ブログ仙岩

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中国空軍の父林弥一郎

2013-08-24 09:16:36 | 日記
中華人民共和国空軍創設の父林弥一郎少佐は満州残留の関東軍第4練成飛行隊長であったが、東北民主連合軍の捕虜となった。
中国文化人は亜流の朝鮮の亜流と日本を表していた。しかし、中国空軍は袁世凱時代の創設だが、当時の技術力はなく、孫文一派は蚊帳の外、毛沢東が東北さえ手に入れれば社会主義革命は成功するというように、技術力経済力から満州以外では不可能であった。

そんな時、彭真書記と伍修権参謀長は林隊長に空軍創設協力依頼したが、林は技術力、国力が不可欠、パイロット訓練志願者の心身の健全から栄養家族愛、そして、捕虜の身分配慮などの条件をだし、3人の首脳は飲み込んだ。

林は部下の大澄、村田の2つのグループで、訓練する航空学校を創設、飛行管制、気象、通信、整備などの技術者とパイロット162名と合わせて434名の幹部を育成した。林は中国空軍父の称号があたえられ、林の他300名以上の日本人が近代中国軍を支えてきた。中国空軍OBの姚峻氏は林飛行隊の親身の教育と薫陶にいまでも感謝していると。
1989年の天安門事件まではよちよち歩きの中国空軍は90年代に入って、新型機の開発など空軍が増強されて今日の中国がある。