物を捨てるのとは少し違うのですが、
非常に断りにくい誘いを断ることができました。
これも、断捨離の一部と思っています。
ずーっと昔20年くらい前に、ある社会教育団体に入って
家庭教育やら、なんやらの勉強をしていたことがあります。
すこし、宗教っぽいところです。(宗教団体ではないけれど)
そのころ、迷いがあって、ふらふらと入会してしまったのです。
1年位通って辞めたのですが、その後も何かとお誘いがあります。
講演会とか、冊子の購入などです。
勧めにやってくる人が、息子の同級生のお母さんでいい人なので
断りにくく、まあいいかと参加したり買ったりしていました。
その人がまたやってきました。
今度は、月額300円の会費を払って会員にならないかというのです。
私は20年も前にやめた訳ですから、今更会費もないのですが
「縁結び」と言って、通っていないけれど、会費だけ払う制度があるのです。
というか、できたのでしょうね。
微妙です。300円を払えないわけではないし、友人といえる人の誘いというか
頼みを断るのは勇気が要ります。でも、お断りしました。
「断捨離を実行中で、一度身の回りのものを全部手離したいと思っている。
なにが必要なのかわからないので、今は入会しない」
半分正直で、半分言い逃れです。
でも、私も悪かったのです。適当に合わせていたので期待させたのですね。
この時、冊子の購入もお断りしました。
先日出会った 「心の領域」という言葉がありますが、
まさに 心ならずも買ってしまった冊子が、たとえ捨てても
心の領域を侵食していましたから。
お断りしたことで、これからは彼女にばったり会っても
「なにか勧められたらどうしよう」などと余計な事を考えずに済みます。
息子が中学生のころからの知り合いとして、挨拶したり立ち話したりできると思います。