遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

軽蔑する作家の研究って出来るものなのかなあ

2012-04-10 20:12:39 | 文学

とある人のドストエフスキー研究の本を読んでいたら

その人はドストエフスキーをやな奴で くだらないと思っているんだな

と感じた

崇拝する人と 蔑視する人といるらしい

ドストエフスキーそのもののカラマゾフ的なところを

詰まらん!と思って研究し続けられるものかね

と思った

中にとても面白いことが書かれている

ストラーホフといういくらか年下の人

ドストエフスキーには密着して大いに影響も与えた人のようだけれど

ドストエフスキーの死後思い出を書くように言われて書くとき

大変な嫌悪感を持ったという

二人は影響し合う関係だったかもしれないけれど

違いも多く相いれないものも多かったようだ

そういうことはよくある

それで また何かが浮き彫りになるということでは面白い

でも 嫌悪感を抱く関係のものを

いつまでも考えたら 病気になるよな

病気になりそうな 罵倒 嫌悪感と言うのを

このごろ目にすることが多いからな

そういう場面は避けてごまかして通り抜けたい

コメント
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