じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

カトマンズへ

2015-12-04 15:24:48 | ネパール旅日記 2015

11月1日(日)~2日(月) カトマンズ 快晴

11月1日の夕刻に仙台を出発し、11月2日の昼過ぎにカトマンズに着いた。
経路は・・・仙台発名古屋行きの便で中部国際空港へ・・・0時30分の便でタイのバンコクに5時10分着・・・10時30分のカトマンズ行きに乗り、12時45分着、(時差は1時間15分巻き戻し)と。
ろくに眠れない深夜便の寝不足はバンコクの空港での待ち時間に寝る事で補う作戦であります。

バンコクの空港は色んな意味で好きであります。
良く探せば足を伸ばして横になって眠れる箇所は豊富にありますし、そう言う寝方をして居ても誰かが咎めたりする事はありませぬ。
少し高いですけれども和食風味の食べ物屋もありますし・・いいえ、決して和食屋ではないのが味噌でありまして、だから、行く時に食べるとナンだこりゃ?と、なるので、日本食のホントの味を忘れた帰路に食べると良い代物でありますが。

カトマンズに着いてアライバルビザを貰う訳です・・・30日期限の物で40ドルです。
昨年まではUSドルしか受け付けなかったんですが、タイバーツや中国元、日本円やユーロでも支払いが可能になっていました。
が、もっと驚いたのは、カードでの支払いまでOKになっていた事であります。

余談ですが、今時ビザを取らないと入れない国って、電子的取得も含めると貧乏国とロシアくらいなもんですよね。
ロシアはまぁ諸般の事情がナニだとしましても、貧乏国のビザはドーせ外貨稼ぎ、資金稼ぎなんでありますから、ビザなんて面倒な手続きを踏ませないで、金だけ払うシステムで良いと思うんですが・・・でも、支払った印がビザの証書か? ならば仕方が無いな。

で、事前情報としてネパールは大変な事態になっているとの噂を掴んでいた訳であります。
先の地震の影響と、内政問題のごちゃごちゃで極端な燃料不足・・・下手したら国内の移動が不可能かもしれないと驚かすネパール在住者の情報まで飛んでいたりして。
しかし、空港の外へ出てみると、観光客の少なさに比例した車の少なさは別にしましても、タクシーはずらりと列んで客待ちしているし、で、なぁ~んだ排気ガスが少なくて空気がきれいで良いじゃないか、と言う感想が私の偽らざる気持ちでありました。

そんな訳で客引して来るタクシーの運転手に「タメルまでハウマッチ?」と尋ねると、1000Rsと言うではありませんか・・・昨年は200Rsから300Rsだろう、高すぎるよ、と言うと、闇で1リットル400Rsの少ないガソリンで効率よく稼がないとダメだから今は粘っても下げないよ、と、言われる始末であります。
まっ、300Rsは353円、で、1000Rsは1176円・・・体制に影響無い金額と言えばそう言う事でもあるし、まっ、900ならドーだと再度押すと、お前もしつこいな、乗れよ、と言う事で交渉成立。
しかし、運転手もやるもんで、1000Rs札を支払ったら釣りが無いと言って結局は私の負けでありました。

さて、この度の宿泊先はブッキングドットコムから予約したHOTEL HANAであります。
邦貨換算では一泊1200円程度の中級ホテルであります。
いや、見栄はって安宿を中級と言っているのではなく、タメル地区で安宿と言うと500円とか600円になるのでホントに中級なのであります。
しかし、その後一度チェックアウトして又戻って来た時には邦貨換算で950円まで値切れたので、実勢価格はもっと安いのかも知れませぬ。


無料の朝飯 ジュースとコーヒーも付きます

まっ、しかし、上を見ても下を見ても切りが無いし、もっとアレなのは、最初の年に1泊40ドル程の比較的高級なホテルに泊まったんですけれども、夜間に犬の声が煩いのやら、隣の部屋や上の階の物音が筒抜けなのは値段の如何に無関係と言うのを学習しているので熱いお湯の出るホテルでドアに鍵がかかれば何処でも良いと言うのが偽らざる気持ちであります。

で、荷物を4回の部屋まで運び上げベットに腰を下ろすとそのまま寝ちまいまして、気がつけば既に日没間近・・・ソーラー温水の場合日暮れとともに湯が冷める事もあるので慌ててシャワーなど浴び晩飯を喰いに外に出て、本日は素直に宿に戻り就寝・・・午後7時頃でありました。

いや、日本との時差が3時間15分あるのでまだ馴染んでいない私には十分眠たい時間なのであります。

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ネパール写真(子供ら)2

2015-12-04 14:02:46 | 写真
人を撮るのは苦手・・・撮られるのはもっと苦手。
大きなトラウマが有って・・・20年も前でありました?
いつもの公園でいつものように、遊具で遊ぶ子供を撮っていたらその子のお母さんに怪しい人が写真を撮ってるって叱られ、なんか通報までされちまった訳です。
あれは公園の木々も色づく良い感じの頃で、自分としては風景と絡めた空気感を撮っていたつもりだったんでありますが、まっ、叱られちまった訳です。
あの頃、パパラッチを含む盗撮が問題になっていたのも事実でありまして、何か勘違いでもされた物やら・・・いや、私人の風体とかはその頃から十分怪しいと言えばそうなんですけれども。
で、その後、世の中は益々一般個人でも肖像権だのプライバシーだのと喧しくなり、迂闊に見知らぬ人にレンズを向けるとトラブルになると言う事がカメラ雑誌などに載ったりもしました。
考えてみれば・・・ただ公園で遊んでいたら見知らぬ人に写真を撮られ、それがどう使われるのかも分からないとなると薄気味悪いと言えばそうとも言えるし。
撮って良い場所や環境の時ってある訳ですが、そう言う場所へはなかなか出向か無い自分は先のトラウマも手伝って人を撮る事からズーーーーーット遠ざかっちまった訳です。
トンボの目線は捉えられるけれども、人間の挙動の予測は苦手・・・だから人は撮れない、ナンて言い訳してからネパールの子供の写真をしっかりと出す我・・・意外と恥知らずでもあります。


Rajuの姪っ子 12歳 セカンダリースクールの生徒


Rajuの姪っ子 9歳 プライマリースクールの生徒


ヤギの世話をしながら峠から下の村を眺めていた少女


かまどの前で子猫を抱いて遊ぶRajuの姪っ子


額にポチッと塗られているのはヒンドゥーの子供?

アジアの国々でも人の写真は撮りづらくなった。
特に都市部では観光客が不躾に人の生活を切り取る行為に怒る人が増えた。
運が悪いと激怒されトラブルになったり金を要求されたりもするようになった。
しかし、ネパールの山間部の子供たちは無邪気と言うか、素直と言うか、カメラを向けられたのが分かると喜んで撮らせてくれる。
それでも、親が近くにいる時にはひと言断った方が良くて、勝手に撮ったら怒られたなんて事も希にはある。
何故写真に撮るのか? 
珍しい物や面白いものや美しい物、と、何かしら特徴が有るからレンズを向ける訳だから、普通に遊んでいる子供に観光客がカメラを向ける行為は、言ってみれば、その子供らが特殊に見えてますと宣言している訳で、失礼な事ではあると思う。


学校へ向うセカンダリースクールの二人


この子も通学途中 笑顔が可愛い


弟の手を引いて通学していたのでした

どの子の通学も山道や石段を上り下りして行くけっこう厳しい道です。
しかし、子供らは苦にもせずお喋りをしつつ、時には石段を駆け上がり、登校して行きます。
セカンダリースクールは制服がある事が多く、きちんとした身なりをして居ます。
そして、どこかに赤いリボンをつけているのですが、それが何の印かは聞けず終いでした。



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朝の独り言(雑談)

2015-12-04 10:24:23 | 日記的雑談
昨夜は暴風雨・・・んっ? ぶーふーうーってのがありましたね。
あの話しは子供心に納得が行かなくて、親にしつこく解説を迫り呆れられた記憶が微かに有ります。
推測ですが、御幼少のみぎり既に自分は野生の動物や家畜と存分に触れ合っていて擬人化されたキャラに馴染めなかったのだと思うのです。
犬は小さな子供には吠え掛かるけれども大人にはあんまし歯向かわないとか、リスなんて小さいからと思って下手に捕まえると噛まれたらとんでもない怪我をするナンて事も知っていた訳で、豚が家を作る絵を想像できなかったのだと・・・そもそも畜生が喋るだなんて、と、そんな事を思ったような気がするんですけれども、夢の無いガキで有ったのは確かです。

昨夜の暴風雨を引きずったまま、唯今現在も斜め45度から雨の吹き付ける暗い寒空であります。
明日は雪かもしれないと踏んで急いでタイヤを替えたんですが気温は高いままですね。
いや、雪を待っているんですよ・・・スキーシーズンよ早く来い、と。

人間って精神の生き物だなとつくづく、そしてしみじみ思う今日この頃・・・貴方様はご自分の心と正直に向き合っていますか?
そーですか・・・お前ごと気の心配は無用、と、おっしゃいますか・・・まっ、いいでしょう。

アレです・・・一月前、右手首をねんざし、結構な痛みを抱えたまま出発した訳ですが、現地ではねんざしていた事さえ忘れていまして、痛みは無かった訳です。
が、しかし、今朝方から右手首が少し痛い訳です・・・ああ、俺は手首をねんざしていたんだっけ、と、思い出しました。
しかし・・・人間の身体って凄い仕組みが隠されているもんですね。
全力で歩き切り無きゃならないと心に決めた時から身体はその方向一点に向って力を発揮するんですかね?
現地にいる間の私は力が漲っている感じでして、近頃は滅多に無かった夜明け頃のあの張りも毎朝でしたものね。
で、私の口の中と言いますか、歯や歯茎はボロボロなんでありまして、ややもすると出血なんかしてたりする訳です。
しかし、ネパールにいる間は喰えそうな物は何でも喰って燃料にしないとな、と言う事で歯もしっかりしなくちゃ、と、踏ん張るのか、皮付きのリンゴを丸齧りしても血の一滴も出ませぬ。
ナント申しましょうか・・・シロートの勘なんですが、全面的に免疫系等が頑張ると、申しますか、生き延びる為の方向性として、全身が交感神経優位に支配されるんじゃないかと思う訳です。
なので、一ヶ月も山の中を歩き回って、この私が野糞を垂れたのが僅かに3度と言う・・・それも、不調の二日間に渡っての三度と言うのは誠に持って不思議な事な訳です。
ちなみに、今日なんか7時に起きてから既に4回もン子に行ってますからね・・・只今身体は鋭意回復を目指し副交感神経優位に働いているモノと思う次第であります。
でも、ナニんかの本で読んだんですけれども、交感神経優位の人って短命なんだとか。
まっ、長生きは人生のバツゲーム、と、確信する私としましてはポックリ逝くならそれも有り難いんですけれども。

只今外気温は・・・手元の温度計で8度であります。
微妙だなぁ・・・山が雪になるとしても上の方だけだろうな。
岩手や山形ならもう少し冷えているかも?

気持ちは既にスキーシーズン待ちであります・・・ドーして私って思い出とかに浸っておとなしくしていられないんでありましょうか?
まっ、終わっちまった過去に思いを寄せ続けても距離は遠のくばかり・・・それならば、次にやって来る現実を迎え撃とうと・・・そんなはっきりした気概も無いんですけれどもね。

アレです・・・ある一時期を境に、その向こうの過去は余りにも見たく無い物ばかりなんでずっと蓋をしつつ明るい明日を目指した時期があるんですけれども、そん時ですかね、こんな風な自分が出来上がったのは。

面白いですよね・・・生きてる限りはどんな未来も確実に過去になるって。
そう思うと未来に対しては貪欲に捕まえに行かないと、ホントは過去も痩せ細ったモノになる・・・ナンチャって。

私が過去にこだわらない理由、ホントは知っているんです。
私って、友達少ないし、外へ出歩くって行っても一人で野山に行くだけで他人との接触ってとても少ないんですよね。
なので、過去に戻ってみてもそこにはいつも自分しかいない訳です。
それって、周りの景色とか環境は違えども会えるのは自分でありますから・・・興味薄いですよね。
そこに誰か他の人と共有した思いなどが織り込まれていれば戻って眺める価値も出ようかと思うんですが・・・要するに寂しいんですね、過去が。




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