熱なし 平熱35度台。
今朝は涼しかったがこう暑くなってきた
お出かけはしないで
少しは家の中を片づけるか
その前に買い物
と思い おばさんに御用聞きに行った
税金を払ってきてというのを含めいくつか欲しいものがあったが
話してるとき
何回も長生きしないと 〇さんみたいになりたくない
寝込んだら大変だ
則子さんは長生きしてくれ
と盛んに言う
やっぱりおばさんの胸苦しさは私が具合悪かったせいだ
こんなに具合の悪いのが相手では
税金払いに行ってもらえない
温泉に連れて行ってもらえない
面倒見てもらえないと不安に駆られたに違いない
わたしは右手首が痛いのでいつも左手におばさんにつかまってもらってたが
左足が痛いので右手につかまってもらうけど
右い手首はうっかりすがられると痛みが走るからつい邪険に
こっち!と腕の方におばさんの手を持っていく
優しくしてる余裕がないのだ 痛!とつい反射的になっちゃう
そういうことがいちいち不安を掻きたてちゃったんだろうと思うけど
長生きしてくれ長生きしてくれ
大事にしてくれないと(私をということよ まさか自分を大事にしろとは言わないし
あまり構われるのは好きじゃない人だ)
長生きして元気でいてくれないと困るんだから と言われるので
そうだね 楽しんで長生きしようね
というけどさ
実際はわたしはおばさんのようにはいかないが
なるべく不安に陥らせないように 私も大人にならねばならん
わたしは
三人の老女とかかわりを持ったが
参人三様で面白い
武蔵の母は 何しろ武蔵第一 次が息子次娘 私は女中
(になれなくてトラブッタ)
わたしの母は 第一が自分 で徹底して見せたが
実は 私 娘 息子
そして武蔵には感謝しててもやはり 肉親とは違う感じはした
おばさんは 徹底的に自分 この徹底ぶりは筋が通っていい
次が むさし 私を女中だとは思ってない 対等な女同士という感じがある
さて 出歩いてみたら マジックで印つけたあたり 足の付け根は痛いので
やはり立ってるのと歩くのは しんどい
でもしんどさは2分の一くらい
マジックのあたりはもう 骨まで痛い感覚だったから
そういうのが残ってるんだろう
スーパーでは 武蔵の同級生(この方水墨画をなさるので
学習センターのフェスティバルでは同じ部屋で展覧会をやる仲でもある)
これにあった。奥方のお買い物のおつきをしてた。
お目にかかるのは初めてなので 御引き合わせいただいて
ごあいさつした。彼は偉丈夫な元警察官(最近叙勲した】奥方は細めの美人
うう!いいカップル。
で 彼は水墨画屋なので院展の話などして別れ際に
俺のこと描いてもらいてえ とおっしゃるので
え?息子は肖像画はやらないと思うよ
と言ったら あんたに描いて貰いてえ というので
ホント!?かかせてよ 奥様と二人像!
と言ったら ホントかよ!高いんじゃね?というからさ
高いゾウ!といったら
考えとくね
だってさ
そっか
描かれたいだけじゃなく その絵がほしいのか
じゃ 大きい絵にできないジャンねえ?
二人のいい感じ 描いてみたい感じがあったんだけど
小さい絵じゃつまんないしね。
彼の家に入ったことはないが
外見立派な日本家屋で大きい洋画をかけるような空間はないと思うよ
わたしは 人物を描くのは すごく好きなのだ
ひそかに自負してるんだが
今日会った彼のように 彼の人となりについて
情報を持ていなくても
路傍ですれ違うような人でも
一瞬でその人のいろいろを感知する才能が私には
あると思うのよ(誰も認めないが )
でもその垂れさがったお尻について
肩の後ろが盛り上がって猫背になってしまった老女について
緩んだ脂肪にひそむ筋肉が往年の労働を語ってるというような話を
わたしがするとさ
Y さんは 嫌うけどさ
人を観察するのは 好きなのだ