今回の八丈島訪問の最大の見所となったのが「TEPCO八丈島地熱館」だった。発案は、同行のT氏、熱供給会社の社長を務めており関心が高いのも頷ける。
島では、黄八丈とかクサヤ・樫立て踊りや釣り・植物園にいるキョンとか等幾つかのチェックポイントがあるが、外してはならない一つが、関東エリヤ唯一の此処の「地熱発電所」だと、私は思うが。
環境に優しい、地下エネルーギー利用への関心、その仕組みを知る、またとない機会ともなる。また、風力発電の風車が一基、敷地内にあるが、この日は風が強くて止めていた。右の写真は、入館記念のメタル。50気圧の圧力を掛て島の部分を立体にした。
感心した要素として、親切・懇切で見事な説明をして下さる案内嬢がいたことが大きいかもしれない。簡潔で非常に分かり易い説明、話の間の絶妙さ、爽やかでフレンドリーな応対。仕事柄色々な展示会・イベント・展示施設を見る機会があるが、この方には、近年希なる清々しさを覚えた。
「八丈島地熱館」の見学を終えて、宝探しイベントに戻る。発電所の直ぐ下に、第三のチェックポイント「あぐりま~と」があった。此処は、温室の植物園。色々な熱帯植物が植わっている。(パッションフルーツ・ジュースを買うなら、此処が断然お得)
ストレッチア 未だ青いがマンゴー
此処で、キワードの石を探して小道を遡ると、遥か向うの山の上から「滝」が落ちているのが見えた。大雨の後でしか見えない幻の滝だ。山のオゾンと珍しい景色、ちょっと得した気分になった。小さな橋の袂で石を発見。
そして最後のチェックポイント「裏見ヶ滝」(ウラミガタキ)へと向う。此処は、国道から藍ヶ江港に至る小道を下る途中にあり、山道を少し登る。以前に見ているが、小さな滝でわざわざ見に行く程とは思わない。むしろ、この滝への入り口となる、道路の直ぐ下にある「裏見ケ滝温泉」が素朴で長閑な佇まいを見せ、私は好きだ。但し、この温泉は水着着用の混浴風呂なので水着をお忘れなく。
温泉入り口 温泉は谷の上
この滝と温泉の駐車場がチェックポイント。キワードが置かれた場所のヒントを発見。キーワードは、藍ヶ江港(アイガエミナト)の入り口にある「足湯温泉」か、手前の「やすらぎの湯」と見当をつけ、そのまま狭い道路を下り港に向う。この港は、釣りの好ポイントとかで、J氏が海を見下ろしてワクワクしている。とうとう一人で、港の方まで、下っていった。
キワードの石は、「足湯きらめき」の直ぐ脇にあった。これで、四つ全てのキワードが揃った。
藍ヶ江港を見下ろす 港の外海に荒波が!