秒 | KLX250 レストア、整備編


最近本業が比較的暇で、朝からエンジンを組んでいたりすると1機がそこそこ終わってしまう。
写真のGPXは143ccの4バルブなんだけど思いの他早く終わり、
ジェネレーターを注文するのを忘れたから現在部品待ち。

さらに中華110ccのオーバーホールもガスケット待ちで何も出来ず、
さらにもう一機ロンシン125を140cc4バルブにする依頼も、
クランクのジェネレーター側のネジがお釈迦で交換したいんだけど、
お客様から返答が未だ無くストップ状態。

つまり完全な待ち状態で何も出来ないから、
久しぶりにKLX250改Dトラッカーの整備をしてみた。









前に買っておいたDトラッカー用のスピードメーターに交換してカウルを装着し、
何年かぶりにエンジンをかけようと思ったんだが、
エンジンはかかりそうだったんだがキャブのフロート室のパッキンがお亡くなりらしくガソリンが漏れるから、
これまた何年かぶりにキャブを外してオーバーホールしてみた。

しかし最近はミニモトしか整備してこなかったから、
キャブを外すまでにタンクを取ったりスロットルケーブルを外したりと、
普通のバイクってこんなに面倒だったんだな。

昔はよくキャブをバラしたりタンクを外すとかは当たり前で、
若い頃はこれが面倒だとも思わなかったけど、
今じゃDトラッカーのキャブを外すのと横型エンジンをバラバラにするのがほぼ同じ。
ただ面倒のベクトルが変わっただけか。

カワサキのバイクはネットで部品番号が調べられるから凄く便利で、
あとは部品屋さんに電話注文で部品が来るのを待てば良いだけなんだが、
ホンダの場合はパーツリストが無いと部品が注文出来ないのが面倒。

ホンダのバイクの部品はパーツリストが置いてある部品屋さんに行き、
自分で部品番号を拾って注文するんだけど、
ホンダはカワサキのシステムを見習った方が良いね。
色々な部品を見れるから情報を自らバラしてるようなもんかもしれないけど、
部品を発注する上で1番助かるのがカワサキかな。

ちなみにKLX250で部品検索したらフロート室のパッキンは部品番号が92055-1222。
キャブ自体は京浜のCVKだから35㎜内径のなら多分品番は同じだと思う。

しかし内径が35㎜ならPWKも35ミリのラインナップがあるから、
OKOなら安いし強制開閉キャブに簡単に交換出来るね。
ただ負圧式はファジーだからこれはこれで良いキャブなんだけど。

そんな訳で長期冬眠したバイクを叩き起こそうと思っても上手くはいかないんだけど、
このバイクに乗り出したらせっかくのゴールド免許が直ぐブルーになりそうで怖い。

とりあえず今年免許更新なんだけどそれまで何も無けりゃ良いかな。
5年前は裸眼OKだったが眼鏡が無いと運転したくないからもう自信が無いわ…
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KLX250のロングツーリング仕様を作ろう その1

2016年02月25日 20時57分55秒 | KLX250 レストア、整備編
最近のツーリングに辟易としている事がある。

それはツーリングマシンがゴリラしか無いから高速を使って遠くに行けないってこと。
下道オンリーでシャカリキになって500キロ走っても、
西は米原、東は群馬の富岡市で、
しかも着いて飯食って帰るしか出来ず、
観光どころではないのだ。

だから今年は新たにツーリングマシンを用意しようかとタンク容量の多い、
クラブマンやエストレアなどを真剣に買おうと思っていたんだけど、
手元で死んだように眠っているKLXがあるのを思い出し、
軽く部品計算したら以外と安く作れそうだだから、
思い切ってKLX250をツーリング仕様にする事にした。









まず絶対必要なのがビッグタンク。
オフ車のままだと1日に何回も給油しなきゃだし、
高速使うにしてもガススタが離れてる所は以外とある。
つまり200キロは走り切らないと高速の場合危ないかもしれないから、
中古のアチェルビスのタンクを購入。
汚いけど1万しなかったし、私の手にかかればこんなタンクも新品のようになるのだよ。(言い過ぎ)

このタンクの良い所はラジエターのファンを外さなくても装置出来るみたいだけど、
KLXはバッテリーが小さいから結局は端子外してファンを殺してある。
渋滞にハマらなければ何とかなるでしょ。

ちなみに後ろに写ってるGPX125は本日完成したもので、
なんだかんだ言いながらも進んでいたりする。










タイヤは当初ロードタイヤに交換するつもりだったけど、
もう少し足すと17インチに出来たので、
思い切ってDトラッカーのホイールセットを購入。
Dトラッカーのホイールのリアは2種類あって、
3.5jのモデルチェンジ前と4jのモデルチェンジ後があるんだけど、
少し高いんだけど4jのを買ってみた。

つまりだ、ロングツーリング仕様と言っても、
Dトラッカー化して荷物詰めるようにするだけ。
一生懸命にオフを走るならモノホンのレーサーか、
KTMみたいな公道レーサーみたいな車体買ったほうが楽しそうだもん。
その前に重度の五十肩と腰痛持ちに膝まで壊してるオッサンが乗りこなせるか分からんが。

そんな訳でKLXをDトラッカーにするだけだと簡単に思っていたが、
まだまだ部品揃えないと無理っぽい。
まだまだエンジンのバックオーダーもあるのに、
春までに間に合うんかねぇ…







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安全と安心は全くの別モノ

2009年11月04日 10時44分50秒 | KLX250 レストア、整備編
やぁ。「のりもの倶楽部」南信州版でございます。寒くなってきましたな。

この頃構いっぱなしのKLX250なんでございますが、
今の時期に自賠責保険と任意保険が切れまして。
ただ来年はたぶん乗ってる時間も金銭的余裕もなくなると思うので、
今年だけはと無理を言って両保険に加入し、
あと一年だけは安心して乗れるようにしておきました。

このKLXもフレームが折れるくらいの事故をした前オーナーの怨念がしがみついているのか、
僕の代になって2回も事故をして、
保険がないと恐ろしくて乗れない呪われたバイクなんだけど、
今期こそは無事故無違反で乗り切りたいですねぇ。
次にまたやったらもう誰かに売ります。

で、そんな事とは関係ないんだけど、
今まで装着されていなかったハンドルパッド。
カバーが少し前に買った雑誌の付録としてついてきたので、
スポンジ部分だけ自分で作りまして。

上の写真がその材料なんだけど、
スポンジ部分は建材置き場で売っていた水道管保温用ので、
誰でも見た事あると思うけど不凍栓とかにも巻いてあるアレです。
本来のパットも素材は全く同じ物だし、
頭をハンドルにぶつけても痛くなければ問題ないのでこれでも良いでしょう。

このスポンジを適当な長さに切って、
ハンドルブレースに巻いてカバーで固定すれば終わりです。









完成はこれ。
横から見ても変な感じはしないし、機能的にも何の問題もないです。
そもそも激しくジャンプしたりはしないので、
まぁこんな物はファッション的な物でしかないかもしれませんね。

そんな訳でしばらく弄ってきたKLX250はここで終わり。
次回からはまた横置きエンジンの事でも書こうと思います。
また新しいエンジンがガレージ入りしたので、
興味のある方はまた見て下さいな。



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