NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

6/6 → 6/5 → 7/6

2011年09月15日 | 二宮町商工会の紹介
1月間の研修に派遣していた職員の研修が終わり、今日から職場に戻ってきてくれました。

朝のミーティングで、「大変有意義な研修を受けることができて、皆さんに感謝します。」という挨拶をしてくれましたので、今後の活躍を期待したいと思います。

そこで私が職員に話したことは、次のとおりです。

「1月前までは、6人の職員で6人分の仕事をしていましたので、1人当たりの仕事量は6/6でした。

1人が研修中の1ケ月間は、5人で6人分の仕事をしていましたから、1人で6/5の仕事量をこなしていました。

1人が研修から戻りましたので、6/5 × 6人 ≒ 7/6という計算が成り立つはずです。

今日からは、元のように6人で6人分ではなく、6人で7人分の仕事をするんだと考えましょう。」

変な計算式ですかね?

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番場くん家の「復興玉子焼」

2011年09月14日 | 地域情報・まちづくり
毎日お昼前になると、二宮町商工会に宅配のお弁当を届けてくれる青年がいます。





おいしさをBanBan配達する番場くん、彼が町中を走るスピードは飛脚のマークの宅急便を追い越す勢いです。


1食400円なりのお弁当を置くと、東日本大震災被災地を支援するために設置した募金箱に2,000円ほどのお金を投入し、あっという間に姿を消してしまいます。

<種明かし>
震災の後、彼は毎日午後5時半になると「復興玉子焼」と書かれたダンボールを掲げて、お手製たまご焼きを店の前で売りはじめるのです。(恥ずかしがり屋なので、手だけの登場です。)







1個350円×6個=2,100円
そう、彼が毎日募金箱に投入するお金は、このたまご焼きの売上金なのです。

「どうして始めるようになったの?」
「俺も貧乏だけど、被災者はもっと大変だと思って・・・」

凄いぞ! 番場くん。




Ban番の場所です。機会があったら、立ち寄ってみてください。

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半死半生語

2011年09月13日 | 二宮町商工会の紹介
以下は、商工会スタッフの会話です。

A 最近、健康志向でランチに五穀米を使うお店が増えてきましたね。
B 昔は、「貧乏人は麦を食え」と言った人がいたんだけどね。
A 誰が言ったんですか?
B 池田勇人という大蔵大臣。
A 知らない、そんな人。
B ・・・

言葉は、普通10年で5%ほど入れ替わると言われていますが、今の日本は8~9%も入れ替わっているそうです。

俵元昭氏は、その著書「半死半生語集」の中で、時代の流れとともに使われなくなり忘れ去られようとしている言葉を半死半生語と表現していますが、もはや「麦飯」も半死半生語なんでしょうね。

名月や昭和も遠くなりにけり

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おはらい町通りの景観

2011年09月12日 | 地域情報・まちづくり
1970年代、伊勢神宮の鳥居前町「おはらい町通り」を訪れる観光客は20万人に過ぎなかったそうですが、老舗和菓子店の赤福をはじめとする地域の人々の熱意により、伊勢の伝統的な町並みが再生され、今や年間の入込客数は300万人を超えているとのことです。







各店舗がそれぞれに工夫を凝らしながらも、日本的な懐かしい町並みが形成されていますが、私が最も興味を持ったのは各店舗に掲げられた看板の数々です。

















シャッター通りを嘆いているだけでは何も始まらないことを、改めて思い知らされました。

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参宮歴史館 おかげ座

2011年09月11日 | 日記
お伊勢さんにお参りの後は、お約束の「おはらい町通り」と「おかげ横丁」の散策です。

先ずは、おかげ横丁のシンボル「参宮歴史館 おかげ座」に入ってみました。





ここは、江戸時代の伊勢路へのタイムスリップが楽しめるテーマ館で、縮寸の町並みからは、伊勢参宮街道を舞台とした様々な人間模様を垣間みることができます。


通りの全景



おにぎりを施行する米屋



三宝荒神(三人乗りの馬)



いました! 昨日、ご紹介した犬の代参です。



心豊かな時空の旅が味わえる、お薦めスポットです。




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犬のお伊勢参り

2011年09月10日 | 日記
今日は、用事があって三重県津市まできましたので、伊勢神宮まで足をのばして参拝してきました。









ワンコ連れで出かけることが多い私としては、ワンコの受け入りが気にかかります。

どこを見渡しても、犬連れはご遠慮くださいという注意書きがありませんので、入口の見張所で聞いてみました。

「今は、犬は入れませんので、こちらでお預かりとなります。」

今は、というところが良いですね。
そう、江戸時代には犬の代参が行われていたそうですから。

広重の浮世絵「伊勢参宮 宮川の渡し」には、お蔭参りの幟をたてた一行の中に、抜参りの柄杓を持つ犬連れの少年が描かれています。




 (お伊勢参り本舗株式会社HP参照)


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ダイヤモンド富士ってか?

2011年09月09日 | 地域情報・まちづくり
昨日は、仕事が終わってから二宮町のランドマーク「吾妻山」に登りました。

そう、吾妻山の山頂からダイヤモンド富士が見えるはずだったんです。
国土交通省関東地方整備局のホームページによると・・・

午後5時45分ごろ、何か変です。夕日が東側の山麓にに沈み始めました。





1年に2回だけの大パノラマショーを一目見ようと集まった人たちからの「右へジャンプ!」という掛け声もむなしく、夕日はそのまま沈みました。





一昨日、湘南平からダイヤモンド富士を見た私としては、昨日は美しい夕景をみることが出来ただけで満足なのですがね。





今日と明日は、平塚の馬入大橋周辺がビューポイントになるはずです。
国土交通省関東地方整備局のホームページによると・・・

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円高と雇用

2011年09月08日 | 二宮町商工会の紹介
神奈川労働局は、8月30日に県内の有効求人倍率は、前月と同率の0.47倍であると発表しました、

業種別では、建設業や運輸業、情報通信業、専門・技術サービス業などが増え、全体では前年同月比4.9%増となっていますが、一方で、製造業は9.6%減となっています。

0.47倍という数字は決して大きいものではありませんが、緩やかながら持ち直しの動きが見られることも事実です。

これに水を差すような超円高については、どのように受け止めたら良いのでしょうか。

円高とは、消去法的とはいえ国際的に円が認められているわけで、本来は歓迎すべきことなのだと思います。

輸出産業へのダメージが強調されますが、輸出で外貨を稼ぐのは外国から物を買うためのお金が必要だからと考えることができます。

輸出と輸入が同額なら為替相場に変動があったとしても、日本全体としてはプラス・マイナス・ゼロですから、それほど大きな問題ではないようにも思われます。

心配なことは、超円高により国内の企業が国外に移転することで、最先端の技術の流出に加えて、国内の雇用の維持ができなくなる恐れがあることです。

しかし、1ドル360円の時代に育った人間としては、日本の底力を信じたい気持ちで一杯です。



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エクレール・お菓子放浪記

2011年09月07日 | 地域情報・まちづくり
昨日、シネマ東北の高澤営業部長にお会いし、映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映会についてのお話しを伺いました。

原作は、小説家・西村滋の自伝的作品で、孤児院を脱走した主人公アオキが、お菓子を思い浮かべて生きる力にしながら、そして沢山の人のやさしさに支えられながら、終戦前後の混乱期を精一杯に生き抜く姿を描いたものです。

映画は、石巻市をメーンロケ地に撮影され、今年の2月に完成しましたが、全国展開する直前に東日本大震災に見舞われ、ロケ地の美しい風景の多くが失われてしまいました。

この映画は、地域での人と人とのつながりが深まることを願いながら、全国に上映の輪を拡げようとしているとのことです。

二宮町でも、上映の可能性について検討してみたいと思います。

『エクレール・お菓子放浪記』予告編

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「足柄茶」の出荷制限を解除へ!?

2011年09月06日 | 日記
神奈川県産の茶から国の基準値を超す放射性セシウムが検出された問題については、このブログでも何回かお伝えしましたが、県は8月24日、南足柄市産の荒茶(三番茶)が基準を下回ったと発表しました。

神奈川県のホームページによると、南足柄市のほかにも、山北町など「足柄茶」としてブランド化されている市町村で生産された茶もすべて基準値を下回っていますので、今後、国に対する出荷制限解除の手続きは順調に進むのではないかと考えます。

一方で、厚生労働省が行った市場での抜取り検査において、千葉県産と埼玉県産の製茶から新たに基準値を超える放射性セシウムが検出されました。

5月12日のブログで、何で埼玉県と東京都を飛び越して、福島原発から300㎞も離れている南足柄市のお茶から基準値を超える放射性セシウムが検出されたのか疑問だという趣旨のことを書きましたが、やはり埼玉県産の茶からも検出されてしまいました。

このことが、足柄茶復活への障害にならないように祈るばかりです。

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為せば成る・・・

2011年09月05日 | 二宮町商工会の紹介
政府は、8月30日に東京電力管内の大口需要家に電力使用量の削減を義務づける電力使用制限令を東日本大震災と新潟・福島豪雨の被災地は10月2日、その他の地域は9日で解除すると発表しました。

大変不幸な災害や事故が原因だったとはいえ、電力をはじめとするエネルギー利用について社会的な関心が高まったことは注目に値します。

二宮町商工会でも節電に努力しましたが、以下は今夏の電気使用量です。

7月分(6月8日~7月7日)
従量電灯(電灯や冷蔵庫) 14%減
低圧電力(エアコン用) 64%減

8月分(7月8日~8月7日)
従量電灯(電灯や冷蔵庫) 26%減
低圧電力(エアコン用) 66%減

為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
(第九代米沢藩主 上杉鷹山)
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江戸の経営学に学ぶ

2011年09月04日 | エコでボランタリーな江戸の町
私は、若い頃はほとんど本を読みませんでした。

小説などは、生まれてこのかた10冊以上読んだ記憶がありませんが、それでも歳を重ねるにつれて少しずつ読むようになりました。

最近のお気に入りは江戸物ですが、江戸の町方の暮らしぶりに触れていくうちに、商いの原点は江戸にあるとの想いが強くなりました。





かのドラッカーも江戸が大好きだったそうですが、彼も江戸の商人からマネジメントについて学んだことが多かったのではないでしょうか。

<写真の本>
200年企業     日本経済新聞社編 日経ビジネス人文庫
江戸商人の経営    鈴木浩三     日本経済新聞出版社
豪商たちの時代    脇本祐一     日本経済新聞社
商いの原点      荒田弘司     すばる舎
成功するリーダー列伝 桐山勝      MOKU出版
江戸商人の知恵嚢   中島誠      現代書館
商いの原点      童門冬二     青春出版社
江戸商人の思想    平田雅彦     日経BP社
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親分子分 or 兄貴分弟分?

2011年09月03日 | 日記
今日は、人間と犬との関係についてです。

昔から、オオカミを起源とする犬は、群れのリーダーに服従する本能を受け継いでいるから、これを利用して上下関係をつくるという説があります。

しかし、犬の起源がオオカミだとしても、それは随分前の話ですし、犬は飼い主が犬ではないことを理解しているはずですから、オオカミのルールというのはどうなんでしょうか?

犬は上下関係だけではなく、横並び関係で平穏に暮らすことを望んでいるようにも思います。

我が家のワンコの場合、私が部屋を移るとぞろぞろと付いてきますし、出掛けるときは「行ってらっしゃい!」をしますが、これは上下関係からの行動だとも思えません。







親分子分なのか、兄貴分弟分なのか分かりませんが、要は、信頼関係を築くことが第一なのだと思います。

一度、ワンコ達に私との関係をどのように考えているのか聞いてみたいのですが、もし喋ったら、「散歩に連れてって!」「ボールを投げて!」「おやつをちょうだい!」などなど、かしましいでしょうね。

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増殖する防災グッズコーナー

2011年09月02日 | 日記
例年、9月1日の「防災の日」の前後には、スパーマーケットやデパートに防災グッズコーナーが設けられますが、今年は随分と様変わりしているように思います。

これまでは、防災グッズコーナーは生活用品売り場の一部という印象でしたが、今年は専用のスペースが設けられて、取り扱いアイテムも数百種類に増えています。







そして、ほとんど目にすることのなかった商品も置かれています。







こうした現象は、3.11以降に防災意識が高まったことの証ですが、大きな犠牲があった事実を風化させることなく、「防災・減災」を日常意識にすることが課題になりますね。



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防災、減災

2011年09月01日 | 日記
大正12年9月1日に関東大震災が発生しました。
マグニチュード7.9の大地震は、死者・行方不明者10万5千余、住家全潰10万9千余、半潰10万2千余、焼失21万2千余という未曾有の大災害でした。

昭和35年に、9月1日を「防災の日」として制定し、災害への備えを怠らないとの戒めを込めて全国各地で防災訓練が行われるようになりました。

一方、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、死者6,434人、行方不明3人、負傷者43,792人、住家被害639,686棟、焼損棟数7,574棟、避難者数316,678人(兵庫県調べ)という甚大な被害をもたらしました。

この大災害の中で、唯一の光明を見つけるとすれば、百数十万人と言われるボランティアの活躍でした。

これを契機にボランティア活動への認識が深まり、同年12月の閣議で、1月17日を「防災とボランティアの日」として制定することが決定されました。

今年の3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴う福島原子力発電所事故による被害は現在進行形なのですが、いずれは何らかの記念日として定められる時が来るのだと思います。

災害を記念する日が増えることは歓迎できませんが、防ぐことが不可能な大災害が発生するという事実は受け止める必要がありそうです。

しかし、防ぐことはできなくても、被害を最小限に抑えることはできるはずです。
改めて、減災について考え、行動に移す必要があることを痛感しています。

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