富山県にはほとんどない山深い高原の雰囲気にふれるため、毎年のように岐阜県の「山之村」に出かけています。「山之村」は、「岐阜県飛騨市神岡町内にある、高地(標高約1000m付近)に集まった7つの村落(伊西、森茂、岩井谷、下之本、瀬戸、和佐府、打保)の総称で…地図や住所には山之村という地域は存在しませんが、昔からそのように呼ばれて」(ウェブサイト『山之村地区のくらし調査』2014/07/16)きたそうです。
山之村キャンプ場を散策していると、天蓋山(1527m)への登山道の入り口近くにある炊事棟に、たくさんの蝶が集まっていました。富山県ではそれほど多くない(と思われる)キバネセセリも、10数頭の♂が、煉瓦ブロックやコンクリート床から何かを吸っていました。キバネセセリのほか、ミドリヒョウモン、サカハチチョウ、アカタテハ、エルタテハ?もこの炊事棟に集まって、木材や煉瓦、コンクリートから何かを吸っていました。
《炊事棟の煉瓦ブロックから何かを吸っているキバネセセリ♂ 2014/07/12》
《炊事棟の煉瓦ブロックから何かを吸っているキバネセセリ♂ 2014/07/12》
《炊事棟のコンクリート床から何かを吸っているキバネセセリ♂ 2014/07/12》