オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

バターライス

2009-08-10 | Weblog
8/10(月) 今年の夏も迷走の夏。立秋を過ぎて漸く夏かと思う間もなく大雨、どうなるのやら。

今朝も残り飯が三人分程ある。これをオニギリにしても美味くないだろうと、炒め飯にして再生のこととした。
オムライス・チキンライスは次女の好みだが、今週は夏休みで弁当は不要とのこと。炒飯は先週に作った。

あれやこれや考えるが浮ばない、とうとうバターライスで行くこととした。今にして思えば、ホタテでも入れて深みのある味に仕立てればよかったが、作り始めた時には思い至らずバターと塩・胡椒で味付け、これにピーマン・ジャガイモ・玉葱の刻みを入れたのみ。


お菜は、野菜(長茄子・薩摩芋・パプリカ・小松菜・干し甘えび)と賞味期限が到来した厚揚げの煮物。
これに、牛肉と玉葱・ピーマン炒めの二種。


家人、K君と自分用の三人前のバターライス弁当、これにご飯を三合炊きオニギリ四個を作る。
しかし、この天気では食欲も湧かんだろう・・・。


弁当を作りながら年老いた母のことを思う。

先週、86歳になった母。時折、田舎の野菜などを送ってくるが、中に同封された手紙の字や届く葉書が読みずらい。昔は、もっと綺麗で読みやすい字であった。

本人も自覚しており、字が書けなくなった、料理が出来なくなったと嘆く。

老いというものであろうが、元気だった母の料理・味を覚えている私にすれば、老いることを身近に切実に捉えることとなる。

何れ私も辿る道であろうが、字が書けなくなっても、料理が出来なくなってもいいが、父や母には少しでも長く元気で居て欲しいと願う。

何故か、米を磨ぎながら、弁当を作りながらそんなことを思う時がある。
食と云う、生命に関わる準備由、そんなことが浮ぶのか・・・。




コメント
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