ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

朝鮮半島の飢餓を救った農学者たち

2013-08-22 08:55:27 | 日記
朝鮮半島の禿山や樹木がないだけでなく、東学党の乱「甲午農民戦争」(日清戦争のきっかけ)は李朝が農民に重税をかけた結果からもわかるように、農民の悲惨な苦しみから起きた。

日韓併合以前から日本人は朝鮮農業へ関心が高く、1881年李樹廷らとともに来日した安宋沫は津田塾大の津田梅子の父津田仙を訪ね、津田の「農業三事」を持ち帰り、「農業新編」を刊行、近代農業の普及に大きな役割を果たした。
1883年津田は朝鮮を訪問、農法啓蒙の推進のため仁川に「農務社」の設立に支援協力した。

津田以外には、心田開発、物心一如、自治自立と口癖の宇垣一成の行った増産だけでない農民自立の農山漁村振興運動で識字にも着手した。また、韓国農法振興庁の金仁植庁長は朝鮮農業実態調査の高橋に対して、「高橋博士の残された貴重かつ膨大な資料によって、韓国農業のさらなる研究開発が進むことを期待できます」といっている。

歴史認識で対立する韓国と日本は米国リンド博士は謝罪は入り口でなく責任を明確に、日本が韓国への歴史上の行為を認め何が起きたのか明確に若者に認識してもらうことであると。