3/1(火) 今日は鶏の唐揚となった。日曜日、弁当用に購った鶏肉の賞味期限が切れるので、どう調理しようかと思案をした。私好みの煮付け、オリーブオイルの香味炒め焼き、根菜との煮物、最後の選択が唐揚である。
家人に何が好いのかと訊ねると「唐揚」とかえってきた。仰せのとおりにと、唐揚を作ることとなった次第。ご飯を炊き、鶏肉を下味の調味料に漬け込む。小タマネギとアスパラ・椎茸を少し素揚げにする。後は、下敷きのキャベツを刻み、定番の卵焼きを作る。以上が、今日のお菜である。
何時ものように三人前の弁当。記念撮影の段となったが、デジカメを会社に置き忘れた。携帯電話で不鮮明な写真となった・・・。
「あ・り・さ・ん・歩」
昨夜、U老分とソバ店「高松」から何時ものチャリンで一杯、仕上げにご丁寧に博多ラーメン(当然、替え玉付き)とビールの肥満コースをこなしてからメトロの人となった。
中目黒で停車中の連絡電車に飛び乗って『一駅分の不足』が過った。次の祐天寺で下車、祐天寺~学芸大学を歩き、2月の予定駅数を消化したのである。
学大では、我が家110歩手前の古本BARにて赤ワインを片手に二階に上がり、暫く本を漁ってから帰宅した。店主は何処ぞでお遊びのようで不在、お陰で早く帰ることができた。
今朝は、鞄と二つ分の弁当袋を手に、片手は傘を差しての徒歩行となった。行き先は渋谷である。10時30分から道玄坂にある某社での打ち合わせ。朝から小雨を衝いてのあ・り・さ・ん・歩。
所要時間を概ね60分と見込む。距離にして4km程か、駅数では僅か4駅である。祐天寺を過ぎる頃から体が温まる。駒沢通り、恵比寿手前の旧山手通から246号玉川通りに出て右折すれば道玄坂上に至った。所要時間は、予測どおりに60分。途中熱くなり、速度を落として汗を抑えた。
訪問先の手前で珈琲店に入り時間調整をする。余裕たっぷりの直出と「あ・り・さ・ん・歩」であった。
「U老分」
Uさんは、今月で71歳となる。従ってU老、或は老分と呼ぶが、老分とは大番頭の意。
我等が愛読書となっている佐伯泰英氏のベストセラー「居眠り磐音」に登場する江戸の老舗今津屋の大番頭が老分さんと呼ばれている(上方では大番頭を老分と云うそうな)。
そんなことから我が社の現役最長老に敬意を表し、此処では老分と呼んでいる。
このUさんが、中々面白く、愉快で、世間をよく知っており、人の気を逸らさない出来た人物である。
この人柄が好きで、閑なときには一緒に一杯やりながら老分の話を聞く。同じような出来事の繰り返しながらも、聞いていると気分が和み、落ち着いた心地となる。
そして老分の出来たところは、人の悪口を言わない・責めない、にあるのではなかろうか。
次回、このUさんから酒の席で聞く話等を、徒然に紹介したい思う。