ブログ仙岩

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海の幸クジラと歩んだ60年・大隅清治

2014-07-18 05:46:36 | 日記
18日今朝ラジオ4時台「海の幸クジラと歩んだ60年」クジラ牧場にかける夢(2)日本鯨類研究顧問大隅清治氏のトークをいわき土砂災害警報で中断したが途中から聞いた。

1930年群馬県生まれの海を見たこともない人が、ナガスクジラの年齢査定研究で農学博士となり、日本人二人もいるシーシェパードの自然にしておく反捕鯨には反対という。世界の鯨の食べる魚やイカなどの餌は2.8~5億トンと推定される中で、オーストラリアでは増えすぎて打ち上げられ死んでいる。また、反捕鯨のアメリカが出す海中での音響が音波で対話するクジラに悪影響していると。

それで、70万頭もいるクジラは捕獲しなくても調査はできるという意見もある中で、商業でなく調査捕鯨として日本は南極海でミンククジラを対象に行っている。

欧州では牛肉などで十分でありクジラ肉はいらないという。IWCに加盟していない国は自由に捕鯨しているが、88加盟国のうち、日本やノルウェーなど捕鯨国39、オーストラリア、イギリスなど反捕鯨国49から、反捕鯨が優先している。しかし、大隅氏は陸上の畜産と同様に、海での水産力も許されるから、クジラを育てる牧場を和歌山県大地町に東京ドーム7個分くらいの牧場をつくる計画という。ばらまく環境汚染の餌やりでなく、口に流し込むやり方で飼育するという。貧困国の蛋白源のクジラ肉は大切であり、増えすぎた鹿の食害で生物のバランスが崩れているように、食物連鎖のバランス崩さない範囲で許される。私にはクジラ肉を食べる習慣はないが、自然環境破壊もバランス崩壊もなくして欲しいと願う。