美術団体って
あまり知らないけれど
団体展って 似た絵が多くて ヘンだと思ってきた
そのわけがだんだんわかってきた
だいたい 聞くところによると
先生の弟子になって 入れていただいて
似たような絵を描いてその団体に受け入れられていく
別の先生に習ったり
いろいろ違うことを考え始めると
いじめられるみたいな
それは
その先生が 低俗だからだと思ってきたが
似たことがあるわけだ
で 一方 絵を描くときに ああいう絵がいいなあ
と自ら亜流になっていくというのも多いみたいだし
しかも団体展に入選して認められていくには
同じよううなテーマでコンセプトを貫け
と言われる
内心 なんて変なこと と思うけれど
そういう指導が蔓延してれば自らが自らの亜流であり続けるわけで
皆 似た絵ばっかりはこうして生まれるわけか
団体展の中の絵に影響を受けたり刺激を受けたりすることは
当然あって 不思議じゃないけれど
ドンドンそれが 亜流大生産になるわけが分かった気がする
見る人は
絵に癒しを求める
とか 絆を求めるとか
それ以外認めなかったり
自分の価値基準に合うものを求めたりする
という話を聞いた
で
価値基準というものが
この頃本当に画一的になってきて
人々は甘やかされるのが好きで
癒されるのが好きで
甘ったれな自分を好きな人が
芸術を語ると
ああ こりゃあ 同じようなものにばかりなるわけだ
かわいい!なんてのがポップに表現されたり
って この間は NSビルの アート広場にはあったしな
それでああいうのが出てくるわけか
でも こういうことを考えると
脳みそ腐るからもう考えない