11月18日(水曜日)快晴 目的地 ゴレパニ(2860m)
今朝の支払い 2220Rs(2612円)宿代250Rs
ツナサンド+ビール+ミルクコーヒー2杯+トマト・オニオンピザ+トースト+フライドエッグ+紅茶をポットで。
6時起床 7時朝食 8時出発
今日の行程はけっこうきつい。
1190メールまで降りてしまったのにまた2860mまで登らなければならない。
以前は一気に行くのが当たり前のコースだったが近頃は途中のシッカで一泊して刻む人が多いらしい。
確かに、一気に1800m近くを登り切るのは辛いのだが、しかしこのコースは展望と開放感に助けられ、気持ち的には苦にならない。
まっ、苦にする人が多いから刻むようになったのかもしれないが。
要所だけに滅多に見掛けない標識があった
棚田が美しい
シッカのチェックポイント
上がトレッキング許可証 下がアンナプルナ山域の許可証
薬缶の奥に見えるのはダウラギリ(8164m)
樹林帯は日本の山道と変らない
ゴレパニはアンナプルナ山域でも人気のポイントなのだ。
近くのプーンヒル展望台(3193m)からの眺めが素晴らしく、交通の便の良いポカラから短期間のトレッキングで来られるからだろう。
ぷーんヒルからはアンナプルナの殆どの山とダウラギリ、マチャプチャレなどの秀峰が見られる。
標高2000m前後には桜が多い
これは、この派手さはヒンドゥー教なんだろうか?
登りがきつく汗を絞られるのだが桜をはじめ様々な花が見られ気が紛れる。
そして、植物が多ければ虫も居て、それらを見つけるのも楽しい。
11時00分 シッカ着 昼食 12時00分 シッカ出発
シッカからゴレパニまでは5キロで1000mを登る。
途中茶店にも寄らず手持ちの紅茶を飲みビスケットを齧って歩き、15時45分ゴレパニ着。
一昨年泊まった宿の向い側に宿を取った。
部屋に荷物を置き、お茶が飲みたくてダイニングに行くと、サンマの缶詰のOさんが居た。
Oさんは明日の早朝プーンヒルの日の出を見に行きポカラへ下るのだとか。
自分は明日からアンナプルナベースキャンプへ行くのでまだ2週間はネパールに滞在すると言うと、その時間があるのが羨ましいと言った。
物価の安いネパールは一度入国すれば長く居ても金銭的に苦にならず、長期で滞在したいと思うのだ。
しかし、食べ物その他の条件から、都市部の滞在は別として、山間部のトレッキングは一ヶ月が限度だと自分は思う。
今日で2週間以上米を食べていなくて無性に食べたかった。
しかしインディカ米は性に合わないのでポカラの定食屋まで我慢する事にしてチキンピザを食べた。
日本での自分の生活にピザは殆ど出て来ない。
年間に食べるピザの量は冷凍も含めて5枚も食べないのに、ネパールに居ると食事の半分がピザになる。
かし、それで5キロも痩せるのは、ピザが小さいのか、歩くから痩せるのか?謎である。
昨日、寝袋を開けて寝ても寒く無かったタトパニとは打って変わってゴレパニは寒かった。
隣の二人連れがいつまでも喋っていて気になる・・・これは、フランス語か?
自分はフランス人とは絶対に相性が悪いと確信しつつ、8時就寝。