じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ネパールの旅 小ネタ3

2015-12-09 19:39:59 | 日記的雑談
旅をしても土産は殆ど買わない・・・と、言いつつ珍しい食べ物や飲み物は家の者への受け狙いで良く買って来るのだが。
今度の旅でもネパールのおいしいココナッツビスケットを買って来た。
いや、昨年は紅茶とか豆とかチョコレートとかけっこう買ったのだが不評だったので今年は止めた。

で、土産ではないのだが自分用の記念品は良く買う。
それと、アレだ・・・大きな声では言えないが、偽ブランドの山用の衣類も買って来る。
この度はノースフェイスの偽物・・・通称ノースフェイクを数点買った。
いや、現地で着るのに買った物なのだが捨てるには忍びないと言う事で持ち帰って密かに着用すると言うのがアレなんだが。


スクラップ部品でバイクや怪獣など作るのはタイが発祥か?


確かに見ては楽しい物だが、さて、買ってドーする?


石だ、角だと言うが、大抵は燃やすとプラスチックと判る


プラスチックの仏像 貴方が思っているより相当高い


ヒマラヤの石 では無くて「岩塩」


こちらもムスタン地方で採れた岩塩

カトマンズのタメル地区には土産物屋がひしめいていて、チベットやヒマラヤを売りにした物が多く売られている。
インドと国境を接しているのでカシミヤ製品なんかも多く見掛け、どれもが100%本物と謳っているのだが、信憑性は低い・・・らしい。

路上の土産物売りは客引が煩いが、店を構えている土産物屋は殆ど客引はしない。
売り気を見せると値切られると思っている節が感じられ、店頭を見流している分には殆ど声はかけられない。
しかし、一度こちらから「これ幾ら?」などと声を掛けたらしつこい。
で、値段の交渉になると「幾らなら買う?」となってとんでもない価格を言うと呆れ返って黙ってしまう。
値段交渉は嫌いなのだが、しかし、タメルでは同じ商品が店に拠って全然価格が違うので一発探りを入れてから買わないと危なくて仕方が無い。

ノースフェイスの偽ブランド品も同じ物が好き勝手な価格で売られている。
なので2~3軒当たって相場を知るのは必須だ。
コレまでの経験から言うと店構えは小さくても在庫が沢山在る店は総じて安く、店が大きくて陳列がキレイでも在庫がスカスカの店は高い。
タメルの偽ブランド店の中には卸屋も店を出していて現地の人は倉庫に入り込んで品定めをして買っている。
しかし、店と倉庫は違うビルだったりして旅行者にはわかり難い・・・と、言うよりも辿り着けないと思う。

写真の土産物は1個も買ってはいない・・・いや、仏像は一昨年買ったし、ブレスレットは昨年買ったので今年はもう買わない・・・あっ、ブルブレの宿で買わされていたんだっけ。

今年の自分への土産は「岩塩」を買った。
タメル地区の外れの地元民用の店が列ぶ路地で買った。


人の良さそうなオバチャン 生の唐辛子をおまけにくれた

ヒマラヤの岩塩は日本でも有名で、精製塩とはひと味違う風味だとか、期待して買ってみた。
買うにあたってはオバチャンが吹っかけて来る事は微塵も考えず、言い値の1個60ルピーで二つ買った。
まっ、元が安いのでドーでも良い事ではあるが、後で土産物屋で袋詰めの岩塩を見たら半分くらいの値段だった・・・やるなぁオバチャン。

で、如何にも岩みたいな濃い色をした岩塩なんだが、コレが不味いのだ。
いや、塩としての風味は悪く無いのだが何処かに石油臭さのような油っ気を感じるのだ。
時に山の中の宿の食事で石油臭を感じる事が有ってケロシンストーブの石油が混入しているのか?などと思っていたのだが、何度かそれを感じて、石けんで手を洗わないんだろうな、なんて思っていた。
しかし、恐らく犯人はこの岩塩じゃないかと思う。
舐めてみればしっかりと石油臭さを感じるのだ。

まっ、いつもの事ではありますが、ここに書いた事の信憑性は・・・私はそう思った、そう感じた程度の事とご了承ください。




コメント (4)
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タル~ダナキュー

2015-12-09 14:52:05 | ネパール旅日記 2015

 11月7日(土曜日)快晴 目的地 ダナキュー

5時半起床 7時朝食 8時出発

本日の朝のお会計 1790Rs(2106円) 部屋代350Rs コーンブレッド+ゆで卵2個+フライドライス+ビール+フライドエッグ+高茶をポットで・・・。
ビールが450Rsで温水シャワーが無料のトイレ付き部屋が350Rsを加味すれば、こんなきれいな宿で飯もそこそこ美味い!!!と、なると、もっと歳をとって尺取り虫的にしか登って行けなくなったら、こんな宿を拾いながらのんびりと旅して行くのも良いなと思ったりして・・・いや、今の旅はそんなにのんびりはしていないのであります。
幾らでも時間がある訳ではなく、帰りのチケットは一月後と決まっていてビザもそれに合わせて1ヶ月ビザなのでありますから、意外とキッチリと予定が組まれていたりするのであります。

8時にタルを出発して12時にはダナキューに着いてしまった。
ダラパニではレモンティーを飲んで30分近くも休息したのに、今日の道はアップダウンも少なく早く歩けたのだ。

それでは、時間が有るからもう一足先に伸ばすか?と言うのは高度順化の掟破りになってしまうのでダメなのです。
タルの標高が1700mでダナキューが2190m・・・程良い標高差の500mでありまして、次の宿まで行ってしまうと標高が2400とか2600とかで、少し高過ぎるのであります。
いや、標高2500前後なので行ってしまっても何も起きないのでありますが、しかし、そのツケが標高3500を越えた時に出ると言うのは意外と気にされていない事実なのであります。
高度純化の鉄則として3500mを一つの鬼門にするのは山登りでは常識でありますが、私の勘では、3500で出る症状は、既に2500越えで順化に失敗しているからなのだと思うのであります・・・しかし、残念ながら私だけの意見でして巷には広まっていませんが。
ちなみに高度障害は寝ている間に悪化するので症状の出そうな高度に到達してもそこに居座らずに下がってしまえば平気な訳です。
そして、身体は登って記憶した高度へ対応しようと順応する訳で・・・それが高度純化の鉄則でありますので、一気に上げたらダメな訳です。

自分の歩き方は、ゆっくり休まずでありまして、速度は決して速くは無いのです。
しかし、急いで行っては休み、また急いで自分を抜いては休んでいる間に抜かれる・・・ナンだかインターバルトレーニングみたいに忙しく歩く人が多い訳です。
で、ありますが、長旅のトレッキングでは休まずに歩き続けられる速度を維持するのが良いと思う訳です。
誰かと競っている訳でもないトレッキングでは疲れる程の速度で歩く必要は無いのであります。


タルチョはためくトタン屋根の向こうにマナスルが見える


畑と言う感じはしないが育ったキャベツは立派だった


ダナキューの村は道路のお陰か、物が豊かに感じられる


男性が肩に背負っている木製の鋤が珍しくて撮ったが


見たら分かりそうなモノだが この葉っぱ危険!!!

時間が早く天気も上々・・・絶好の洗濯日和なのだが、残念な事に昨日全部終わらせ、生乾きの靴下を干す位しかやる事が無い。
昼飯のヌードルスープを食べた後、手持ち無沙汰で散歩に出てみた。
遠くにマナスルが見えるがその景色もさほど感動的ではなく、馬糞が乾燥して風に舞う道をとぼとぼと歩いて見たが、村は5分と行かずに終わってしまった。

ネパールトレッキングの全般に言える事なのですが、歩く事と景色を楽しむ意外に楽しみは無いと思って良いのであります。
宿に泊まっても、温泉が有ってのんびりとか、軽く一杯やってカラオケ・・・なぁ~んて楽しみは皆無であります。
読書、ですか? たかが文庫本と言えども4空册も持つと重く感じます。
そして、本好きな人だと読む速度も速いもんで文庫本などはナンボ有ってもすぐに読み終えてしまうのであります。
ちなみに私は家を出る時に持っていた文庫本の4冊のうち、1冊が名古屋の空港で、次がバンコクの空港で、次はカトマンズの宿で、と、既に3冊を読み終えている訳であります・・・本はカトマンズの宿に寄付してきました。
そして、昨日・・・貴重な最後の一冊に手をつけた訳ですが、中村安希「インパラの朝」は意外と面白くて、一気に読み終えるのは必至・・・ああ、勿体無い、であります。

さて、ブラブラと散歩をして居て妙に威圧感のある葉っぱを見つけた訳であります。
棘だらけの武装をしたこれ見よがしな風体の葉っぱは、どう見ても危険だと思ったのですけれども、しかし、まっ、たかが植物・・・しかも葉っぱ、と舐めて手を出したら、棘は触っただけで指先に吸い込まれるように刺さり込み、そこは激痛が走ったのであります。
いや、力を加えて摘んだ訳ではなく、本当にただ触れた程度なのであります、が、すぅ~っと言う感じでなんて事無く刺さったのであります。
ナント申しましょうか、ちゃんとした釣り針がこんな感じで皮膚に吸い込まれるように刺さるのですけれども、それと似たような感覚でありました。
しかも、棘が刺さった感じの痛さではなく、明らかに毒を持っているな、と言う痛さな訳で、その後三日間痛み続けたのでありました。

いやぁ~参ったな、であります。
これは宿に戻って本でも読むしか無いな、と言う事で、中村安希の本を読むことに。








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午後の独り言

2015-12-09 13:00:09 | 日記的雑談
凄い天気だ・・・凄い青空なんである・・・しかし、ナンだな、凄いって、よく考えると意味不明だな。
たぶん、貴方の凄いと私の凄いは、質・量ともに全然違うと思うし、下手したら、私が凄いと思う者を貴方は「屁」と思うかもしれない・・・言葉って難しいね。

まっ、そう言う事を考えると何も言えなくなってしまうのだが・・・まっ、本日の我が家地方の青空はナンでアレ掛け値無しに凄い・・・そっか、素直に快晴と言えば済む話しか?

今日は朝も早くからジムに行って超軽い筋トレと念入りなストレッチ・・・近頃ストレッチは無意味とか言う意見をネットで読んだが、ストレッチって筋トレに近いモノからマッサージ系のモノまであるんで一概にアーダゴーだと宣う事も出来ない代物・・・まっ、本物のアスリートは不要とは言わない・・・巷に無駄なストレッチが氾濫しているのは事実だしナニなんだが、一番大事な事は・・・鰯の頭も信心から・・・これホント!!!

昨日のスキーの影響が早くも現れ、膝の具合が芳しく無い・・・痛いとまでは言わないのだが、前兆のようなモノを感じるのだ。

で、本日、とあるマシーンで運動しつつ脚の動きを観察したら、右足は膝が内側に入って来る傾向が在る事が伺えた・・・と、言う事は、足は外側から回り込むように・・・要するに回外足気味になっていると言う事で、大袈裟に言うと膝は着地の度に捻られていると言え、足は、小指の側から先に着地するのでそこが痛む・・・成る程、道理で歩く時にガニマタを意識すると痛みが和らいだ訳だ・・・まっ、一度折れた足首をくっつけてあるのだから少しアライメントが狂うくらいは仕方が無い・・・しかし、ガニマタでスキーをすると言うのは難しいかも。
いや、スキー靴には傾きを調節する機能が有るんでやってみよう・・・余計な事すると反って危うい感じもするけれども。

外気温は10度を僅かに超えた程度であるけれども、勢いのある日差しで部屋の中は暖房要らずでポッカポカ・・・昼飯の後と言う事も有って眠気をもよおします。
ベランダが洗濯物に占領されていなければマットを敷いて日向ボッコ的昼寝に良い感じなんだが、自分の猿股がたなびく下で昼寝と言うのもナニなんで止めておきましょう。

<仙台東西線>平日利用 予測大幅に下回る

仙台市と言う中途半端な田舎の都市に地下鉄が東西南北と二路線も必要なのかドーか?
私は反対派だったのだが、その理由は・・・自分の住んでいる所に何の恩恵も無いから、と言う歪んだ理由からでありました。
まっ、僻みからの反対と言う本音はさて置きましても、マジで言うと、採算予測の甘さと、既にズーーーット前から地下鉄ありき、開発ありきの旨い話しが密かに進行していて、その筋の人達は既に儲けられる体制ができている、と言うのが真しやかに語られるのを小耳にはさみ、部外者である私にはやっぱし1ミリの恩恵も無い、と言うので反対だった訳です。
と、まぁ、ゴマメが歯ぎしりしてもどうにもならないのは古からの決まりでありまして、地下鉄東西線は見事に開通した訳であります。
で、開通してすぐの利用者数が予想を大きく下回っていると言うんですけれども、なぁ~に、そんな事は元より承知・・・今回の比較は一日の利用者数を8万人と見込んでの比較ですけれども、建設の賛否を問うていた頃の予測は一日の利用者数は13万人でして、その後度重なる下方修正で8万人まで下げた訳ですけれども、それでも追いつかないと言うこの事実・・・まっ、行政の無理押しなんてのはそんなモノと相場は決まっているので驚きもしませんが。

仙台市の市長はお飾りとして最高でありましょう・・・特に土建関係には最適でありましょう。
主体性や指導力は殆ど無く、ナンでソーなるの?的な事業が粛々と進む訳です。
まっ、良く判らない市民の戯れ言でありますが。

<新自動車課税>燃費性能で税率4段階 軽自動車は最高2%

政治で下される飴は小粒で、しかし鞭は大振り? ナンチャって。
いや、燃費の良い車には税金を安くって・・・ソレで思い出したのは、VWとかインチキしてた車って日本では売ってないんですかぃ? もしも、燃費が良い車って事で補助金受けて売ってたとしたら、取り戻さないとダメだよねぇ? へっ? 意味不明ですか?

まっ、いいでしょう・・・しかし、自動車取得税って元々二重課税な訳で、ソレを無くす変わりに違うので取ると言うのは・・・全然懲りてないって言うか、反省したからじゃなくて、言われるの嫌だから名前変えるぞ、としか思えないんですけれども。

で、もっと思うのは・・・燃費の良い車は税金が安いっての不公平ではないのか?
で、はっきり言って電気自動車は税金ゼロったってあんな物を買う人は限られる訳で問題外としても、ソレ以外だとハイブリッド車とかに絞られちまう訳でしょ?

オラみたいにターボ車命とか宣う前近代的な思考の車好きはドーすんのよ?
私しゃ断言しますゼ・・・こんな税金がまかり通ったら車のメーカーはテスト値の燃費だけ良くする工夫をしてきますゼ・・・何処かのVWみたいなヤヴァイ事・・・日本車もカタログデーターと実燃費の乖離を鑑みれば既に十分インチキ臭いですけれどもね。





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