とある人のドストエフスキー研究の本を読んでいたら
その人はドストエフスキーをやな奴で くだらないと思っているんだな
と感じた
崇拝する人と 蔑視する人といるらしい
ドストエフスキーそのもののカラマゾフ的なところを
詰まらん!と思って研究し続けられるものかね
と思った
が
中にとても面白いことが書かれている
ストラーホフといういくらか年下の人
ドストエフスキーには密着して大いに影響も与えた人のようだけれど
ドストエフスキーの死後思い出を書くように言われて書くとき
大変な嫌悪感を持ったという
二人は影響し合う関係だったかもしれないけれど
違いも多く相いれないものも多かったようだ
そういうことはよくある
それで また何かが浮き彫りになるということでは面白い
でも 嫌悪感を抱く関係のものを
いつまでも考えたら 病気になるよな
病気になりそうな 罵倒 嫌悪感と言うのを
このごろ目にすることが多いからな
そういう場面は避けてごまかして通り抜けたい