3/13(日) 幸か不幸か、3/11(金)に発生した未曾有の地震のことは、高知・安田の町で知った。金曜日、昼前の飛行機で帰省した。3時前に安田の町で夕食の買い物をと海沿いにある町営の店に立ち寄ったところ、サイレンが鳴り、町営の広域放送が津波警報を発していた。
ノー天気に「地震の情報も無いのに、どうしたのかな?」と言っていると、携帯が鳴った。東京にいる次女がいきなり「大丈夫なの?」と言う。
今、高知だよと言うと「外出で街を歩いていたら凄い地震で歩けないぐらい、窓ガラスが割れているビルがある」と云う。何をノンビリしたことを云ってるのと叱られてしまった。(後で確認すると、14:53分の着信であったが、この早い連絡に助けられた)
直ぐに、会社に電話を入れた。何人かの携帯に掛け、漸くAkagiに繋がった。訊くと衝立が倒れ、書類が散乱したとのことだが怪我人は無いと云う。また連絡を入れると切ったが、結局つながったのは夜遅く、それも公衆電話からであった。
一応全員の安否確認が取れ、家族も概ね大丈夫だとのことでひと安心する。電車が動かないので、今夜は何人か泊り込みだとのこと・・・。火急の折に不在で、何とも申し訳ない。
深夜までTVの報道番組に釘付けとなった。災害の怖さをまざまざと見せられるが、為す術なしである。
それにしても、何と云うタイミングの良さか悪さか。帰省の便が午後遅くであれば空港に足止め、しかし其処からであれば会社に向かうことは出来た・・・。
今夕帰宅すると、次女が転倒防止の金具等を買ってきて取り付けている最中であった。地震の直後、家族全員に連絡を入れたのも次女だとか、妙な処に気が廻る。
昨夜から今日にかけ、遠方の友人達から安否を問わす連絡を頂戴する。「いや~実は高知に居て」とは、何とも間の悪いことではあったが、ありがたい。お陰さまで、会社も家族も皆元気です。