1999年にNHKで放映された[あるピア二ストの奇跡]を、先日NHK アーカイブスとして再放送していた。
何度か再放送されているようで、始めてフジコを知った時の事を思い出していた。
フジコ フェミングの生き様、苦難の人生、情熱的で印象深い演奏…。
あの頃は小生も好奇心旺盛で、音楽にしても書籍にしても、何か感じ取りたいと常日頃から思っていた。
そこで県立図書館や市立図書館に足しげく通っては、様々なCDや様々な分野の書籍を借りていた。
そんな中でフジコ フェミングを知った。
TV放映が先か図書館での出会いが先か、今までは思い出せない。
いずれにしても彼女の演奏は感動的だ。
彼女の歴史を知ると更に感慨深いものとなる。
クラシック界の中で、音楽性、技巧性などを評論する資格は持ち合わせていないが、感覚的にとても心地よいのだ。
現在、フジコ フェミングは85歳。
演奏も続けているとの事。
今宵はクラシックを聴いてみるとするか…。