ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

七色野菜スープで健康に:白沢先生後半(再修正)

2015-01-27 09:54:12 | エッセイ
赤のトマト、西瓜、人参などは抗酸化作用でがんを抑制する、また、フィトケミカル(植物の化学成分)の機能性から、ナスや紫芋などは紫外線を浴び、不規則な食事や加齢で抵抗が弱くなったとき、紫色の食品は抗酸化作用で防御、苦み、渋みは眼の疲労の予防に最適である。写真は玉になりかけの現在の白菜と苦みの代表フキノトウで、昨年12月の寒波で成長が遅れている。

木曜金曜の七色スープは、まず、味香りに一癖ある茶色から、ゴボー、クルミ、アーモンド、マイタケやナメコなどの茸類で腸内細菌を保ち、食物繊維が豊富である。

水溶不溶で腸内悪玉を予防するゴボーの味噌汁、皮にサポニンを含むゴボーとネギ汁の一般的なもので抗酸化作用美肌効果がある。また、ゴボーには食物繊維が多く、便秘を抑え、腸内を活性させる。

マイタケとネギの醤油汁、マイタケの石づき(根元の硬い部分)を取り除きネギと合わせて作る。ナメコや納豆のねばりは血糖値を抑え糖尿病予防や大腸がんに効果がある。

栄養の高い白色で熱に強いビタミンCが壊れないジャガイモは余分な塩分を排出し、白菜は高血圧の人に良く、大根は消化吸収を助け、ニンニクで風邪を予防し、ビタミンCを一番多く含むカリフラワースープと玉ねぎのコンソメで煮付け、ジューサーにかけて牛乳と合わせてもう一度に煮付けるスープ。

畑の牛肉黒豆は骨粗鬆症や更年期障害の予防に、カルシウム豊富で骨に最適な黒ゴマ牛乳コンソメスープで、生クリームで整えるものなど。

以上の味噌汁を含む七色スープには活性酸素でさびつく血液の腸内浄化の抗酸化作用を野菜はしているから、バランスのいい七色野菜を取り入れてほしい。好きなものに抑制が効かないときに必要なことは一呼吸おき行動することであり、ねばり苦みのある食品を頂きましょう。

五木寛之「歌の旅びと」第46回香川県編 

2015-01-26 09:50:01 | エッセイ
早春譜の似合う季節、しかし、春眠暁を覚えずのように眠り、今朝も萩本欽一の人間塾を聞き損ねた。

同様に昨日の歌の旅人香川県編を4時半から聞いた。すぐ耳に入ったのが、浜辺の歌で、最後に瀬戸の花嫁で終わった。

須磨佳津江アンカーの香川の特徴をあげて五木さんがうなずき、更に付け加えるものであり、小豆島にはオリーブの木が日本で初めて栽培されたとか、二十四の瞳の舞台などの説明、そして、讃岐うどんの県で有名であるが、トマトとか野菜でも隠れた消費の県であるとか。

麺の消費は一番でも、逆に日本一狭い県であり雨も少なく、テッシュとかビールなどの消費が最も少ないという。

人物でも、空海、円珍、平賀源内(蘭学者、発明家)そして、菊池寛や壺井栄など香川県からは沢山の人物が出ていると。市川歌右衛門や高畑淳子、歌手では笠木シズ子、歌のお姉さん松原美香など、松本明子、中田ボタンなど野球では巨人の水原茂、三原脩、現役松本竜也、中西太と、親が香川出身のかたでは、北大路欣也、萩本欽一、東山魁などである。

下の娘が2,3才と小さい時、金毘羅宮のお参りで右腕に抱っこしてあの石段を上った夏休みの思いでや、瀬戸大橋ができてから2,3度お邪魔しているが、本当に東北人から見ると薄味さっぱりしたうどんには懐かしさが蘇える。

センター試験数学Ⅰ・数学A 

2015-01-25 15:00:22 | 日記
第5問、a=756とし、mは自然数とする。

(1) aを素因数分解すると、a=2・378=2・2・189=2・2・3・63=2・2・3・3・21=2・2・3・3・3・7=2²・3³・7

5この素因数分解から、1この素因数から(1,2,3,7)、2こ(4,6,9,14,21)、3こ(12,18,27,28,42,63)、4こ(36,54,84,189)、5こ(108,252,378)、6こ(756)より、4+5+6+5+3+1=24 a=756の約数の個数は24こである。

(2)√amが自然数になるには、√の中のamがx²(平方数)となり最小になるには、am=2²・3³・7⇒2²・3²・3²・7²より、m=3・7=21は明らか。

√am=Xkとなるには、√am=√a・3・7k²=√2²・3³・7・3・7k²=√2²・3²・3²・7²k²から、m=2・3・3・7k=126kである。

しかし、素因数分解しても、知識だけに終わって、日本の数学教育はその応用に結びつかない。

素因数は数の元素のようなもので、原発事故を考えるうえで、素因数に当たる因数は何かと考えさせることにある。原発を漠然と考えるのでなく、その要素一つ一つを分解して、どうして津波の来ない山に造らないで、海の近くに造ったのか。汚染の範囲が最小ににするためであるとか。

国道6号線その後の実態

2015-01-25 09:40:55 | エッセイ
昨年9/15から、国道6号線が全線開通、月平均11万7000台の通行量で、徐々に増えているという。仙台へ相馬へと今まで飯館を迂回しており、開通で労働力の不足が解消されたという、いわき支局坂本直也さんのお話であった。

いわきから仙台まで170㎞、距離にして30㎞、1時間半の短縮、観光物流で便利になった。迂回での山道が平坦になりアクセルを踏むことも少なくなり疲れなくなったという。

しかし、放射線量の問題で、富岡浪江の14㎞が帰還困難区域で、通行車は窓を開けない、止まらない、バイクでは通行できませんが、実際に大熊の原発の見える6号線の車内で測定すると7.65μSv/hと出ていた。高い所が2か所あり5,6分で通過するので健康には問題ないと政府は見解を示していると。

が、やはり観光面での復興は少ないという。それに、交通量がだんだん増加し、事故が増える恐れもあり、3/1の常磐道、富岡浪江間の開通が待たれる。ここにはトンネルの前に線量値の表示版が設置してあり安心して通行できる。相馬の親戚宅へと1日も早い開通が待たれる。


仲代達矢の夫婦論を聞いて

2015-01-24 09:30:46 | エッセイ
今朝6時台後半、サタデーエッセイ無名塾主宰仲代達矢氏のトークを聞いた。

相変わらず渋い声で、19年前に亡くした妻との夫婦論でもないがと断って、39年間の夫婦生活で一度もケンカをしたことがないと。

1932年東京目黒区生まれ82才の仲代氏はバス運転手の父の転勤で津田沼、小2で父と死別、母が青山の弁護士事務所の留守番役となり、工業学校終戦、いろんな仕事に就き定時制高校を卒業しても定職がなく、映画や芝居見物で感銘、1952年俳優座養成所入所、55年に卒業俳優座入団、七人の侍で台詞なしのエキストラで初主演した。この時黒沢監督に侍の歩き方で怒られたとか。

ろくな食べ物もなく、通勤代も削っての生活、俳優座の女優宮崎恭子さんに夕飯を御馳走、週に1回が多くなりついに、恭子さんを下さい と言ったら、上げられないが嫁に出すと言われたという。恭子さんは演技力で仲代さんに負けると引退、1975年夫婦で無名塾を開き、79年に仲代氏は退団して、恭子さんの脚本演出で、影武者や風林火山での信玄役の違いに納得したり数多くの出演をしてきた。

穏やかな仲代氏も演技の方法で三船や万屋さんと喧嘩しても、妻とはお互いに認め合い一歩引くと喧嘩にならないとう。自己主張の強い夫婦はすぐケンカになるが、そんな映画も制作、こうなって欲しくないという意味でのものと。

最後に、書き物をした妻は、39年の夫婦生活で、サンキュウと書き残していると。素晴らしいトークであった。