台風15号の被害に対する政府の対応をみていると、危機管理とは何かを考えざるを得ません。
9月13日放送のテレビ朝日の「報道ステーション」で後藤謙次氏は、「1999年10月に小渕内閣が改造をしたんですけど、この時の改造がそれまで自民党と自由党を加えた公明党を加える歴史的改造だったんですが、10月1日の改造予定日の前日9月30日に茨城県の東海村の核燃料工場で臨界事故が発生して、その時の官房長官野中広務さんの進言によって小渕総理大臣は改造の期日を5日間延期するんです。その間に官邸で危機管理を一手に引き受けてかつての手慣れた大臣で乗り切った」と指摘していました。
ちょっとだけ支持率を上げるほうが、災害対策より大事なんだろうか・・・