LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

原油高の中で...。

2011-01-08 | 宇宙・環境・資源
今朝の日経プラス1に、住まいの設備に関するアンケート記事が載っていた。
戸建住宅において、つけて良かった設備NO.1は「オール電化」、NO.2が「IHクッキングヒーター」続いて浴室暖房、全自動給湯と続く。
太陽光発電も9位となっていた。
省エネ・節約効果への満足が上記の結果をもたらしたようだ。

住宅エコポイント制度もあり、消費者意識もエコや省エネに向かっている事は確かだ。
住まいに限らず、家電製品は勿論、ハイブリットや電気自動車もますます需要が高まってきている。

一方、化石燃料業界では
「サーチャージ上げ相次ぐ」
「灯油2年2ヶ月ぶり高値」
といった見出しが目立つ。
原油高と在庫減少などが主な理由だが、何時になっても不安定要素が絶えない。

また、全世帯の中でLPG供給世帯の占める割合が年々減っているという。
件数にすると相当なものだろう。

消費者は、何を持って満足するのか。
エコ・省エネ以外にも利便性・快適性・物を介在としたコミュニケーションなど様々だ。

何をどう提案していくのかが課題だ...。





表参道ヒルズ 記憶の継承

2011-01-08 | 建築と文化
Maker's Markをロックグラスに注ぎつつ、「安藤忠雄の建築」(TOTO出版)を手にした。
表参道ヒルズを振り返るためだ。

昨年末、ゴッホ展の帰りに表参道ヒルズに立ち寄った。
内部のスパイラルスロープとそれを取巻くショップに関心を寄せながら歩いてみた。
うーん、これが安藤忠雄か。

同潤会アパートの一部を再生という形で残した表参道ヒルズ、
内部スロープは外部に面した歩道の勾配に合わせているそうだ。
以前の濃い緑に覆われた姿とは確かに異なるが、
ケヤキ並木とのバランス、周囲に溶け込む姿は確かに絶妙だ。
圧倒的存在感を見せつかさない中にも、建築そのものを考えさせられる。
そんな建築物だ。

この表参道ヒルズ、会員売上比率が44%と固定客が多いそうだ。

安藤忠雄はこの建築において、記憶の継承を主題としながら、
建築のあるべき姿を深く考えさせられた仕事だったと述べている。