ブログ仙岩

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中村征夫水中写真家のお話を聞いて

2013-08-16 09:45:31 | 日記
甲子園9:30からで、今朝はすっぴん再放送、藤井彩子アナとダイヤモンド・ユカイさんの質問に答える中村さんのお話を聞いた。

秋田生まれで、酒屋に勤めたり、バイクで柿の種など売り歩いたりの多種の仕事をこなしながら、一週間に一度海に行っていた。そして、19才で、カメラと出会い、独学で写真術を身に着け、環境問題や水中写真の第一人者となり、東京湾の撮影は35年間続けた48年のベテランである。

サンゴの生態では、オニヒトデは悪者であるが、全てのサンゴにくまなく太陽の光が当たるように間引きしており、良いことをしていると。
藤井アナから水中写真を辞めようと決意した質問に・・・1993年取材先の奥尻島で地震に遭遇、南部の青苗地区でカメラや機材すべて失い辞めようと思った。が、多くの方が亡くなっているのに、生き残った私は、生かされた身でもっと海を知る必要があると思い、この地球に生命を誕生させた母なる海は森から川を流れて栄養を頂いている。生命の維持や環境保全の湿地や沼、森をもっともっと知りたいと思うようになったと。

人生には3度チャンスがある。1度目はこの世に生まれたこと。2度目は今の水中写真の仕事、そして、3度目が何か・・・森の写真を撮り続けたいと・・・・。