昆虫など生きものは好きですが、それほど詳しく知っているわけではありません。この弱点は利点でもあり、自分にとっての「新種」(初めて意識して見る種類)に出会う機会が多くなります。特に小さい昆虫などは、よく「新種」に出会います。
今回は、何気なく視線を向けた葉の上にとまっていた昆虫です。初めは、目が大きいのでアブの仲間だと思ったのですが、よく見ると透き通った翅の小さなセミのようで、初めて見る「新種」です。図鑑やウェブサイトで似た種類を探し回り、カメムシ目(半翅目)ヒシウンカ科のオオヒシウンカにたどりつきました。
オオヒシウンカは、「12~13mm.本~九.ネムノキにつく」(『昆虫図鑑採集と標本の作り方』)そうです。
《葉上のオオヒシウンカ 2014/07/08》