じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ネパールの旅 小ネタ 2

2015-12-05 17:03:35 | ネパール旅日記 2015
暇だったのでホテルの前の寺院と思しき建物に侵入してみた。
入り口が狭く何処となく異教徒の侵入は拒否している風にも感じられ。少し躊躇ったのだが怒られたら戻れば良いと入って行った。
そしたら、子供らがわんさかと居て、大人も居た・・・なので見学して良いですかと尋ねると「へっ? 学校を見たいのか?」と尋ねられた。
なので「へっ? こちらは学校なんですか?」と逆に聞き返してしまった。
すると、ヒンドゥー教の寺院なんだけれども建物の一部は学校として使っていますとの事。
で、教室でも寺の中でも鍵の掛かっていて入れない所意外は勝手に見てくれ、との事で心置きなく見学させて貰った次第であります。
しかし、学校はまだ始まっていなくて授業風景は見られず、で、少し残念でありました。


寺の名前はBikramshila Mahabihar ヒンドゥー寺院


屋根から下がる長い布はドバジャ 神様の降りる道


宿坊か僧坊だと思うんですが・・・わかりません


自分には不動明王かな?と見えたんですが・・・


美しく、そうとう古いと思うんですが保存がなぁ~


隙間に棒切れとか石を突っ込んで、まっ良いか?


すり減った石 踏まれて減ったとすれば・・・


はくしょん大魔王?とか思って笑ったら失礼でスゼ


だから、ネパールではマジなんですから!!!

一枚めの写真の塔を囲むようにずっと宿坊のような部屋が壁になって、けっこう大きな寺院であります。
で、宿坊の写真と同じような部屋が学校の教室になっているようであります。
いや、ヤヴァイんじゃないの?と、思うのは、一枚めの写真に写っているような材木のつっかえ棒で地震の被害を補っている訳です。
それが随所に在るんですけれども、次の地震に対しては又来た時に考えると言う国民性なのか、その対処方法はとても鷹揚な感じがします。
まっ、金が無いと言うのが本当の所でありましょうが。

このあと沢山の寺院を見て歩いたんですけれども、パッと見は、ああヒンドゥー寺院か、と思うと金剛薩捶がいたりして神仏共存が多い訳です。
しかし、金剛薩捶と思しき像にもヒンドゥーカラーが塗りたくられ、すり減っていたりすればヴィシュヌに見えもするし・・・まっ、大らかな宗教観の国民なので分け隔てもなく拝めば何でも良いのでありましょう。
この寺院の奥の広場には歴然としたストゥーバがあったのでこっちは間違いなくヒンドゥー寺院なんでしょうね。
で、ホテルの窓から中庭が見えるんで早朝のお参りなんかを見てたんですけれども、ヒンドゥーの神様と一緒に仏様の方もしっかり参って行く人が全てでして、スンゲェ気持ち広いなぁ、と、ナンだか感動しちまいました。



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カトマンズでぶらぶら

2015-12-05 14:42:35 | ネパール旅日記 2015

11月3日 火曜日 カトマンズ 快晴

時差が3時間15分と言うのは体感的に微妙でして、ナニかと不都合であります。
例えば、本日は5時に起きてるんですけれども、日本時間では8時過ぎている訳でして、お前ナンボ寝たんだよ、と言う感じな訳です・・・いや、昨夜の就寝は7時でありましたから。

で、ホテルの朝食を頂きまして他にする事も無いんでカトマンズは旅行者のたまり場「タメル地区」を徘徊する事にした訳です。

ああ、そうだった・・・昨日書き忘れが有ったのです。
ホテルの人に交通状況やらアンナプルナ魔の三角地帯の山賊の事などを尋ねたら一人旅は厳しいんじゃないか?との事で荷物背負いのRaju君26歳独身イケメンを雇う事になっちまったのでありました。
いや、ホテルの隣がツァー会社で、電話をしたらそこのオヤジが飛んで来て格安で良い人を紹介するから是非連れて行けと言うのに押し切られた次第であります。
序でにアンナプルナへのエントリー許可証とトレッキング許可証の取得も頼んでしまったので用事が無くなっちまったと言う訳であります。

アレです・・・パーミット一式のツアー会社の手数料は20ドルなんですけれども、これが面白い仕掛けが在りまして、ツァー会社を通すとトレッキングパーミットの申請料は10ドルなんですが、個人で行くと20ドルな訳です。
で、アンナプルナの入域料10ドルで、ツァー会社に頼んでも結局は10ドル多く取られるだけでして、歩いて40~50分所を往復する手間を考えると依頼した方が良いと言う事になる訳です。


HOTEL HANAの自室の窓からの風景 


ホテルの近くで見掛けた地震で崩れた建物


観光客が疎らで暇を持て余すリクシャの運転手


ホントーに例年からは信じられない閑散とした通り


いや、真ん中の娘が好みかもと思って撮っただけ


迷子になって地域住民の街角に迷い込んで


手前は路上の縫製屋 手回しミシン


縫製屋の隣は靴の修理屋 スニーカーの底を手縫いしてた


留置所の散髪(嘘)公園のフェンスの影の路上床屋

地震の影響が大きく宣伝されればされる程観光客は減ると思う訳で、例年なら外国人が入り乱れて行き交うタメルストリートに人影は疎らです。
あの日から6ヶ月経っているので粗方片付いているとの見方も出来ますが、地震大国の日本で何度も大地震の被害を目の当たりにしている自分の感覚からすれば、言っちゃぁナニですが、被害は大した事は無かったんじゃないかと勘繰ってしまいます。
そして、未だに残っている崩れた建物などは、地震がトドメを刺してはいても、その前に風化してませんでしたか?と、言う感じの建物な訳です。
いや、確かに崩れた建物の下敷きになった犠牲者などは居たし、カトマンズから離れた地域では大層な被害が在るのは間違いないんですけれども、しかし、この地域ではニュースで騒がれた程には、地震の被害を痛切に感じる風景には出逢わないのであります。
いや、観光収入に頼っているネパールなので地震の被害を訴えて救済の手を差し伸べてもらうよりも、さっさと観光客には影響は無いからと宣伝して客足の回復を図った方が良いと思うのであります。

さて、地震の話しはカトマンズでは既に忘れられた感じも強く、現在の問題はインドからの輸入に頼っていたガソリンや軽油やLPGが入って来ない事な訳です。
事情はネパールの政変で中国寄りの政権が誕生してインドが臍を曲げ、輸送トラックが国境を通し難くしているなど言われている訳ですが、良く判りません。
しかし、本当にガソリンは無いようで、閉鎖しているスタンドにはいつ入るとも判らないガソリンを求めて順番待ちの車が列んでいるのであります。
その列は長い物だと2~3キロに及び、当然路上に放置状態です。
一時は航空機の燃料も懸念され、帰りの燃料補給が出来なくてはとの問題から中国の飛行機などは運行を止めていたと言われてました。
そして、私への大問題としては、移動の交通費が例年の2倍とか3倍が普通になっている事であります・・・まっ、元が安いんで言う程にはナニなんですが。

で、面白いと言っては失礼ですが、ガスが無いのでレストランでは電気コンロを使っている訳です。
しかし、それが流行れば流行る程電力事情の脆弱なネパールでは停電が多くなると言う、追い打ちが掛かっちまう次第であります。
で、そう言う事なら、と、薪で調理をする店も増える訳ですが、しかし、ビルの中の飲食店ではそれも出来ずメニューを限定したりして苦労している訳でありました。
しかし、ネパール人は明るいもんで苦にする人はいません・・・無いモノは仕方が無い、と言う感じであります。

いや、軽油が無いので発電機が有ってもダメでありまして、ホテルなどの非常電源はバッテリーです。
なので停電すると各部屋の二色光程度の明かりが1個灯される程度であります。
ネパールだと首都のカトマンズでもまだLEDではなくて蛍光灯ですね。
場合に拠っては普通に電球も灯っております。

しかし、助かったと思ったのは、一応亜熱帯地方なので昼間の太陽は元気が在りまして、ソーラーのシャワーは熱いお湯が使えた事であります。
いや、慣れない日本人には水シャワーは悲惨でスゼェ・・・さっぱりしたいと言う気持ちで挑んでみてもキッチリと洗い流すまで浴びられる人は滅多にいないと確信します。
なんか寒いとか冷たいじゃ無くて悲しくなっちまうんですよ・・・俺、こんな所で何をしてるんだろう、って。
慣れない土地で少し寂しいとき、熱いお湯って、心に沁みます・・・これホント。

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朝の独り言(雑談)

2015-12-05 10:14:16 | 日記的雑談
朝飯を食いながら7時頃からずーーーーーっと、9時半頃までテレビを見ていた。
天気予報って、頻繁にやっているけれども、よく見るとベースの天気図変っていないのに解説が少し変っていたりして・・・変!!!
それほど必要ですかね? 思うに・・・荒天の映像は面白いし、好天の映像は気持ち良いし、で、テレビ的に美味しんでしょうなぁ~。

で、NHKの朝ドラと言うのも見て・・・主役の娘さんの演技は桜島か練馬か? 大根と思いますが、如何でありましょうか? 
でも、なんか随所が松竹新喜劇みたいなコメディーチックなんでわざとなのかもしれないナンて思ったりして・・・わかりませんけど。

で、ニュースは大した物も無かったんですが、はやぶさ2の地球スイングバイの話しは面白かった・・・まっ、偏見でしょうけど、近頃の研究って、速攻で金に結びつくのが良い研究と言う風潮などを感じるんですけれども、ああ言うのって、将来は判りませんけど、明日にでも商品化されて金になる感じは1ミリもしない訳で、その分だけ純粋に夢を感じると思う私は子供じみてますかね?
で、画面に出て来た天文好きの人達・・・ただの点にしか写らないはやぶさ2号の軌跡を追って奮闘し、ただの点を捉えた時の満面の笑み・・・こっちも純粋な遊びだなぁ~自分が忘れて久しい方の夢だなぁ~ナンて事を思ったりして。

で、やたらとテレビの前に居座っちまった原因は・・・その後の特集のパリの同時テロでありました。
解説は上手くまとめられていてそりなりにナントナク分かりました。
背景や状況説明やら・・・そして、おお、やるなぁNHKと思ったのは、その後の現状を取り上げた事でフランス人気質の一端などを垣間みた気にさせられた事・・・ナント申しましょうか、やっぱし革命で国が興った歴史の命脈、なんて物を感じるのは私の勘違いかもしれませんけど、自分としてはけっこう好きじゃないフランス人気質を確認した思いでありました。

で、テロ対策だの何故そうなったのかとか、コメンテーターやらフェイスブックからの投稿なども含めてマトモそうな意見が飛び交っていた訳ですが・・・テロと言うから見誤ってやしませんか? 戦争だとしたら? 規模の小さい戦争だとしたら見方は変わりませんかね?
結局は自分の利益の為の暴力でしか無い訳で、対話でドーのコーのナンて解決する分けないじゃないか・・・対話の結果求める利益が得られなければ無意味じゃないか、と、自分は冷ややかに眺めた訳です。
抑圧されたり差別されたりする者にはそれを跳ね返す手段として暴力が許される事は無い訳です、が、結局行き着くのは、歴史を見ても最終手段は戦争と言う暴力だと思う訳です。
ですが、小さな戦争を仕掛けて大きな国の体制を動かした事実も過去に無いんですけど追いつめられて煮詰まった人達に他に手は在るのか?との疑問も生まれます、が。
過去のテロの解決・・・殆どの場合、この惨事を忘れてはいけない!!!戦い続けようと言いつつ、段々と色褪せ、なし崩しに風化する訳です。
もちろん、権力的に強い方の説明が全てで、悪いのは暴力を振るったテロリスト、と。
地球上から戦争が消えた事が無いのが何よりの証拠で、人間は生存の為に戦うように出来てるんじゃないんですかね?
話しは飛びますが、アフリカ方面からの移民が差別か区別かで仕事に就けずに既に2年・・・それが不満だと言うんですが、2年間の無職の間にも月額10万円程度が支給され喰ってはいるみたい、で、けっこう福祉的にはしっかりしてるじゃないか、ナンて思う私は甘いですか?

で、一番強く思う事は・・・異民族や異宗教の人との現実的な利益に繋がる話は、本音でぶつかり合う程成り立たない、と言う事であります。
だって、それしか信じないから芯が強い訳でしょ?
他の宗教なり風習の価値観を本気で受け入れると言う事がどう言う事か、真剣に考えたらあり得ない、と、自分は思う訳です。
うん、判った・・・君の考えは呑み込めた、が、僕とは相容れないね・・・と、言う事で妥協できなければ判ったと言いつつ元の木阿弥。
理解すると言う事は受け入れる事だと思うんでありますが・・・宗教は気持ちだけじゃありません。
意識や知識のあとに行動が無いのは無意味だと、仏様が言っていたような気がします。
日本と違って他の国の宗教は生活の規範であったり、考え方の基礎であったりする訳です。
と、言う事は、受け入れると言う事はそこも含めて受け入れなければならない訳で、そんな事まで考えたら、自分らの今の生活の形も少なからず影響を受けるって判ると思うんです、が、対話して言い分を判ってもらえたら解決なんて考えるなら一神教の人とは話しできないと思います。
で、それでも良いと思うならドガチャカドガチャカと広い心で受け入れれば良い訳ですが・・・ドーなんでありましょうか? 
移民やら難民を大量に受け入れてホントーに上手く行っている国って在るんでしょうか?
上手く行っているんならテロも無くて良い気がしますけど。
でも、本当の不満は経済的な事なんで本質は宗教じゃないとも思ってるんですけど。

さて、私のゴミのような戯れ言が的外れなのは毎度の事でアレなんですけれども・・・若い世代は日本国内で日本人がテロを頻発させていた事を知らないんですね。
東アジア半日武装戦線・・・勇ましい響きでありますねぇ・・・そして、勇ましさの証として三菱重工のビルなど爆破したりしてます・・・これは紛れも無い無差別爆弾テロでありましたし、その後幾つもやってます。
共産党系の人が深く関与しているので1950年以前の生まれのその筋の人は私何かよりも詳しいはずです。

日本って、先の大東亜戦争もそうですけど、そんなに一本調子で今に至っている訳ではなくて、移民はいないとか、異国民を受け入れていないとか言われますけど、それは西洋人の顔をした人達がいないと言うだけで、地理的に近い国からは相当数が入っているし、今も居るし、帰化もしてるし、で、アジアの島国で言語も特殊と言う地域特性を鑑みれば、十分近隣諸国の民は居着いているんですけれどもね・・・それが元で起きたテロも多数であります。

まっ、馬鹿オヤジの戯れ言ですが・・・フランスのテロが珍しいモンじゃ無かったと言うか、ISで騒がなくても自前で生まれる下地は日本には潜在的に在ると言う事ですかね?

私ってば・・・こう言う事を書き始めると思ってもいない過激な方向に流れちまう傾向が在りまして、ナンだこの野郎、と思われた方にはさっさと謝っちまいます。

でも、日本って、とんでもなく平和ですぜ・・・空気も水もきれいだし。
コンビニで何でも売っててしかも所得水準から言ったらべらぼうに安いし。
外国気触れの人は別にしましても日本人の感覚でこんな暮らしやすい国はここしか無いと思います。
なので、日本で騒動を起こすテロリストには断固反対します・・・金で済む話しならば安倍晋三君と相談して下さい!!!



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